第30話
ボクは目覚めた…
「もう朝か…確か、今日行けば、夏休みだっけ?」
眠い中学校へ向かった…
「おはよう〜前野!」
「おはようございます。」
「眠そうだな!」
「なんか眠いんだよね…」
何気ないクラスメイトとの会話
「お前ら〜夏休みになるからってダラダラするなぁ〜」
終業式が何事もなく終わった…
「夏休みの宿題やり忘れたり、怠けすぎないようにな」
(は〜い)
みんなが答えた。
「では、夏休み明けで会おう!」
みんなが帰る中
「前野は、夏休みバイトとかやるのか?」
「考えてないかな…」
「そうっか!」
「俺はバイトして、遊んで」
「宿題忘れちゃいけないですよ」
「あはは…じゃあまたな!」
「はい」
(ボクは、何か忘れてるような…)
家に帰り、ベットに横になり考えた。
(バイトみんなするのか、ボクどうしようかな…
お母さんとお父さんがいる実家に帰ろうかな…でも、「夏休み終わる1週間前とかに帰ってきなさい」って言われてるから、散歩しながら、バイト探してみるか)
ボクは外に出て、バイトを探しに行った。
たまには、違う道も行ってみたら、
(ここなんか、知ってる気がする…なんでだろう)
「なんで、涙出るんだろう…」
ボクは何故か涙が出た。
(そうだ…今まで経験してきたことは、嘘じゃない覚えてる…そうだみんなどこに)
「大丈夫ですか?」
女性に声をかけられて振り返った。
(見覚えがある気がする)
「鹿嶋さん…」
「うん!瑠璃君」
ボクと鹿嶋さんは出会い、鹿嶋さんの家に行く事となった。
ー 鹿嶋の家 ー
「ボクなんで忘れていたんでしょうか?」
「私が目が覚めた時、いつもと変わらない風景だったわ」
「確か、芦屋道満が鏡を取り出して光った瞬間でしたよね?」
「そうね…」
「鹿嶋さん…他のみんなは?」
少し俯き、
「私は、あの時からの記憶を持ったままだったから、急いで事務所に向かったの…けど事務所はなくて代わりにラーメン屋さんになってた」
「え?本当ですか?」
「本当の事、瑠璃君に会う前、私社長と会ったの…」
「鍵沼さんに!どうでしたか?」
「さっぱり、記憶がないみたい」
「そうすると、霞美さん、楓さんも同様という事でしょうか?」
「わからないわ…会ってみないとけれど、居場所がわからない…霞美ちゃんの家は確実にあったんだけど、顔がわかるように通り過ぎたんだけど、私を見ても気づかなかった…楓君は、わからない」
「ボク達の共通点まず探しませんか?」
「共通点?」
「はい、記憶があるもの同士何か共通点がないか」
ボクは持っていた紙とペンで書き始めた。
瑠璃 鹿嶋さんに会うまでは以前の記憶が無かった。
鹿嶋さん 最初から以前の記憶があった
鍵沼さん・霞美さん 鹿嶋さんに会っても以前の記憶がなし
楓さん 謎
「何にもわからないわね……」
「そう言えば、鹿嶋さんは妖 茨木童子ですよね?」
「それが…何故か人間なのよね…」
「え?どういう事ですか?」
「わからないわ」
「瑠璃君は、安倍晴明の魂感じたりする?」
「なんとなくですが…」
鹿嶋さんが紙に追加で書き出した。
ボク 鹿嶋さんに会うまでは以前の記憶が無かった。 安倍晴明の魂を感じる
鹿嶋さん 最初から以前の記憶があった
妖 茨木童子→人間
鍵沼さん・霞美さん 鹿嶋さんに会っても以前の記憶がなし
楓さん 謎
「ますます、わからなくなったわね…」
「鹿嶋さんが人間になった?…仕事って何やってますか?」
「本当に謎ね…OLよ」
「OLなんですね!」
「よくわからないことも多いので、ボクも鍵沼さんと霞美さん会ってみたいです!それから色々と考えていきませんか?」
「そうね…2人に会いに行ってみましょう!」




