第18話 2学期
夏休みがすぎ、2学期に入った。
いつも通りに学校に行った。
「前野!おはよう!そう言えば、バイトどうなんだ?」
「おはようございます。えっとまぁまぁよかったですよ」
「今度俺たちも前野のバイト先に行ってもいいか?」
「え!大したことないバイトなので来ても楽しくないですよ!」
「ケチ言うなよ〜」
「絶対ダメです!」
そう伝えた後、声をかけてきたクラスメイトの2人はその場を離れた
「こっそり放課後、前野の跡を付けてバイト先がどんなところか見に行ってみようぜ」
「それいいな!」
いつも通り勉強をやり、放課後になった。
ボクは跡を付けてきてるクラスメイトに気づかなかった。
ー 何でも屋「カギヌマ」事務所 ー
ボクは事務所に入っていた。
「おい、ここが前野のバイト先か!」
「そうみたいだな…何でも屋「カギヌマ」か」
「雑用みたいなことなのかもな笑」
「そうだな…少し待ってみるか?」
「いいぜ!」
ボクは霞美さんと一般の依頼に向かった。
「おい見ろよ…かわいい子と一緒にいるじゃないか」
「彼女か?」
「違うだろう笑あいつそう言うのに縁がないんだからさ」
「それもそうか笑」
「跡つけてみようぜ」
「おう!」
ー3丁目浅間さん宅 ー
「お久しぶりです。浅間さん!」
「久しぶりだね…またお願いしてもいいかな」
「はい/うん」
「それにしても、いい顔になったんじゃないかい?」
「そうですか?」
「前野君は凛々しくなって、霞美ちゃんは清々しい顔になってる気がするよ」
「もうそう言うのいいからさ何やればいい?」
「また庭掃除と部屋の掃除お願いね…」
「うん!瑠璃っちあの時と同じで」
「あ!はいわかりました。」
時間が掛かったが、仕事を終わらせた。
「ふー終わった」
「終わりましたね…」
「浅間のおじいちゃんまたいつも通り後で請求するから」
「ハイハイ…それと遠いけど孫にこのプレゼント渡してくれないか」
「別にいいけど」
「ありがとう…住所を紙に書いたからお願いするよ」
「はい!確かに受け取りました。」
「ではまた!」
「ありがとうねでは、また今度」
孫に届けるため、向かった。
向かった場所が…
「ここって以前依頼してきた。佐々木蘭さんの家ですよね」
「そうだね…瑠璃っち」
チャイムを押した。
ピーンポーンピーンポーン
「は〜い!あの時の何でも屋の皆さん!本当にあの時は失礼しました。」
「いいんですよ」
「えっとどうしたんですか?」
「浅間さんから蘭さんへプレゼントみたいです!」
「おじいちゃんから!もういいのに…けど届けてくれてありがとう…今度おじいちゃんの所に会いに行ってみるわ」
「はい!喜んでくれてよかったです。」
「そう言えば、宍倉さんという方はお元気ですか?」
「えっと…」
「元気だよ!いつも通り口が悪くて」
「そうなんですね!ありがとうございますと伝えてください。」
「わかった」
その後帰り道
「どうして嘘ついたんですか?」
「そんなこと言えるわけないじゃん」
ボク達は沈黙する中、事務所に戻る途中
「鍵沼っちからメールだ」
前に行ったことのある廃墟でまた謎の現象が起きているみたいだから、見て来て
「はぁ?」
「仕方ないですよ…近くですし」
霞美さんは少し不機嫌になりながら以前行った廃墟に行った。
「おい、なんで廃墟行くんだ?」
「わからないでも着いてってみようぜ」
「おう!」
クラスメイト2人組は律儀にもずっと跡をつけていた。
ー 廃墟 ー
「瑠璃っち一通り見たら帰ろ」
「そうですね…」
一通り見ていた時、
ぎゃー、ぎゃああぁぁ
悲鳴が聞こえた…
急いで行ってみると
「なんで居るんですか?」
「瑠璃っち知り合い?」
「ボクのクラスメイトです。」
「前野?…助けてくれ!化け物が…」
「瑠璃っち!うちが式神呼ぶからその隙に連れて行って!」
「わかりました!霞美さんも気をつけて」
霞美さんは紙を取り出し
「出よ!猫又!」
「やっと出番か〜霞美〜」
「あいつらを祓って!」
「うむ!」
怪物=怪異に向かって猫又のミケが攻撃した。
「案外こいつら弱いから楽勝で勝てたよ〜」
「ありがとうミケ!」
ー 廃墟の外 ー
「前野!あれは何なんだ!」
「えっと…言わないでね…一般の依頼も受けてるけど祓い屋の仕事もボク達はしてるんです。」
「え?よくゲームとか漫画とかのあれ?」
「あ、はい」
「すげ〜かっこいいじゃねぇか」
「前野も使えるのか?」
「少しだけですが…」
「なんか、悪かったし、助けてくれてありがとう」
「いいですって」
「瑠璃っち…げ」
「前野の彼女?」
「違います!霞美さんはバイト仲間の先輩です!」
「そうなんだ…またな」
「はい!」
「霞美さん?どうかしましたか?」
頬赤く染めながら
「瑠璃っちのバカ!」
訳がわからず、とりあえず事務所に帰って行った。
「ふーんあの小娘が、一丁前に式神を扱っておるとは…」
「ま〜た覗きっすか?」
「何だ聖か」
「何だじゃないっすよ…手伝えって一緒にいるのに」
「そうじゃった」
「でも、あの子の前にあんたが現れたら、どんな顔するんすかね〜」
「三森千春さん…いや、九尾の狐玉藻さん」ニコ




