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第33話

2〜3日ゆっくり過ごした後、みんな夢酔いが無くなった。


「改めて、自分自身間違いないか紙に書こうか!」


鍵沼さんの呼びかけで紙にみんな書き始めた。

数分後…


「じゃあみんな紙をホワイトボードに貼ってみて

!」


鍵沼秋桐 40歳

何でも屋「カギヌマ」社長


前野瑠璃 16歳

何でも屋「カギヌマ」高校生バイト


芝山霞美 17歳

何でも屋「カギヌマ」高校生バイト


鹿嶋柚生 

何でも屋「カギヌマ」経理

鬼と人間のハーフ


宍倉楓  

何でも屋「カギヌマ」事務

夢喰い獏



「これで間違いないね?」


みんなが頷く

「でも、どうしましょうか…荒吹について」


「うちらが生きてること知ってるの?楓っち?」


「そこまではわからねぇ」


「そっか…」


色々と深まる謎があるが、普段と変わらずに何でも屋としての業務に励むそれが2週間続いた頃、ふと瑠璃が喋り出す


「思ったんですが、楓さんボク達に言うことありませんか?」

「何のことだ?」


「この世界は楓さんが作ったんじゃあないですか?」

「はぁ?」

他のみんなも唖然とする


「どう言うこと?瑠璃君」

「楓っちが神様とか?」

瑠璃は確信をついたかのように話し出す。


「いいえ、楓さんは神でも、妖でもなく、普通の人間です!」


「じゃあ、どういうこと?瑠璃っち」


「この世界に出てきた登場人物は人形です!そして、楓さんはその人形を作った人形師…何かしらの全てボク達を閉じ込めて…」


「閉じ込めて…って続きは?」

「そこまでは…テヘ」

楓さん以外が漫才みたくずっこけた


「どうなんですか?宍倉楓さん…いや、荒吹楓さん」


みんなが目を見開いて驚く


「待って瑠璃っち 荒吹は別の人じゃあ」

「よく考えてください…荒吹という名字だけで名前が一切出てきてない」

「あ!確かに」

「後は、説明?推理しにくいので正直に話してください!楓さん」


だんまりを決め込む楓さん…鍵沼さんと鹿嶋さんが低い声で

「いい加減に教えてくれる?」


…少し黙った後、笑い出した。


「アハハハ…瑠璃すげぇな大体合ってる」

目にハイライトがあったが、喋り出した時目に光が消えたことがサングラス越しから見えた。



「観念して話すよ…俺は人形を作る作家、いわゆる人形師だな…人形制作に没頭してたらある女が訪ねてきて、(理想の世界を作ってみませんか?)と言ってきた。だが、最初は断ったが、何度も来るから、そのやり方を教わって自ら作ってみたんだけどその女がお前らを閉じ込めるようにと言われて今だ…あとは知らねぇ」


「そうだったんですね…その女性?は誰ですか?」


「そこはすまねぇ…言えない」


「何故ですか?」


「そういう約束だから」


「なるほど…」


ボクは楓さんが申し訳なさそうな雰囲気を感じた。


鍵沼さんが

「楓君…事情はわかったけど何故手を貸したんだい?」

楓さんは小さい声で

「キョウミホウイデ…」


迫力ある鹿嶋さんの声で

「もっと大きく言って!?」


「興味本位で手を貸しました!」


「興味本位って…本当の楓君は紙に書いて!」

不機嫌そうな鹿嶋さんの勢いで紙とペンを渡されて書き始める楓さん…書きおわると


荒吹楓  26歳

職業 人形師  


「これでいいか?」


「楓さん26歳だったんだ…」


今まで黙ってた霞美さんが

「あの!もしかして若いのにクオリティの高い人形作った有名な人だよね!うち、ファンなの!」


「え?知ってるの?霞美ちゃん」

鍵沼さんと鹿嶋さんが驚いていた。


「あぁ、知ってんだ」

「知ってるよ…まさかこんなに身近にいたなんて!」


楓さんは少し反応に困ってる時



「あ〜あもうバレちゃったの〜?つまらないなぁ〜」ニコ

楓さんは驚きながらも、

「なんであんたが来るんだ?」

異様な雰囲気を纏った女性?が

「だって見てて楽しかったのに〜あっさりと楓君の正体バレちゃうんだも〜ん…けどバレるまでは面白かったから何もしないであげる」


「それは助かる…」


「あ〜けど、バレちゃった罰として〜彼らと行動を共にすることを命令します!ウフフ」


「楓さん…あの人が…」

ボク達はその女性?を見て冷や汗をかいたが楓さんは平気そうだった


「あぁ…この女はさっき言ったやつまぁ…正体までは言えねぇけどな」


「も〜楓君!あの女とか言わないの…わ・た・しが居ると彼らに害がありそうだから行くね〜さて、次の劇場にご案内してあげてね〜?」

と言い残し消えて言った。


なんとも言えない圧に押されてたが、消えたことでその圧から解放された。


「楓さんは大丈夫なんですか?」


少し悲しそうな声で

「元々俺には…恐怖心が欠けてるから」


「……」


沈黙が続く…


「次の劇場とは何なんだい?」


「まぁ…行けばわかるんで」


と言い、不思議な扉が現れた。


「この先に行くなら、俺は多少のサポートのみになると思うんで、それ以外は頑張ってください。」


「真実を知るために行くしかないですよね…」

「そうだね…」


ボク達は行くしかないという気持ちになり、扉を潜った。


重要人物の設定を後日載せます。

2章まで少々お待ちください。

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