6.魔法スキル
さっそく、辺りを確認する。
今は、レベル1の為、気配察知の有効距離は、半径3メートルほどだ。
少し歩き、範囲内に、モンスターらしき反応を察知する。気配遮断を使い、確認すると、スライムを発見。
核へ攻撃し、魔石を落とす。それを拾い、再び探索を始める。
その日も、日が暮れるまで、探索をし、レベルを1つ上げた。ゴブリンを倒すには、まだ、勇気が湧かず、また、準備もしていなかった為、今回は、見送った。
町に戻った俺は、今日も道具屋へむかった。
薬草や魔石を売り、明日のため、火打ち石と解体用の短剣を購入した。
そのまま、家に帰宅し、家にあったものを食べ、装備の手入れを行う。
手入れを終えた、俺は、ステータスの確認を行う。
「ステータスオープン。」
名前:カズハ
種族:人間
性別:男
年齢:8
レベル:2
称号:転生者
体力:40/110
魔力:30/80
スキル:鑑定 偽装 気配察知 気配遮断
エクストラスキル:創造
前回のステータスを、思い出しながら、どのくらいUPしたのか、確かめた。また、前回は嬉しさで気づかなかったが、レベルアップしても、全回復はしないみたいだ。
ステータスを確かめた俺は、次に、創造を発動し、スキルを創造する。
『スキルを、創造しました。』
会得するために、必要な消費レベル:1
【無属性魔法】 ・・・ 詠唱を必要としない魔法。身体強化など覚えられる。
運良く、消費レベルが、1だったため、会得する。
『スキル"無属性魔法"を会得しました。』
さっそく、スキルボードを確認する。
名前:カズハ
種族:人間
性別:男
年齢:8
レベル:1
称号:転生者
体力:40/90
魔力:30/60
スキル:鑑定 偽装 気配察知 気配遮断
魔法スキル:無属性魔法
エクストラスキル:創造
新しく、魔法スキルが増えており、ステータスの減少も、4割程だった。
今回だけなのか、今後もなのか、消費レベルによって違うのか、まだまだ、分からないことだらけだが、全部減少するわけではないと、分かって、安心した。
スキルボードを消し、俺は、明日の事について考える。
明日は、スライムではなく、ゴブリンを相手にしようと思う。その為、必要な物も用意した。
より多くの経験値を稼ぐために、決意した。
考えが、まとまった俺は、そのまま、眠りについた。