国王夫妻とのお茶会です。
通常の乙女たちよりは健全な毎日を過ごしていた私ですが、毎日が甘すぎます。
ご飯は必ずルドルフの膝の上だし、食べさせ合う事は当たり前。
常に一緒だし。
これが不思議なんだけど一度も辛いと思わない。
今までの経験だと、わたし中心に動かれると重くて辛くて他も見てよ!!とか思っていたけど、相手がルドルフだと全くない。
それよりもっと側にいて欲しいとか本当に重症だとおもう。
毎日甘さが増す私達を毎日冷ややかな目で見てくるアンドリュー。
さらには「恋人欲しい」と言い出す始末。
順調な私たちに事件?!が起きたのはまだ1週間経ったばかりだった。
「婚約式ですか?」
ルドルフが渋りながらも承諾した国王夫妻とのお茶会で言われたのがパーティーを行いたいとの事だった。
「婚約式というより、お披露目会だな。結婚している2人に言うのは・・・と思ったが」
お義父様がちらりと王妃を見る。
「僕たちはまだ1ヶ月の時を過ごしていないのですが・・・」
頬を膨らますルドルフが可愛い。
あ、今日は勿論ちゃんと独りで座ってます。
手は繋いでいるけれど。
「そうだな。この月を終えてからで良いと思うが・・・」
「陛下は知らないと思いますが、もう大変なんですよ?ルドルフに近づこうとする輩が私にむらがってくるから」
確かにみんな凄かった気がする。ゲームでは・・・。
「せっかく可愛い娘が出来たんだから自慢させて欲しいの。まあ、うるさいハエを追い払いたいのが一番だけど」
「だったら、益々先延ばしにしてほしいです。1ヶ月で僕たちは愛を深めてその後の1ヶ月でアリアを育てますから」
えっ?育てる?!
どういうこと?
「まあ!ルドルフがそういうなら安心ね」
「頼むぞ、ルドルフ」
そこに私の意思はないのでしょうか?!
「アリアちゃん、このお披露目会でこれからの立場が決まるのよ?どかーんとかましてあげなさい?」
どこからそんな自信が?
私はただの引きニートなのにっ。




