17.裏階層攻略2
目が覚めた俺は、ご飯の用意をする。
なにも食べずに寝たから、お腹がペコペコだ。
ご飯を済ませた後、早速、スキルボードを確認する。
名前:カズハ (カズハ)
種族:人間 (人間)
性別:男 (男)
年齢:8 (8)
レベル:35 (35)
称号:転生者 (なし)
体力:12530/12530 (6380/6380)
魔力:7870/7870 (1680/1680)
スキル:上級鑑定 偽装 気配察知 気配遮断 危険察知 テイム 剣術 異次元ボックス、無詠唱 (剣術 テイム)
統合スキル:盗賊王 (なし)
耐性スキル:対物耐性 対魔耐性 全状態異常無効 (なし)
魔法スキル:無属性魔法 空間魔法 (なし)
スペシャルスキル:限界突破 経験値獲得超倍加 (なし)
エクストラスキル:創造 (なし)
名前:オグル
種族:エヴォリュシオンスライム
性別::♂
レベル:78
称号:カズハの従魔
体力:5380/5380
魔力:8860/8860
スキル:吸収 擬態 無詠唱
魔法スキル:全属性魔法 ー上ー
スペシャルスキル 超覚醒
ランク:SSS
名前:アンジュ
種族:エヴォリュシオンスライム
性別::♀
レベル:78
称号:カズハの従魔
体力:4130/4130
魔力:10750/10750
スキル:吸収 擬態 無詠唱
魔法スキル:回復魔法 ー上ー 聖属性魔法
スペシャルスキル 超覚醒
ランク:SSS
オグルとアンジュも、出合った頃に比べると、格段に強くなった。
確認が、終えた後、転移魔法陣の上に乗り、6階層へ転移した。
転移した先は、先程の洞窟とは違い、青い空に生い茂る木々たち。なんと、森だった。
地図化を使う。
洞窟とは、違い、次の魔法陣がありそうな部屋は、森の最奥にあるみたいだ。
直線に進んでも、かなりの距離がある。
気配察知にも、数多くのモンスターの反応がある。
さらに、気を引きしめて、探索を開始する。
すぐ、複数体のモンスターを発見し、鑑定を使う。
名前:なし
種族:フォレストモンキー
性別::♂
レベル:35
体力:4800/4800
魔力:680/680
スキル:投擲 ひっかき
ランク:C
【フォレストモンキー】 ・・・ 森に棲息する、猿型のモンスター。高い知能をもつ。
【投擲】 ・・・ 物を投げた際、命中率アップ。
【ひっかき】 ・・・ ひっかき攻撃時、ダメージ小アップ。
俺は、空間魔法"ワープ"を使い、確実に攻撃を加えつつ、撃破していく。なんなく倒し、先へ進んでいく。
少し開けた場所に出た。中央には、大きな木があり、その根元に何故か、宝箱がある。
この開けた場所に、モンスターの反応はない。
宝箱に近づき、確認する。鍵がかかっている。
解錠し、中を確認しようとした際、危険察知が反応する。すぐに飛び退くと、先ほどの宝箱が、襲ってきていた。
リカバリーソードを構え、鑑定をかけると、
名前:なし
種族:トラップボックス
性別::ー
レベル:40
体力:3200/3200
魔力:1680/1680
スキル: 噛みつき
魔法スキル:空間魔法
ランク:C
【トラップボックス】 ・・・ 宝箱のモンスター。しまっている状態だと、気配察知などに、反応しない。
【噛みつき】 ・・・ 噛みつき攻撃時、ダメージ小アップ。
俺と同じで、空間魔法を使うみたいだ。
先ほどの攻撃時も、たぶん、ワープを使ったのだろう。面倒な相手だなと、思いながら、こちらもワープを使い、攻撃を仕掛ける。
しかし、案の定、トラップボックスも、ワープを使い躱してくる。何度かやっても同じ結果となった。
あることを思い付いた俺は、攻撃を諦めて、敵の攻撃を待った。
トラップボックスは、痺れを切らしたのか、ワープを使い攻撃をしてきた。
危険察知で攻撃のタイミングを見計らい、カウンターを叩き込む。
倒しきれなかったようで、先程の思い付いたことを、試してみる。
オグルの火魔法 "ファイアーランス"を複数個展開し、一斉にトラップボックス目掛けて放つ。
先程の攻撃同様、ワープで躱されるも、今度は、気配察知を使い、ワープ先を特定。
そこに、ファイアーランスをワープさせる。
ワープされたファイアーランスまで、躱しきれなかったようで、全弾命中し、光の粒子となり、消えていった。
そこには、ドロップアイテムとして、魔石と指輪が落ちていた。早速鑑定を使いかける。
【フォーチュンリング】 ・・・ 身に付けているだけで、幸運アップ。また、取得経験値2倍。(ランク:S)
かなりいい、アイテムがドロップした。
早速、装備し、今日は、ここで、休むことにした。
その後も、俺は、探索を続けた。森だけあってか、森林などに棲息するモンスターが多かった。
とうとう、10階層のボス部屋まで、たどり着いた。何ヵ月かかったか、わからない。ついたその日は、1度休息をとりボスへと挑んだ。
10階層のボス、コカトリス(ランク:A)を撃破した。石化等の状態異常攻撃があったが、全状態異常無効のおかげでなんなく倒せた。
そんなことを、考えていた際、俺の腕が光だした。正確には、俺の腕に装備されている、オグルたちがだ。
すぐに、オグルたちに擬態をといてもらう。
鑑定を使うも、特に変わった様子はない。
しいて言うなら、先程の戦いで、レベルが100になっていた。
どんどん、光が強くなり、俺は、腕で顔を覆う。
少しして、光がおさまり、オグルたちを見ると、体の色が変わっていた。
元々は、透明だったオグルたちが、オグルは黒色のスライムに、アンジュが白色のスライムになっていた。
鑑定を使い確認する。
名前:オグル
種族:デビリースライム
性別::♂
レベル:1
称号:カズハの従魔 悪魔の祝福
体力:4800/4800
魔力:23500/23500
スキル:擬態 無詠唱 魔力回復
魔法スキル:全属性魔法 ー極ー
エクストラスキル:完全吸収 魔法融合
ランク:???
名前:アンジュ
種族:エンジェリースライム
性別::♀
レベル:1
称号:カズハの従魔 天使の祝福
体力:4550/4550
魔力:28500/28500
スキル:擬態 無詠唱 魔力回復
魔法スキル:回復魔法 ー極ー 聖属性魔法ー極ー
エクストラスキル:完全吸収 死者蘇生
ランク:???
いろいろととんでもない事に、なっていた。
種族も変わっている。詳細を確認してみる。
【デビリースライム】 ・・・ スライムの新な進化先。進化の恩恵で称号に悪魔の祝福を得る。
【悪魔の祝福】 ・・・ 魔法攻撃威力、大アップ。
【魔力回復】 ・・・ 魔力回復速度アップ。
【完全吸収】 ・・・ 自分より低いレベルの人・モンスターの物理・魔法攻撃を全ての吸収する。
【魔法融合】 ・・・ 魔法を融合する事が、出来る。
【???】 ・・・ ランクSSSを超えた存在。
【エンジェリースライム】 ・・・ スライムの新な進化先。進化の恩恵で称号に天使の祝福を得る。
【天使の祝福】 ・・・ 回復・聖属性の魔法の威力大アップ。
【死者蘇生】 ・・・ 死んで、1日以内の人を蘇生することが出来る。
進化して、スキルもかなり、強化されている。たぶん、超覚醒のおかげだろう。ランクもSSSを超えてしまっている。
俺も、オグルたちに負けないくらい成長していこうと、心に決めた。




