第57話
翌朝 みんな事務所に集まった。
ボクは思った事を言った。
「敵の人達なんか段取りというかテンポ速くないですか!」
「確かにうちも思ったよ!」
「でも、どうしてでしょうか?」
とリリベルさんが言う。
するとルカさんは探偵の帽子を被り、
「これは事件だな!」と言う
(え?何が始まるの?)
続けてルカさんは
「俺達が脱走して、そんなに時間が掛かってないのに対応できたか…それは…鹿嶋さん!貴方がこの事を伝えたんですね?」
「ルカさん鹿嶋さんはずっとぐったりしてたのに」
「ぐったりしてるのになんですんなりと村長達の前に来て銃を突きつけたのか…」
みんなは息を呑む
「鬼なのに〜何で素手で殴らないのか疑問に思わなのかな〜しかも、何故銃を持っていたのか不思議だと思わない?」
その場の全員が納得する。
「それで、鹿嶋さん…いや、村の人」
鹿嶋さん?が黙り込む
「…白状するは!そうよ私よ!」
(あっさり白状した…)
「そしたら、鹿嶋さんは!鹿嶋さんはどこに?」
「山ん中で迷ってんじゃねぇか?」
とルカさんが言う。
「はぁ?」
偽物以外と言った。
「多分なんか〜迷い込むはずだったけど〜真面目に迷子になったんだと思う」
秋っちが
「ルカ君…多分その推理あってる」
「ただの迷子!?」
驚くボク達
「出会った時からほんの少し方向音痴なところがあったんだけど…最近ないなと思ってたら」
秋っちが言った後
「まさかの今回は迷子になってしまったと」
ジュードが言った。
「大体俺の推理当たったろ?しん」
「待って!ルカさんこの先は言わないほうが」
「あ?何で 見た目は」
「ストーップ!ルカっちこれ以上はやめて」
(それ言うと黒いメガネに赤い蝶ネクタイつけた子が頭よぎるから止められてよかった…)
「わかったよ…」
諦めたルカさんに安堵した。
「ゴホン!取り敢えず、鹿島っちには自力で頑張ってもらってそこの偽物は捕まえといて、どう対策するか考えないといけないでしょ?」
ちょっとした茶番も含めた推理のおかげで、次に進むための一歩になった気がした。
秋っちの一声
「さて、改めて、どうするか………わかんないや」
コントのようにこける一同
(いつ、ギャグが入るようになったんですか!)とボクは思った。
すると、ルカさんはおもむろに何かを取り出す。
「テッテレ〜盗聴器〜」
ボクはそれをやる前に止めようとしたが間に合わなかった。
「ふざけないでください!って盗聴器!?」
「え?いつ仕掛けた!ルカ」
マックスさんが驚く
「え?お前らを助けに行く前に村人に化けてアホそうな村長に付けたんだ」
「真面目なトーンでなんか言うのやめてくれますか?」
「ちなみに俺が作ったコウモリ型の動く監視カメラ付きのも村に置いてきたんだぜ!褒めてくれてもいいんだぞ〜」
「よしよし…えらいねー」
と霞美さんが棒読みで言った。
ボクは小声で秋っちと霞美さんに
「吸血鬼とカミングアウトした途端、キャラ変わりましたよね?」
「もしかしてルカ君、本当はこんな性格なのかもね」
「ルカっち、なんかカミングアウトされる前の方がイケメンだったな…今はなんか残念イケメンな気がするし」
「わかります…」
「何話してんの?」とルカさんが声をかけた。
「いえ何でもないです!」
ルカさんがボクの耳元で真面目に
「さっきからコソコソしてても聞こえてるから…後、ふざけたのはえっとこういうしんみりしたところの時はふざけて笑わせたほうがいいんだよな?」
「えっと…」ボクは返事に困ってしまった。
(本人は真面目にやってるんですよね?)と思うのであった。
何とかルカさんをスルーして
ルカさんが仕掛けたものをみんなで見てみる事にした。
ギャグとかお笑いとか難しいですよね…
多分こんな感じでいいのか悩みました…
あってるかな?




