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登場人物紹介:キナヤトエル

キナヤトエル


種族:月夜の民(妖精族系)

性別:女性

年齢:数百歳(外見は二十代半ばくらい)


妖精族系の月夜の民の女性。治癒師にして楽師。


多くの月夜の民がそうであるように、キナヤトエルもまた自身の魔力の高さによって変異し、生まれた月夜の民。

典型的な妖精族系らしく、魔術と芸術に長ける。特に得意なのは治癒術と音楽。

精神が身体の健康に影響するという学説の支持者であり、自らも研究、実験などを行っている。そのため、音楽を治療に使うこともある。


しかし、これまた妖精族系らしく平和主義者である彼女は戦いを好まず、戦闘能力も多少自衛できる程度。

そんなキナヤトエルが戦場にいるのは、そこに彼女の癒しを必要とする者たちがいるからである。

月夜の民の王からもその優れた治癒師としての腕と明るく穏やかな性格、音楽家としての才を買われて協力を要請された。その結果、長きに渡り彼らと行動を共にしている。

料理、裁縫なども得意。傷んだ服の修繕はサムと一緒に彼女が主に行っている。サムと並んでみんなの母親的存在。


イドラスの歌の大ファンを公言しており、イドラス自身とも仲が良い。

妖精族らしくキナヤトエルも基本的に論理的で合理的な思考をするためイドラスの理解者であるが、それと同時に論理とは別の感情面についても理解があるため、そちらに関しては軽視しがちなイドラスに平和的かつ対等に意見をできる存在である。そんな彼女をイドラスも信頼している。

イドラスと恋人関係なのではないかと推測している者もいるが、真相は本人たちのみぞ知る。

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