第22話 脅威
みんなで推理を始めた。
「被害者生徒のSNSに書いてある後、4人はなんでしょうか?」
悩みに悩んでいた時…
「あ!もしかして、願いを叶えた人の数だったりしない?」
「よくよく考えたらそうね‥」
「その生徒はその時後4人と言っていた。なら最初に願った人と今までの人数えて3人合計が6人ということでしょうか?」
ボクはこんがらがっていると
紫苑さんが仮説を唱えた。
「願いを叶えた人=生贄それが6人だとすると
巨大化した1人、不良に慕われる1人そして、僕たちの前で願った人2人…後、2人になる」
「急いで学校に行くぞ!」
琥珀君の掛け声でみんな学校に向かった。
ー 瑠璃が通う学校 ー
「後1人だわ‥ありがとね生徒会長くん」
虚な目で生徒会長は答えた。
「い、いえおやくにたててよかったです。」
「鍵沼さんあれ見てください。女の人の周りに今までの願いを叶えた人がいます。」
「みんな…すでに6人居るよ」
「まずい早くしなくては」
「さぁ〜みんなここに居る人たちは、私の娘をしに追いやった人たちでーす。今から生贄として、娘を蘇らせる!」
「待て!そこの女!」
「あら?あなた方は…確か聖さんが言っていた。祓い屋ね…邪魔しないでくれるかしら」
「断らせてもらうよ」
すると、女性が不思議な丸い玉を投げた瞬間ドス黒い粘ついた怪異が出てきた。
「さぁあいつらを消しなさい!」
ボク達は構えた!
しかし、命令を聞かず、ドス黒い怪異が女性の元に向かい、女性の体と娘の怪異を飲み込んだ。
「た、た、すけて…生贄は後1人のはずでしょ!」
ドス黒い怪異が女性と娘の怪異を飲み込んだ後
中学生くらいの少女になった。
「ふーんやっと僕が復活できたね〜」
異様な雰囲気を出す中、紫苑さんが
「君は何者だ!」
「何者か言っちゃったら面白くないでしょ!」
「迎えにきました。酒呑童子殿」
「あ!君!せっかく僕の正体秘密にしようとしたのに!」
「すみません。」
「八雲聖!何故いる!」
ボク達を無視して
「へぇ〜君、八雲聖と言うんだね…よろしく」
「では行きましょ…」
琥珀君と鍵沼さん紫苑さんが攻撃を仕掛けようとした次の瞬間
恐怖が押し寄せてきた。
「なんで、酒呑童子が…」
鹿嶋さんが恐れていた。
みんな動けずに立ち尽くすしか無かった。
「あれ?お前そっちに居るの?茨木童子僕の味方だよね〜人間と居てぬるま湯に浸かったのかな僕の味方じゃあないなら消えてよ…いや消すよ?」
みんなが鹿嶋さんを見つめた。震えていた。
絞り出すかのように
「酒呑童子さま…私は彼らの味方です!貴方にお仕えすることはありません!」
そう答えた瞬間、酒呑童子が鹿嶋さん目掛けて攻撃を仕掛けたが…
「なんで、僕の邪魔するのさ…聖だっけ?」
「復活してまもないので、ボスが早く連れてくるように言われてますので…」
「でもすごいね!僕の攻撃を止めちゃうんだから!気に入ったよ君!」
「命拾いしたね…茨木童子けど残念だよこの僕に忠誠誓ってくれてたのに…」
そう言い残し、2人はその場から消えた。
張り詰めた空気が開放されてみんな深呼吸した。
「鹿嶋さん…」
「ごめんなさい…黙っていて」
「鬼とは聞いていましたが、まさか」
「おい!鹿嶋だったな!酒呑童子の眷属だったなんてな」
「一旦は終わりにしよう…まだ終わってないから」
周りを見渡すと戻ったと思っていた生徒達が虚な目をした。
「あれを祓えば、みんな元に戻るはず」
紫苑さんがいい、琥珀君、紫苑さん、鍵沼さん
の3人で祓ってみたが消えなかった。
「あの…ボクにやらせてもらえませんか?」
「馬鹿か!前野!」
「私たちですら祓えないのに」
2人に向かって鍵沼さんが
「やらせてあげてください。お願いします。」
と頭を下げた。
仕方ないと2人はボクに託してくれることとなった。
(みんなを助けたい…また、学校生活を楽しみたい)そう思いながら、手をかざした。
ボクの手から光が溢れて祓うことが出来た。
それを見た琥珀君は唖然としていた。
「あの時もそうだけど…瑠璃君すごいね…」
紫苑さんがそう言った。
「凄すぎて言葉も出ないぞ!すごいな!前野!」
一旦ボク達は事務所に帰った。
後日紫苑さんに聞いたところ
願いを言った人たちは、後遺症があるそうで、
それ以外の人たちは特に大丈夫だそうだ。
学校も異常事態だったため、10月まで休校する事になった。
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「帰ったぞ〜この僕が!」
「お久しぶりですね…酒呑童子殿」
「久しぶりだね…芦屋道満!」
「聖君もご苦労様…」
「いいんすよ…ボス…芦屋さん」
「久しぶりじゃの〜酒呑童子」
「九尾の玉藻久しぶりだな!」
敵がのうのうと話をしていた事はボク達は知らない知るはずもないまさか昔の人が居るとは




