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10.ダンジョン攻略 1

  翌日、起きた俺は、まず、道具屋や食料店へむかった。今日から、ダンジョンへ潜ろうと思うからだ。

  買い物を終えた俺は、荷物を異次元ボックスへなおし、ダンジョンへむかう。

  行く途中、戦士みたいな人や、ローブを来ている人など様々な冒険者たちがいた。やはりと言うか、皆パーティーを組んで挑んでいるみたいだ。

  最初は、俺もパーティーに入れて貰おうと、考えていたが、よく考えると8歳の俺を入れてくれるのかと思ってしまった。また、今後の事を考えて、トラブルを避けるべきだと判断し、ソロで挑む事にした。


  そんなことを、考えていると、ダンジョン入り口に到着した。見た目は完全に、盛り上がった洞窟だ。

  気合いを入れ直し、ダンジョンへ突入した。

 入ってみると、薄暗いところはあるものの、松明がついているわけでもないのに、なぜか、明るかった。

  2階層への、転移魔法陣を探しながら、探索を始める。慎重に探索しながら進んだ。

  少しして、目の前に、スライムが現れた。見た目は、普通のスライムのようだ。

  ショートソード引き抜き。鑑定を行う。


 名前:なし

 種族:ダンジョンスライム

 性別::♂

 レベル:1

 体力:5/5

 魔力:0/0

 スキル:なし

 ランク:F


  すぐさま、種族の詳細を確認する。


【ダンジョンスライム】 ・・・ ダンジョンでのみ、生息するスライム。ダンジョンモンスターは、ダンジョンの外に出ることは出来ない。


  ダンジョンスライムは、俺めがけて、突進してくる。

  俺は、その突進を利用し、核めがけて刺突を行う。無事、倒すことが出来たのか、光の粒子になって、消えていった。

 辺りを確認するが、ドロップアイテムは魔石だけのようだ。

  それを回収し、探索を継続する。

 その後も、何度か戦闘を行う。主に、ダンジョンスライムが多く、たまにダンジョンゴブリンが出てくる位だった。

  少しして、2階層への転移魔法陣の部屋を見つけた。

 一応、アンジュの回復魔法 "リカバリー" を自分にかけ、1度休憩をとる。休憩の際にご飯を食べる。

  しばらく休憩し、2階層への、転移魔法陣の上に乗る。

  乗った瞬間、魔法陣が輝きだし、2階層へ転移する。


  2階層に到着し、探索を始める。

 1階層と比べ、分かれ道を多く、下への階層の魔方陣を探すのに、時間を要した。

 無事に、3階層への、転移魔法陣の部屋を発見する。

  2階層でも、何度か戦闘を行った。スライムの数が減り、ゴブリンとの遭遇率が上がった。

 また、ここまでの探索で、トラップや宝箱は、まだ、見つかっていない。

  ドロップアイテムについても、まだ魔石のみだ。ドロップアイテムを期待していたので、少し残念である。


  初めての、ダンジョン攻略のせいか、いつもより、疲れが出ている。

  3階層からは、ランクの高いモンスターが出現すると聞いたことがあるため、1度、転移魔法陣の部屋から出て休める場所を探す。

  少しして、通路からは視角になっており、体を休めれそうな場所を、発見する。

  そこで、腰をおろした。

 ごはんを済ませ、スライムたちに見張りをお願いして、俺は、眠りについた。

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