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お国柄?!




「僕たちは神に認められたから間違い無いよ。王族であるから証明されたけど・・・王族じゃなかったらどうなるんだろうね。焦がれる気持ちは一緒でも神に認めて貰う儀式がなかったら、すれ違いだったり邪魔が入ったりするのかなぁ・・・」



しゅんとなったルドルフを見て、愛しくて堪らなくなる。



「きっと見つけ出します。王族に産まれなくたって、絶対に!」



ルドルフの手をギュッと握ると顔を上げて柔らかくルドルフが微笑んだ。


握っていない方の手で私の頬を撫でて顔が近づいたと思うとルドルフの唇が私の唇に触れた。


唇がゆっくり離れると私の頭を撫でて額と額をくっつける。



「僕も探すよ。絶対にアリアを探し出す。例えだれかに奪われたとしても、絶対に僕に振り向かせるから」



そう言ってルドルフの唇と重なる。

唇の隙間から舌がするりと入ってきた。

びっくりして後ろに下がると首元にルドルフの手が伸びて頭を支えられて逃げられなくなる。

何度も角度を変えながら私の口内をなぞるようなキスをされる。








えっ?

ルドルフさん、まだ9歳だよね?

もうすぐ10歳だけれども。


大人な口付けにぼーっとすると、チュッと音を立てて唇が離れた。



「・・・どうしたの?」



私の顔を覗き込んでくるルドルフは普通の顔をしている。



「随分慣れてらっしゃるようにお見受けしました」




随分トゲのある可愛くない事を言ってしまった。

アリアだけだったら何にも感じなかっただろうに。

初めて花の記憶が変に作用してしまった。



「両親の見様見真似だったんだけど・・・嫌だった?」

「えっ・・・ルドルフの前でキスするんですか?」

「うん、どこの家族もそうでしょ?」



いや・・・うちは違うけれど・・・。

もしかしてこの国では当たり前なのかな。



「うちはあまり私や兄の前ではないです」

「えっ?そうなの?」



びっくりしたような顔に私もびっくりする。



「去年から、女性を喜ばすための授業も始まったよ」

「えっ?!」

「これは王族のみかな?」




コテンと首を傾げる姿は愛らしいけど言ってる事は全然です。ルドルフさん!





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