第31話
2人に会いに行く途中、曲がり角でぶつかった
「いたぁ!」
「ごめんなさい…よそ見してしまい」
「大丈夫…うちもよそ見して…あ!瑠璃っち!?」
「ボクの事わかるんですか?!」
「今ぶつかって顔を見た時になんか思い出したんよ」
「え?案外簡単に思い出せるのね…」
「鹿嶋っちごめん…あの時側を通ったのに思い出せなくて…鍵沼っちは?」
「いいの!気にしないで、今から会いに行くのよ」
「どこに居るんですか?鍵沼さんは」
「確か…ここだと思うけど…」
「待って!」
霞美さんに静止され、小声で喋ることになって、
〔あれって、鍵沼っちだよね…〕
〔そうね…でも、花を売ってる姿が見れるとは…〕
〔とりあえず、行ってみませんか?〕
頷く2人、鍵沼さんのところに向かう
「いらっしゃいませ…え?」
鍵沼さんに引っ張られて
「久しぶりみんな…会えて良かった」
「思い出したんですか?」
「私の時は思い出さなかったくせに…」
不機嫌そうな鹿嶋さん
「実は思い出してたんだよね僕」
「はぁ!?」
「え?思い出して無視してたんですか?」
「うん…自信なくてさ…」
「社長のバカ…」
「ごめん、ごめん…休みもらって僕の家で話をしないかい?」
「そうですね…」
こうして、鍵沼さんは休みを取り、みんなで鍵鍵沼さんの家に行った。
ー 鍵沼さんの家 ー
「お邪魔します…」
「みんなに会えたことだし…全員じゃないけど整理しようか!」
鍵沼さんは、紙とペンを持ってきて
「みんなの今の状況書いてみて」
?が浮かぶ一同
「ごめん、名前、年齢、職業、とか変わったところ」
みんな一斉に書き出した。
「じゃあ、みんな紙を並べて、」
○訂正前
鍵沼秋桐 45歳 何でも屋の社長
△修正後
鍵沼秋桐 40歳 花屋の店員
○訂正前
前野瑠璃 18歳 高校生
△訂正後
前野瑠璃 16歳 高校生
○訂正前
芝山霞美 18歳 高校生
△訂正後
芝山霞美 17歳 高校生
○訂正前
鹿嶋柚生 ?歳 経理 茨木童子
△訂正後
鹿嶋柚生 35歳 OL 人間
「よく見ると、名前は代わりなくて、年齢と職業が変わってる…え?鹿嶋っち人間!?」
「そうなの…何故かわからないけれど」
「謎すぎますね色々と」
「そうだね…後は、楓君に会えればいいんだけれど」
「そう言えば、妖とか、怪異とか見てないよね?」
「そう言えば、そうね!」
「確かに…そこも疑問があるけれど、食べに行こうか」
「真面目な顔で食べに行こうかなんて…いいじゃない!みんなで食べに行きましょう!」
〔ノリノリだね…鹿嶋っち〕
〔そうですね〕
確認作業が終わって、みんなで食べに行く事となり、お店に向かってると
「久しぶりだな…鍵沼!他の奴らも気づいたのか…」
「荒吹!なんであんたが!」
「どういう事だ!荒吹!」
「宍倉楓は居ないみたいだな…」
「教えないですよ!絶対に」
笑いながら、
「また、深い深いいい夢と悪夢を見せてやる」
荒吹がボク達に向かって強い光を放ち、ボク達を包んだ
(もう無理今度こそみんな死んじゃう…)
目が覚めると何もない空間にいた
見渡すとちゃんとみんながいた。
(良かった…みんな居る…けどここはもしかして天国!?)
ボクは焦っていた所、背後から声がかかる
「やっと起きたか…」
(この声は…)
ボクは涙を流す…それと同時にみんなも目を覚ました。
「ここは?って楓っち!?」
「楓君どこに居たの?ここは?」
「何がどうなってるのか説明して頂戴!」
みんな一斉に質問が飛ぶ
「とりあえず、説明は後で…」
楓さんが拳銃を取り出してみんなの頭を貫いた。みんな理解が出来ず、唖然としたまま、目を閉じた。微かに楓さんが口にした言葉が聞こえた。
「起きろ…」




