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闇の仕事、現代で生きる・・・  作者: 澤田慶次
2/21

仕事は突然やって来る・・・

結構適当に書いてます。

悪は栄えない!

圧倒的な力で滅する。

ちょっと書きたかったんです。

陸斗は授業中寝ていた。

いつも通りである。

基本陸斗は寝ているが、成績は優秀である。

あまり目立たない様にしているが、学年10位辺りにいつもいる。

全部分かっているが、わざと間違え、トップを取らない様にしている。

これも闇の粛清の為だが、授業中に居眠りをして学年10位は目立つ。

陸斗はあまり細かい所は気にしないので、分かっていないのかも知れない。


小さな音が聞こえた。

常人には聞こえない音、これは粛清の依頼が来た時の合図だ。

しかも陸斗の所に来ている。

陸斗は眠りながら、音の確認をした。


この3兄弟、眠っていても神経を巡らせている。

3兄弟が居なくなれば、世は乱れる。

だから、おいそれとは殺される訳にはいかない。


陸斗は授業が終わると屋上に移動した。

丁度昼休みである。

何人かの女生徒が陸斗の後を付いて来る。

陸斗は屋上のドアを閉めた瞬間、忍力を足に集中させ、あっという間に遥か彼方に飛んで行ってしまった。

女生徒が屋上に来た時には、陸斗の姿は無かった。


陸斗は本屋に入る。

目の前の老人が倒れる。

陸斗は起き上がるのを手伝ったが、その時に老人からメモを渡される。

この老人こそ依頼配達人であり、依頼配達人の変装である。

陸斗はメモを一瞬開き、すぐにポケットにしまう。

一瞬開いた映像を記憶に焼き付けたのだ。


すぐに陸斗は高校の屋上に戻る。

忍力を足と空気中に圧縮して放つ事により、空中での移動を可能にしている。

陸斗は空中を物凄スピードで移動し、高校の屋上に戻る。

屋上に戻った陸斗は記憶に焼き付けた文章を改めて読み返す。

どうやら公明高いお寺の住職が、仏に使える身とは思えない悪事を働いているらしい。

しかもバックには、ヤクザが関わっている。

陸斗は闇の裁判を開く為、合図を送る。

ほんの僅かの忍力を固めた空気玉に思念を込め、空斗・海斗に飛ばした。

空斗・海斗はその空気玉を受け取り、事を理解した。


陸斗は午後の授業を休むが、そこにも術を使う。

忍力を学校中に飛ばし、陸斗は学校の人物全てに自分が授業を受け、学校にいたという記憶を植え付ける。

この忍力、人によって持っている量が違う。

厳しい修行をしたとしても、容量がそこまでは増えない。闇中3兄弟の容量は計り知れない。

それだけでも、3人の凄さが分かる。


陸斗は家に帰ると、手首から手の甲までの特殊なサポーターを着け、1人座禅を組む。

静かに深く集中している。

空斗・海斗が帰って来た。

陸斗は深く冥想している。

夜10時を回った。

3人は家の地下に集まる。

暗い地下に3人が揃うと、何処からともなく若い女性が入って来た。

彼女の名前は(めい)、依頼配達人であり、3人の忠実なる手下の1人である。

「本日の依頼、間違えはないか?」

「はい、間違えはないかと・・・」

「ならば、評決に入る・・・粛清ならば沈黙を・・・」

空斗が言った後、暫くの沈黙が続く。

「粛清だな・・・」

「今回は陸の首領をご指名だが、真意は?」

「はい、依頼者は地獄が望み・・・陸斗様が適任かと・・・」

「うむ・・・陸の首領、どうだ?」

「受けるかどうか、依頼人と会おう・・・」

「はい・・・すぐに手配致します」

「いや、今から動く・・・その足で粛清に向かうが・・・万が一依頼者が偽りであった場合・・・」

「はい、覚悟は出来ています・・・」

陸斗は頷き、闇に消えていった。


陸斗は闇の中から依頼人の背後に現れる。

冥の記憶を見る事で、依頼人を断定していた。

「動くと殺す、声を出しても殺す、俺の指示に従わなくても殺す、偽りも殺す・・・分かったら頷き、目を閉じろ・・・」

陸斗の低い声に男は目を閉じ、頷いた。

「何故に地獄を望む・・・」

「彼女が・・・彼女が散々弄ばれた挙句にゴミの様に捨てられた・・・昨日、自殺した・・・」

「地獄・・・人を呪わば穴2つ、お前も地獄だぞ・・・」

「無論、覚悟の上です。彼女の為なら、俺の命くらい・・・」

「・・・報酬は?」

「はい・・・俺にはこれしか・・・」

通帳と保険金の契約書を男は内ポケットから取り出し、上に挙げた。

「なるほど、自分の命をも報酬か?」

「難しいですか?」

「・・・・・依頼を果たしたら、また会おう・・・」

声が消えていった。

男は後ろを向いたが誰も居ない。

自分の部屋で自分1人であった。


陸斗は依頼を引き受け、粛清に向かう。

いつもの様に歩いて目的地に向かう。

途中で空斗、海斗と合流する。

「どうだ、この依頼?」

「偽りは無かったか?」

「ああ、偽りは無い・・・粛清だ・・・」

空斗と海斗は頷き、陸斗と一緒に歩いて行く。

これから粛清が始まる。

次回は粛清の時・・・

どんな能力があるのか、乞うご期待!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 正義のヒーローよいですね! ああ、、いつか依頼人澤田さんで、粛正対象がカイって書かれたらどうしよう(笑)
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