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乙女の呪い?!



「えっ?お兄様に会ってはいけないのですか?」

「うん。ダメだよ。この期間の乙女は王子の許された男としか会えないんだ」



何故かルドルフに腰を抱かれながら紅茶を飲んでいたら新しい設定を教えられた。



「王家の人間は嫉妬深い。王太子は特にね。乙女に自分が唯一の存在と認識して貰えないとダメなんだ。だから四六時中肌を合わせる事で安心する。これを乗り越えると落ち着くらしいんだ」



えっと・・・それでは10歳満たないルドルフはどうしたら安心するんだろう。

だからスキンシップが多いのだろうか。

それに・・・



「お兄様は男性とはいっても・・・」

「駄目だよ。ルイは駄目だ。ごめんね、アリア」



眉を下げて言われてしまえばルドルフ至上主義な私は頷いてしまう。



「いくら兄でも、アリアの瞳に男を映したくないんだ」



アンドリューは良いのかと思いながらも私は頷いた。

この世界でルドルフに出会ってから、私の脳はルドルフ一色になっていた。

これは『乙女』だからなのか、それとも私が『花』だからなのか。









ルドルフはゲームとは全然違った。

表情豊かで愛情を惜しみなく表現してくれる。


ゲームのルドルフ王子が確かに大好きで仕方なかったけれど、私の目の前のルドルフはもっともっと魅力的だった。

どんどん好きになる。

この好きに限界はない。

ルドルフと会って初めてわかった。

今までの好きは本当の好きには足りなかったと。



告白されて付き合っていたけど、どれも好きだと思っていた。

でも、今ならわかる。

こんなに胸がぎゅっとなるのは目の前にいるルドルフだけだ。

短時間でこんな気持ちになるなんて乙女の呪いだろうか。




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