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登場人物紹介:ルクァイヤッド

ルクァイヤッド


種族:月夜の民(堅木の民系)

性別:男性

年齢:数百歳


堅木の民(巨人族)系の月夜の民。軍医。


そもそも堅木の民は、魔力抵抗力が他の種族と比べて高いと言われている。

そのため魔力による変異をする者が非常に少なく、月夜の民となる堅木の民は非常にまれ。

魔術師になる者も若草の民以上に少数で、ルクァイヤッド自身も治癒術を扱う魔術師ではなく、医学・薬学を修めた「医療技術を持つ医師」である。


ルクァイヤッドは「人類」と呼ばれるすべての種(流枝の民、若草の民、堅木の民、妖精族(エルフ)岩窟の民(ドワーフ)など)の身体構造や特性に関する深い知識と外科的な医療技術を持ち、魔力と薬学の複合で行われる治療や薬の処方ができるため、彼ほどの卓越した技術を持つ賢人は他にいないと言われるほど。

ただし頭脳に才能を全振りしているため、戦闘能力は皆無に等しい。

堅木の民なので力は強いが、敵の目線から太刀筋を読んだり、体の使い方や経験則から次の攻撃を読むといったセンスがなく、武器の扱いも苦手。

しかし、それを補って余りある知将でもある。

戦闘能力がないにもかかわらず戦場に行って軍医をしているのは、その知略と医療技術を買われているため。


彼が若い頃はまだ魔力資源の市場供給も安定しておらず、魔力を補給できるのであれば生物の生き血から魔力を奪う必要がないということも月夜の民の間でほとんど知られていなかったため、ルクァイヤッドは罪悪感を抱えながら他の月夜の民同様に生物の血を飲んで細々と生きていた。

だが、ある日一人の月夜の民の青年と出会い、彼から魔力を摂取できれば生き血にこだわる必要はないと教えられ、罪悪感と飢えから解放されることとなった。

それを教えた者こそのちの月夜の民の王であり、ルクァイヤッドはそれ以来彼の友人であり戦友である。


月夜の民の王が封印されたあとも名代として、また軍師として月夜の民を率いてきたが、信頼こそされているものの戦闘能力はないためか王ほどのカリスマ性はない。

自分には王の代理は真の意味で務まらないと考えており、王の帰還を切望している者の一人である。

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