アルキメデスに聞いてみよう!?
並々と湯を張ったバスタブに崩れるように身体を沈める。
自分と同じだけの量の湯が音をたてて一気に流れ出ていく。
アルキメデスの法則はなんとも贅沢な一瞬だ。
「くぅわ~」
思わず漏れる声とともに心の中に張り詰めていた緊張の塊も出ていったみたいだ。
生き返るとはまさにこのことだよ。
熱めの湯の中に全身にまとわりついていた疲れが溶けだしていくようで非常に心地良い。
冷えた身体を湯が優しく包んでくれる。
極楽、極楽。
今日は本当に疲れた・・・
なにしろこの雪の降りしきる中で重いものを運んだり使い慣れないシャベルで作業をしたり・・・
日頃デスクワークしかしていないから、一日だけとはいえ肉体労働はかなり堪えるわ。
やっぱり一仕事終えたあとはお風呂が一番だね。
湯舟サイコー!!
それにしても、、、
同じ50㎏弱の重さ、以前は楽々と持ち上げられたのになぁ。
どうして人間は意識が無くなるとあんなに重たくなるんだろう。