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14.ダンジョン攻略5

  少しして、前の冒険者が転移していった。

  転移魔法陣を確認してみるも、先程同様、反応しない。転移魔法陣が使えるまで、近くのモンスターを倒し、レベルを上げておく。

  少ししても、転移魔法陣は反応しないため、体を休める事にした。

  自分で思っているより、疲れがたまっていたのか、目を閉じたら、すぐに眠りについた。


  目覚めたときには、少し気が抜けすぎかなと思いながら、オグルたちに、状況を確認する。

 モンスターの襲撃はなかったが、何組か転移魔法陣で転移していったとのこと。かなり、眠っていたようだ。

  魔法陣を確認してみると、まだ反応しないようだ。

 その間に、しっかりと食事を済ませる。

  食事が終わり、転移魔法陣を確認すると、転移可能みたいなので、転移魔法陣の上に乗り、5階層(ボス部屋)へ、転移する。


  少しひらけた場所に転移した。

 目の前には、道中出くわした、ゴーレムよりも、大きな扉があった。この先に、ボスがいるのだろう。

 すぐに、ボス戦に入るものだと思っていたが、違ったようだ。

  再度、周りをよく見てみると、扉とは、反対側の壁が気になった。確認してみると、隠し扉があった。

  中に入ると、以前見つけた宝箱より豪華な宝箱が置いてあった。

 早速、確認すると、やはりと言うか、鍵がかかっている。解錠を試みる。

 解錠の際、今回の宝箱には、罠が仕掛けられており、慎重に解錠した。

 無事に解錠でき、中を確認すると、1枚の紙が入っていた。

  特に何かが書かれている訳でもないようだ。

 鑑定を使って確認する。


【裏階層へのチケット】 ・・・ これを、持ったまま、最上階層、最下階層のボスを倒すと、裏階層への転移魔方陣が出現する。1度使用すると、消える。また使用せず、ダンジョンより出た際も、消える。


  俺は目を見開き、驚いた。

 まさか、裏階層なるものが存在するなんて、思ってもみなかった。

  チケットを異次元ボックスに直し、部屋を出る。

 すると、今まであった扉が消えた。確認してみるも、なにもなかった。

  俺は、気合いを入れ直し、ボスへ挑戦するため、扉の前まで移動する。扉を開け、中へと入っていった。


  目の前には、かなり広い空間があり、その真ん中で、人型の牛が斧を持ったまま、そこに立っていた。まだ、むこうは動き出す様子はない。

 俺は、鑑定を使い、確認する。


 名前:なし

 種族:ミノタウロス

 性別::♂

 レベル:35

 体力:6680/6680

 魔力:120/120

 スキル:斧術 咆哮 突進

 ランク:C


【ミノタウロス】 ・・・ 牛の頭を持つ、人型のモンスター。


【斧術】 ・・・ 斧を効率よく扱う事が出来る。


【咆哮】 ・・・ 咆哮発動時、自分より、レベルの低い相手は、一時的に体が動かなくなる。


【突進】 ・・・ 直線にむかって、突っ込んでくる。その際、威力極小アップ。


 やはり、ボスだけあって、今まであったどのモンスターより、強い。

 魔力はそうでもないが、体力に至っては、俺より高い。しかも、レベルも俺より高いため、咆哮スキルがかなり、厄介だ。

 俺は、身体強化を行い、リカバリーソードを構える。

 すると、今まで動かなかった、ミノタウロスが雄叫びをあげる。


「ヴォォォォォォォ。」


 その瞬間、体が硬直し、動けなくなる。

 ミノタウロスは、その隙を見逃さず、俺めがけて、突進してくる。

 とっさに、ミノタウロス目掛けて、オグルの火魔法 "ファイアーボール"を複数個展開し放つも、直撃しているはずなのに、ミノタウロスはそのまま突進してくる。

 それでも、少し勢いを殺せたのか、最初よりスピードは遅くなった。そのおかげで、硬直がとけ、体をひねり、直撃を避ける。完全に避けきれなかったため、俺は、数m程吹っ飛ばされる。


 すぐさま、体勢を整えるも、体が所々痛い。

 アンジュに回復魔法も、継続的にかけてもらい、徐々に痛みは、引いてくる。

 その間にも、ミノタウロスは迫ってきており、俺めがけて、担いでいた斧を振り下ろしてくる。

 それをギリギリで避け、わき腹へ、一撃加える。

 思ったより、硬く、致命傷にはなっていない。

 すぐに、距離をとろうとするも、ミノタウロスはすぐに詰めて斧を振ってくる。時折、咆哮も使ってきて、攻撃の手を緩めない。

 そんなギリギリの攻防が、何十分と続く。

 なんとか、致命傷を貰うことなく、戦闘を行っている。ミノタウロスにも致命傷を与えられていないが、少しずつ体力は削れていっている。

  俺は、ミノタウロスがある程度の、パターンを繰り返していることに気付き、チャンスの機会をうかがう。

 少しして、そのチャンスが到来した。

  ミノタウロスは、雄叫びをあげようとする。

 俺は、ミノタウロスが咆哮スキルを使おうとする瞬間に、オグルの魔法を、複数展開する。


「ヴォォォォォォォ。」


 ミノタウロスが雄叫びをあげ、突進の体勢に入る。

 俺は、体が硬直するも目を閉じ、複数展開していた、魔法の1つ光魔法 "フラッシュ"を発動する。

 ミノタウロスは、フラッシュを浴び、目を押さえている。

 その隙をつき、2つ目に展開していた、水魔法 "ウォーターボール"をぶつける。

 ぶつけ終わると、最後に展開していた、雷魔法 "サンダーランス"で畳み掛ける。

 それでも、倒しきれなかったため、硬直のとけた俺は、全力で身体強化を行い、リカバリーソードをミノタウロスへ振り落とし、止めを刺す。

 ミノタウロスは、光の粒子になって消えていった。


 無事に倒すことが出来た俺は、その場に寝転んだ。かなりレベルアップした。

 息を整えてから、ドロップアイテムを確認する。

 なんと、2つもドロップしていた。


【ミノタウロスの角】 ・・・ ミノタウロスの中で1番硬いとされている角。(ランス:C)


【ミノタウロスの戦斧】 ・・・装備者の力を極小アップ。(ランス:C)


 ドロップアイテムを、異次元ボックスへしまい、中央をみると、転移魔方陣が1つ出現している。

 たぶん、外に転移するための、魔法陣だろう。


 俺は、あるアイテムを使用するため、魔法陣には乗らず、少し離れる。

 他の冒険者に悪いと思いながらも、俺は、その場で、眠りについた。

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