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免停女神と奔走譚  作者: SAN値直葬
家に女神がやって来た
11/12

11 旅に出る、打ち切りではない

エピローグみたいなもの

現在俺は簀巻きにされて天井から吊るされている。


「なあ、何でこの部屋吊るす用のフックが設置されているんだ?」

名も知らぬギルド職員に聞いてみる。

「それはギルド長を吊るすためにあるのですよ、たまに暴走するので」

十中八九俺のお茶目(笑)な悪戯のせいだな。

「教えてくれてありがとう、名も無き人よ」

「私の名前はアミスです、さあレイヴンさんギルド長に何をしたのか話してもらいますよ」

アミスというらしい、女の人だ。


「話す前に降ろして貰えないですか」

「駄目ですよ、これは尋問です」

ちなみに俺と一緒に簀巻きにされたギルド長は解放され、アミスさんとは別の職員に泣きついている。

「ギルド長に聞けばわかるでしょうに」

「今のあの人に何を聞いても無駄ですので」

でしょうね!

「簡単に言うとだな……乙女脳」

「......なるほど、大体わかった」

呆れすぎて口調がディ〇イドになってますよ。


乙女脳(ギルド長)をいじるのはやめてください」

「それは安心しろ、旅に出るから」

そう旅に出る、因子回収する為だからしょうがないね!

前から旅したかったんだよな。

「あなたのような優秀な冒険者が街からいなくなるのは残念ですね」

「C₊に何を言う」

「じゃあランクアップして下さい」

「断る」

「分かってましたよ……はあ…」

そろそろ降ろしてくれないかな?


「ああ、疲れた」

背を伸ばしながら家に帰る。

「あっ、お帰りなのです」

「お帰り」

「お帰りなさーい」

アリア、リサ、ノエルの三人が食堂で出迎えてくれる。


「ただいま、それと明日旅に出るわ」

唐突にぶっちゃける。

「へーそうなんだ、私たちもついて行っていいの?」

何かワクワクしてるノエル。

「いいぞ。基本旅行だ、行先は特にないが」

「じゃあついてく」

「私も行くのです!」

「当たり前だろうが」

貴様に行かないという選択肢は元から無い。

「リサはどうする?」

もう一人はどうするのかな?

「私も行こうかな」

俺を入れて4人か。


「よし準備…は明日でいいか、朝にここ集合で」

「わかったのです」

「分かった」

「りょーかい」

解散!!


「ところで私はどこで寝ればいいのです?」

確かにな。

「宿の部屋なら空いてるぞ」

「1人で寝るのは寂しいのです」

子供か?…子供か。

「なんだ?添い寝でもしてほしいのか?」

からかうように尋ねる。

「それじゃあお願いするのです」

マジかよ。


「そうか、じゃあ母さんに言っといてやる」

「それで我慢するのです」

何故に上から目線?


母さんといえば旅に出ることを説明せねば。

「母さーん、明日から旅に出るからー!それと今日コイツと添い寝してやってくれ」

厨房に母さんがいたので手伝うために入りながら説明する。

「あら、そうなの?気を付けて行くのよ。添い寝ね、レイも一緒に寝る?」

添い寝に食らいついてきた、面白がってるだけだろうけど。

「するわけないだろ?」

「残念、貴方名前は?」

全く残念そうじゃないな、後アリアの紹介忘れてた。


「わ…私はアリアっていうのです」

少しオドオドしながら自己紹介するアリア、急に人見知りしたな。

「何でそんな緊張してんだ?」

「さ…さすがにお義母様には緊張するのです」

「お義母様て……」

どういうこっちゃねん…。


「ふふ、アリアちゃんね。私はレイの母親のサーシャです、私のことはママって呼んでね」

微笑みながらウィンクする。

「うん、頑張れ…アリア」

母さん娘欲しがってたから、何かもうニヤニヤしてるし。

「どういうことです?」

HAHA✰


======================翌朝========================


「そろったな、じゃあ母さん行ってくる」

「ちゃんと帰ってくるのよ?」

「分かってる」

「いってらっしゃい」

「行ってきます」

朝になってノエルを起こしたりアリアの髪すいたりした後リサと合流し宿を出る。


「ようし、準備というか買い出しだな」

「何を買うのです?」

「テントとかの野営グッズに食料、それとアリアの着替えぐらいか」

アリア以外のメンバーはある程度準備している。

「いっぱい買うのです」

「欲しいものが有ったら言え変な物じゃなきゃ買ってやるから」

釘指しとかないと不自然な音のする箱とか持ってきそうだからな。

「お金は大丈夫なのです?」

「気にすんな」


ちなみにこの世界の通貨はウルという硬貨でやり取りされている。

10進法で賤貨、大賤貨、銅貨、大銅貨、銀貨、大銀貨、金貨、大金貨、紅貨、大紅貨、

の順で大きくなる、価値としては1賤貨1円位だ。


それで今は買い出しを終え昼頃、北門前にいる。

買ったものとしては、テント2つ、干し肉等の保存食、全員分の外套、調理器具、頑丈な馬車、馬

桶、アリアの着替え等。

「買い忘れとかないよな?」

最終確認をする。

「ないと思うよ」

「大丈夫だよ」

「なのです」

最後のは返事か?


「それで、何処に行くの?」

「とりあえず王都だな」

近いし。

「それじゃあ、王都にしゅっぱーつ!」

「御者は誰がする?」

「俺がやるよ」

御者台に乗り、馬を歩かせる。

「王都までは1日ゆっくり行くから着くのは明日の昼だな」

のんびり行きますか。


緩い感じで因子回収の旅が始まった。

何か忘れてる気がするが。




「サポートするために派遣されたのですが…どこに行ったのでしょうか?この街にいると聞いたのですが……」




新キャラ、出会いは近い

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