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第51話

第3章開始です!

「ハァハァ…ハァハァ」

(なんで、こうなっちゃったの…)

山を勢いよく降る女性


「え?」



夏休みも明けて9月に入り、始業式をやった後ボクは事務所に向かった。


ー 何でも屋「カギヌマ」事務所 ー


「お久しぶりです!」


「瑠璃君夏休みの宿題間に合ったの?」


「はい…なんとか間に合いました。」


「いいですね…学校私も行ってみたいです。」


「楓さん…行ってみませんか?」


「でも…」


「秋っち!どうにか出来ませんか?」


「…え?僕!?」


「どうにか!」


「うーん…」


「わがまま言って申し訳ありません。」


「少し考えさせてくれるかい?」


「え?もしかしたらいいと言うことですか?」


「秋っちは検討させてって言ってるだけだと思うわ」


「楓さん!行けるかもしれませんね!」


「うん!」


控えめに嬉しそうにする楓さん


「そう言えば、霞美さんはまだ来てないんですか?」


「えぇ、まだ、片付けが終わらなくてしばらく事務所に顔出せないみたいなの」


「そうなんですか…」


「急にごめんよ…ルカ君の件だけど正直わからない 本名も何も、時間がかかる」


「そうだったですね…」

(ルカさん…何者かわかればいいんだけど…)


「バン!」勢いよく扉が開いた。


「あ、ぁ あ、の助けてください!」


入ってきたのは薄汚れた女性だった


「みんなが、みんなが、」


「落ち着いて頂戴…」


とりあえず、混乱してる女性を座らせてお茶を渡した。


「少し落ち着いたかい?」


「はい…おかげさまで」


「何があったんでしょうか?」


きつい表情をしながら女性は説明し始めた。

「私は三島ララと言います…一昨日大学の山岳部のメンバー7人で新潟県の山に登ったんです。急な天候霧が濃くなってきたので山小屋を探してたんですが、見つからず慎重に気をつけながら道を進んだんです。すると光が見えてみんな「山小屋だ」と喜びました。しかし山小屋ではなく村だったんです。みんな疑問に思いつつ、疲労が溜まっていたのもあって判断力が鈍っていたせいもあってそのまま村に入りました。村の人は温かく優しい人でいっぱいでした。」



「ララさんそうだったんですね…」


「でも、三島さん君は何故ここに頼ってきたんだい?警察とか救助隊にでも」


「気づいたら、東京に居たんです!」


「落ち着いて話の続きを聞かせて頂戴」


「あ、はい…夕食も部屋も用意してくれて、その日は休んだんです。そして昨日朝食まで用意してくれて、落ち着いた後帰る準備してたんです…けど、「お世話になりました。帰ります。」とお礼を言って帰ろうとしたら、村の人たちが豹変してみんなの事捕まえたんです。私は部長に助けられてなんとか逃げることは出来たんですが、逃げる時軽く後ろを振り向いたら、村の人達の手に刃物があったんです。そこから無我夢中で走って気づいたら東京に居たんです。警察にも救助隊の人にも言いました。 調べてくれたけど「そんな村ない」といわれて捜索打ち切りになったんです。」


ボク達は絶句した。


「その村の行き方はわかりますか?」


「わからないです。」


「ちなみに何故ここに?」


「えっと…サングラスを掛けた男性が教えてくれて」


ボク達は小声で

「ルカさんですかね?」

「どうなんだろうね?」


「もしかして、お知り合いだったりしますか?」


「知り合いがサングラス掛けていたもので…他に特徴ありましたか?」


「私…混乱していたからあまり覚えてないのですが…チラッと見えただけですが鎖骨らへんにタトゥーがあった気がします」


ボクは秋っちの顔を見て

「じゃあ…ルカさんではないですよね?」


「まだわからない」


「どんな感じのタトゥーだったかわかるかしら?」


「チラッとだったのでごめんなさいわかりませんでした。」


「なるほど…」


「メンバーを助けたいんです!どうかお願いします!」


「少し時間はかかりますが、必ず助けます。一旦休まれては?」


「休めません!メンバーが」


「ララさんが寝てる時に僕達で作戦を練ります。休まれた後その山まであんないできるでしょうか?」


「わかりました。怖いですが案内します。」


ララさんを2階にある休憩室案内して横になってもらった…安心したのか寝落ちしてしまった。

のんびりやっていきます。

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