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第55話

「おいやめとけ!」


「そうですよ!ルカさん!」


みんなが心配そうな顔をよそに


「開いたぜ…」


「ルカ君、手が…」


見るのも辛いほどルカさんの手が焼けてしまっていた。


「手当しないと!」


「あぁ〜そういうのいらねぇ…」


「なんで!痛そうじゃん!」


「お前ら!何逃げ出してんのじゃあ!」


騒ぎを聞きつけた次の交代予定の看守が現れて

村の人達に伝えようと扉から出ようとした


「早く止めないと逃げ出した事がバレちゃいますよ!」


「はぁ〜丁度いいや!」


そういうと、ルカさんはその看守の前に移動して足でその看守を転ばせた。


「おめぇ!何しやがる!」


看守が転んでできた傷から血が水のようにルカさんの口に入っていく


「まずい…」


そう言いつつも、どんどん看守の血を口に運んだ。看守の人はほぼ血が抜かれてミイラ状態となった。


「ルカ君やりすぎじゃ」


秋っちがそう言ったそばから、焼けたてはみるみる元に戻っていった。


「秋っち…こんくらい貰わねーと手が治らないんだよ」


「気になることあるけれど、どう動くか決めないといけませんわよ」


「でもどうしますか?」


ボク達は迷っていると


「そろそろ交代の時間だべ…おめぇらなんで出てるんじゃ!?…死んでる!オラの仲間が知らせねぇと」


「まずいですよ」


「どうしましょう」


「またまた丁度いい」


ルカさんはサングラスを外し、その看守に近づいて何かをした。


「ルカ君何したんだい?」


「ふん!」


「捕まえないと逃げられるぞルカ」


「ご主人様、何なりと命令を」


「!?」


「ルカっち、もしかして洗脳みたいなことした!?」


「あーそうだな」


「あの!ルカさん吸血鬼ヴァンパイヤはどんなこと出来るんですか?」


興味津々の楓さんがルカさんに問いただした。


「吸血、洗脳、etc」


「ボク達が見ただけの能力じゃあないですか!他は?」


「教えちまえば、サプライズにならねぇだろう?」



(サプライズって)

とみんなが心の中で思った


「そんなことより!どうするかですわ!」


「あ、わかったよ…じゃあ命令、俺達を村長がいる所に案内しろ…そして」


そしての続きは看守さんの耳元で囁いた。


「わかりました…ご主人様」


ルカさんは看守の人を操りボク達を村長がいる所まで案内した。村長がいる所まで行くのに苦労したがなんとか着いた。


「後は頼んだぞ」


「はい」


操られた看守の人はどこかに行った。

みんな小声で話す。

「それでどうするんですか?」

ジュードさんが

「ルカに考えがあるんだろ?」


「まぁ見てな」

不敵に笑うルカさん

(何するんだろ…)

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