第34話
扉をくぐった時、眩しい光に包まれ目を開けると事務所の中だった。
あたりを見渡すと皆んなが居た。次々と目を覚まして、現状を整理するために改めて紙に書く事となった。
皆が書き終わると1人ずつホワイトボードに張り出した。
鍵沼 秋桐
職業 何でも屋「カギヌマ」社長
テング
前野 瑠璃 16歳
職業 学生 兼 何でも屋「カギヌマ」バイト
芝山 霞美 17歳
職業 学生 兼 何でも屋「カギヌマ」バイト
鹿嶋 柚生 ?
職業 何でも屋「カギヌマ」経理
妖 鬼(茨木童子)
荒吹 楓 24歳
職業 人形師 兼 何でも屋「カギヌマ」事務
(家出中)
「鍵沼さん…小さく天狗と書いてありますが、なんで小さく書くんですか?」
「夢の中に居たから、僕自身も忘れてたんだ」
「…本当に巻き込んでごめんなさい」
楓さんが謝ってきた。沈黙が続く
「大丈夫よ…誰しも間違えがあるもの」
「私は、大変な間違えを…」
と言いかけた時
「そうだったんですね!すっかり夢の中にいたせいで夢の中の楓さんと現実の楓さんの性格が違くて、びっくりしました。」
「あ〜確かに楓っち、現実だと礼儀正しい敬語も使う洗礼された人って感じで…夢の中にいたせいですごいギャップあるもんね〜」
「もしかして、楓君夢の中での理想の自分だったりするの?」
鍵沼さんが問いかけた。
「はい、実は私が家出して初めて東京で彷徨ってた時、サングラスかけた私より少し年上の男性に助けられた事があるんです…けど名前が聞けなくて、(別にお礼とかいい)と言われてしまって多分それでだと思います。」
「いわゆる…楓っちの深層心理とか言うやつかな?」
「だから、無意識に自分本来の感じじゃなくて憧れた人寄りになったと言うわけか…楓君」
「はい、多分 この度は本当にご迷惑かけて申し訳ありませんでした!」
みんなは、別にいいよという雰囲気で楓さんをみんなは許した。
「あの女が気になるわね…何者なのかしら」
「確かに気になりますね…」
「楓君どこで会ったの?」
「鍵沼さんが借りてくれてるマンションの部屋で人形作りしてた時、行き詰まって寝てた時夢の中に現れて(あなたの願い叶えたあげる)と言われて興味本位で…」
「そうだったのね…」
「夢の中にいたから、なんとなく曖昧な感じがしますね」
色々とちゃんと整理しなくてはとみんな思った
「てか、今いつ?」
「確か、気絶?する前は2025年7月25日でした。」
「待ってね…今は2025年7月27日だね」
「あれから、2日たってたのね」
「夏休み中でよかったです」
「確かにうちも、夏休み中だったおかげで周りに心配…」
「学生組!両親に連絡は?」
「あ!」
2人は慌てて連絡しようとしたら、
「あ!そうだ バイト先で連泊するって言ってたから大丈夫だ/です。」
「連泊?…そうだった瑠璃君と霞美ちゃんの祓う力の訓練するから夏休みの宿題も持ってやろう的な事僕言ってたわ…」
「社長!本当に…私も忘れてました。」
みんなで笑い合った
「よく、皆さんのご両親了承してくたんですか?」
「ボク/うち、危険じゃなければ、自己責任でオッケーもらってるんで、」
「鍵沼さんがなんとか説明してくれたお陰ですけどね」
「そうだったんですね」
「みんなでお昼食べないかしら」
「そうですね!ボクお腹空きましたし」
「賛成!」
「デリバリーにしようか!」
「賛成!」
みんな好きなものを選んだ。
デリバリーの配達員が届けてくれたお陰でみんな美味しそうに食べ始めた。
鍵沼さんとボクと楓さんは 牛丼
鹿嶋さんは、 鬼おろしポン酢の牛丼
霞美さんは、 キムチ牛丼
みんな美味しそうに楽しそうに食事をした。
(なんか楽しい…私はみんなと食べる食事がこんなに楽しいなんて贅沢に感じます。)




