眠い。
これは高校1年生の私が実際に体験した日常をエッセイにしたものです。ほのぼのとした気持ちで読んで頂けたら幸いです。
眠い。全身疲れが溜まっていてダルい、激しい睡魔に襲われたので、私はベットに横たわって寝ることにした。しかし、明日のテストの圧力が重くのしかかってくる。それはまるで、バラバラに置いてあるレンガの上に寝ているようにぎこちなくて眠れない。やっぱり私はテスト勉強をやろうと思って起き上がろうとしたのだが、疲れている体が言うことを聞かなかったので、私はしばらくベッドの上でぼんやりと横たわっていた。その間、私の脳裏には明日の期末テストのことが浮かんでくる–コミュ英–数学I–現代国語....今やらないと私は赤点になり、補習授業を受ける危険性がある。やりたくないけれど、やらないままでいると不安が募るばかりだ。
やがて再び猛烈な睡魔が私を襲ってきた!(あァ...眠い!寝ちゃう...眠ってしまったらやる時間がなくなる!)きっと、この時の私の姿を誰もが見ても、トドのようにベッドの上で安らかに眠っているように見えるだろう。だが、この時の私は激しく睡魔と死闘を繰り返していたのだ!やがて私と睡魔の攻防戦は約1時間が経過した。それから、私は母に見つかり、勉強するよう言われて叩き起こされた。
しぶしぶベッドの上から降りて私はベランダの方を見た。ベランダから見る夜の景色は真っ暗だった。(やばい!早くやらなきゃ!)
急いで私は冷蔵庫の中からコーヒーを取り出し、コップのコーヒーを思いっきり口に流し込んで睡魔を押し殺した。コーヒーのおかげで睡魔がなくなり、勉強がやれそうな気がしてきた。(今宵遅くまで起きてやろう!)私は机の上に教材を置き、椅子に勢いよく腰かけた。
あれから何時間が経ったと言うのだろうか?気がついたら私は机の上に顔をうずくまっていた。慌てて私はベランダの方を見た。ベランダから見る外の景色は真っ暗ではなく、まぶしい太陽の光が当たっている見事な趣き深い景色だった。私はこの瞬間、ふとある言葉が頭に浮かんだ。寝過ごした…出来るだけあれからのことの事を思い出してみると、あれから私は椅子に勢い良く腰を掛けて勉強したのだがだんだん勉強のやる気が失速していき、眠くなったので、私は
机に頭を伏せていたら、朝まで寝過ごしていたのだった。私はこの時、やるせない気持ちと悪い点数であろうテストの結果の事を思って、1人頭を抱え込んでいた。色々な後悔が頭の中に出て来る。だが、どれだけ後悔が大きくても何も変わらない事が分かっている。前向きな姿勢で私は今回のテストは諦めて、「仕方がない、次のテストからがんばろ」
私は大きなリュックを力一杯背負って家のドアを開けていつも通り高校に向かってテストを受けた。
あれから、テストが先生の手から私に渡された。私はテストの点数が他の人に見られないように、折りたたんでから慎重に受け取ったて私は机に座った。流石にテスト勉強をしてないだけあって、テストでは私が知らない記号や語句ばかりだった。私は後ろの人の目を気にしながら、折りたたんだテストの解答用紙を恐る恐る開いた。その瞬間、私の視界にテストの解答用紙が広がった!
私の視界に広がるテストの解答用紙は、赤い丸ではなく、見事な赤い流れ星を満開に咲かせていたのだった。