第13話 悲劇
翌朝、事務所に向かった。
ー 何でも屋「カギヌマ」事務所 ー
「おはようございます!」
鍵沼さんが
「来て早々悪いけど色々と説明させてもらうね」
「はい‥」
ホワイトボードの前にみんなを座らせ
「じゃあ、説明するね」
「前にも説明したけど、怪異ー現実には説明できない、不思議で異常な出来事や現象そのもの。突然現れる人ならざる何か
後は、妖ー鬼とか、天狗などかな」
「それらは同一という人もいるし、別々だという人もいるから、明確にはされていないんだそういう者」
「それらを祓う名家を陰陽五大家」
ホワイトボードに書き始めた。
陰陽五大家はあらゆる厄災を防ぐため各家に結界を施した場所がある 星の形みたいに
専門 当主
一星家 攻撃 一星琥珀 15歳
二葉家 回復 二葉梓 26歳
三森家 式神 三森千春 45歳
四宮家 道具 四宮龍之介 52歳
五色家 防御 五色紫苑 23歳
「なんか、個人情報まで出てませんか?」
「あ、大丈夫この部屋にいるメンバーにしか説明してないし」
「質問ある?」
「うちが気になったのは、三森千春さんのこと‥今行方不明だと思うんだけど」
「え?そんなんですか?」
「うーん確かに行方不明だね‥」
「うちのせいだ‥うちを守って消えちゃった」
「どう言う事ですか?」
「霞美ちゃんは三森家傘下の家だからね」
「そうだったんですね」
「他に気になることがあれば、また今度教えるね」
説明は終わった。
鹿嶋さんがテレビをつけた時、信じられない事が報道されていた。
ー ニュース速報 ー
「今朝未明、〇〇旅館の葉山マリさんと葉山郷さんが遺体で発見されました。現在捜査中との事です。詳しくは分かり次第報道いたします。」
「これってボク達が泊まった旅館じゃないですか?美久ちゃんは大丈夫かな‥」
不安な気持ちで言った。
「行ってみましょう!何があったのか」
「行ったところで、警察が居るだろうから、無理だろ」
「でも!」
「近くまでみんなで行ってみよ」
「うちも気になる」
「はい!」
みんなで行く事になった。
鹿嶋さんが法定速度守りながら、ギリギリ吹っ飛ばして車を走らせた。
ー〇〇旅館前ー
「かわいそうに葉山さん所の美久ちゃんが行方不明で葉山さん達はダメだったみたい」
そんな会話をご近所さん達がしていた。
「あの!聞こえてしまったんですが、美久ちゃんが行方不明というのは?」
「あ、ここだけの話なんだけどね‥旅館に泊まっていた人が見てしまったらしいわ 女の子が急にケタケタ笑いながら、殺していたって」
「しかもね‥その様子見た人は恐怖で錯乱していて、今は〇〇〇〇精神病院に送られてるらしい」
「そんな‥教えていただきありがとうございます。」
ご近所さんと別れた後、
さっきの話をみんなに話した。
「じゃあ、その見たっていう人に会いに行ったほうがいいよね 鍵沼っち」
「旅館に入れなさそうだし、そうだね‥」
「一度行こうか‥」
「鍵沼さん‥俺残りますわ‥調べられそうな事あれば」
目を見つめて「わかった」
「ボクも楓さんと残ってもいいですか?」
「ダメだ!」
「美久ちゃんが心配なんです!」
「鹿嶋さん頼みます。」
そう言われて鹿嶋さんはボクを担ぎ、車に乗った。
見たという人の病院まで向かった
ー 〇〇〇〇精神病院 ー
「鍵沼っちでも、簡単に入れない気がするんだけど」
「あ、そうだった」
みんなが呆れてる時、鍵沼さんのスマホが鳴った
「うん、うん、ありがと」
「今のは?」
「楓君だよ‥入院してる人の名前教えてくれたよ」
受付
「面会ですか?」
「はい、知り合いが大変な目にあったとご近所さんから聞きまして、」
「その方のお名前を」
「志島誠です。」
「分かりました。少々お待ちください。」
「お待たせしました。今少し落ち着いているそうなので10分間だけですが、めんかいができます。」
「わかりました。」
「ここは僕と柚生さんで行くから待ってて」
「はい/うん」
ー病棟 302号室ー
「こんにちは!」
「あんた達誰だ!」
「単刀直入に聞くね‥旅館で何見たの?」
酷く怯える様子で
「女将さんとその旦那さん‥お、女の子がケタケタ笑いながら、ハァハァコワイコワイコワイコワイ」
「もしかして、この子?」
「あ、あ、そ、そうだ‥コワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ」
これ以上話せる様子もなく
「教えてくれてありがとう‥」
「社長どういう事でしょ‥」
「今の時点では、僕はわからない」
病院を出て、車でいるメンバーに話した。
「写真を見せたら美久ちゃんだった」
「そんな事しないと思います!何か取り憑かれたとか」
「まだ、断定できていないから僕からは」
鍵沼さんは楓さんに電話した。
「お掛けになった電話は電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないためかかりません」
「楓君が出ない」
「ボクの方でも掛けてみます!」
「お掛けになった電話は電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないためかかりません」
やはり出なかった。
「楓っち電話出ないのたまにあったりしない?」
「確かにあるわね‥」
「それならいいんですが‥」
「一旦、事務所に戻って、楓君から連絡あれば迎えに行こうと思うけど‥いい?」
3人は頷いた。
車を走らせて、事務所に戻った。
ー 何でも屋「カギヌマ」事務所 ー
「今日は一旦解散で、何かあれば、連絡するから」
「わかった/わかりました。」
こうして、みんなそれぞれ自宅に帰った。
ー 瑠璃の家 ー
心の声‥楓さん大丈夫かな‥
ー 山の中 ー
謎の2人が、
「あんたが、我々を調べているやつだな‥」
「そうか、荒吹が言っていた。我々が見えない奴じゃないか?」
「じゃあ、喋り掛けてもわからんのだな‥都合がいい」
見えない刃が襲う!
「ガバァ」
無惨な姿になった
「荒吹に知らせよう‥宍倉楓は死んだと‥」




