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朝から麗しいです。



目が覚めたら、隣に美しい寝顔があって私は叫びそうになった・・けれど我慢した。


だって今なら、ルドルフ王子を観察し放題だ。

私はドキドキしながらルドルフの頭を撫でる。


髪の毛がさらっさらだ。

ヤバすぎる!

頬にも触れたら柔らかくて悶え死にそうだ。

まつ毛もながくて天使のような寝顔に見入っていたけど、我慢できず私はルドルフの頬に口付けた。


「んっ・・・」

どうやら起きてしまったらしい。

わたしは急いで離れて知らないフリをした。


「・・・アリア?」


「はっ・・・はい?!」


「おはよう」


ふにやぁっとした顔で微笑む王子が可愛すぎる!!

「おはようございます」


私は締まりがない顔で挨拶をすると、ルドルフに手を引っ張られた勢いでまたベッドに潜り込んだ。


ぎゅっと抱き締められて私が抱き締め返すとルドルフが私の唇に自分の唇を押し当てた。


唇が離れたと同時にお互い微笑み合う。



「1ヶ月何しようか」

「皆様は何をされていたのですか?」



私の言葉にルドルフが頬を赤らめた。



「・・・うん。・・そのね・・・どうやらずっとベッドで過ごしているらしいんだ」



あっ・・・そうですよね。

やっと出会ったんですもんね。


察した私までつられて頬が赤く染まる。



「旅行に行って過ごしたりする方もいたみたいだけど基本的には同じみたい・・・」



腕を緩めて額と額をくっつけていたタイミングでなんてことを聞いてしまったんだと後悔してしまう。



「アリアと僕は早いうちに婚姻を結んだから・・・だから婚姻を発表できるまでは我慢しようと思う」



我慢?・・・それはどういう意味?・・・うん。聞かなかった事にしよう。



「はい。私達はまだ会ったばかりですし、色々と知って行かなくてはならないですよね」


「うん。まったりとしながら今までのアリアの事も教えて欲しいな。こんなにゆっくりとして過ごせるの久しぶりだから」




そうだ。

幼いながらも勉学に勤しんでいて公の場では王子としてのお仕事があった。


これはゆっくりと過ごして貰うべきだ。



「はい!ルドルフとずっと2人で居られるなんて幸せ者ですね!!」


またお互い笑い合うとルドルフが私の顔中にキスを降らした。

こんなに愛されるなんて聞いてない!

本当にルドルフ王子なのだろうか。


いつも王子スマイルをしながらも寂しげな表情をしているスチルしかしらないんですけど?





「こほん!」


わざとらしい咳が聞こえてビクッとして振り返ると執事っぽい格好をした中性的な美しい男性が扉の前に立っている。

黒くて艶やかな髪がより美しさを際立たせていた。





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