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闇の仕事、現代で生きる・・・  作者: 澤田慶次
15/21

最強・・・いや、最恐!

変わった日常・・・

何が待っている?

3人はそれぞれの部屋で寛いでいる。

家のドアがノックされる。

3人の表情が変わり、全員で入り口まで行く。

「あら、随分久しぶりね!」

20代と見られる女性が立っていた。

陸斗が探りの依頼をした女性であった。

「何の用だよ!」

「俺達に用事は無いぞ!」

「帰って貰って大丈夫だ!」

「3人共、失礼じゃないかしら?レディに向かって?」

「レディって・・・」

「お前、自分の歳を考えろよ!」

「少なくとも、世間的にはレディではないな!」

「見た目はレディでしょ?細かい事は気にしないの!」

「「「はぁ、これだ・・・」」」

「ところで本題!あなた達の結婚相手は見つかったの?」

「大体ね・・・」

「時期が来たら教える・・・」

「俺は17歳だから、まだ先だ・・・」

「とりあえず、その候補の人達を教えてくれるかしら?この5人のうちの誰かかしら?」

女性が後ろを指差すと、影井3姉妹と木暗姉妹が居た。

「中に入って、ゆっくり話ましょう!」

女性は闇中3兄弟の家の中に入っていった。

3兄弟は溜息をつきながら後に続く、その後ろを5人が付いて行く。


居間に入り女性が座り、3兄弟も座る。

「あなた達も座りなさい・・・」

女性に促されて5人が座る。

「さて、この中の誰かしら?」

「その前に説明してやれよ・・・」

「5人が困惑してるだろ・・・」

「お前が誰だ・・・って5人の顔がしてるぞ・・・」

「あら、そう?私は帆影(ほかげ)、3首領の結婚相手を世話する者!見つからない場合、私が相手となる事になっている!」

「えっ?」

「どういう事?」

「結婚相手の世話?」

「自分が相手になるって・・・」

「訳が分からない・・・」

「最後の部分は絶対にない・・・」

「まず有り得ない・・・」

「そもそも、御歳160歳の化け物だろ!」

『160歳?』

「あら、見た目は20代よ?」

「ふん、言ってろ!」

「待って下さい、160歳って・・・」

「どうなってるんですか?」

「帆影は何代か前の首領に仕えていた者だ・・・その時の首領が術を掛けた・・・時の秘法だ・・・」

「その為、帆影は歳を取らない・・・術を解かない限り、帆影は容姿や肉体は変わらない・・・」

「そして・・・俺達の嫁探しをする・・・迷惑な事だ・・・嫁が見つからない場合、自分がなるらしい・・・」

『嫁探し!』

「そういう事・・・それで、誰が誰の候補なの?」

「私は霊、空斗様と・・・」

「私は蓮見、海斗様は私が・・・」

「海斗様は私、茜が・・・」

「私は冥、陸斗様一筋・・・」

「楓です。陸斗様とは私が・・・」

「あらあらあら、3人ともモテモテね!」

「「「はぁ・・・」」」

3人の溜息はかなり大きい。


結局、帆影による花嫁候補者選びが始まり、一般的な家事やそれぞれの身のこなし、首領の仕事の内容等を確認し、一通り終わった頃には夕方になっていた。

「みんな、本気度は伝わってきたけど、まだまだ足りないわね!」

『はい!』

「しっかり修行して頂戴・・・私は出来れば、今のままがいいんだから!」

『頑張ります!』

(((勝手にやってろ!)))

闇中3兄弟は家の地下に入っていった。


「さて、光から邪魔にされているらしいが?」

「らしいな・・・奴等と一戦交えるか?」

「しつこいんだよな・・・数は居るし・・・」

「しょうがないだろう・・・魔界でやる事になるか・・・」

「サタン達も邪魔らしいからな・・・」

「我儘だな・・・」

3人が話をしていると帆影が入って来た。

「何の話をしてるの?」

「さてね・・・」

「特に大した話じゃない・・・」

「お前には関係ない事だ・・・」

「いつの時代も首領はそう言って、危険な事から私達を遠ざけていった・・・私達はいつでも命を懸ける覚悟をしてるのに・・・」

「お前達の命を懸ける程の事ではない・・・」

「俺達が動けばそれで終わる・・・」

「俺達にとっては簡単な事だ・・・」

「待っている者の気持ちは分からないでしょう?」

「はっはっは、必ず帰って来るのだから、待つも何も無い・・・」

「俺達が口に出したら絶対だ・・・」

「心配無用だ・・・ただ、お前達に危険が及ぶなら、俺達は消える・・・」

「危険は承知の上、何故そんなに我々の身の安全を考えるのですか?」

「それはな、俺達が常軌を逸しているからだ・・・」

「俺達は俺達だけでやっていける・・・表の生活も闇になるだけだ・・・」

「俺達は闇の中で生きる者・・・それ以上でも以下でもない・・・俺達は闇からの使者、闇の支配者だ・・・」

「そうやって、いつもあなた達だけで何でも抱え込む・・・いつの時代の首領も私の気持ちは汲んでくれない・・・」

「気持ちは分かっている・・・だからこそ、巻き込まないんだ・・・」

「お前は長い間、我々を見守ってきた・・・そろそろ安らぎを得てもいいのではないか?」

「俺達は詰まる所、人外の者だ・・・俺達に付き合う事は無い・・・今からでも遅くはないぞ・・・」

「いいえ、私は首領にいつまでも仕えます。私が選んだ道で、私が覚悟を決め進んだ事、そして、首領とこの世界を繋ぐ大切な役目です!」

「分かった・・・」

「無理はするなよ・・・」

「俺達は感謝しているんだ、これでもな・・・」

「有難きお言葉・・・これからも・・・」

3人は頷くと、帆影は姿を消した。

首領を遥か昔から見守る帆影、もしかしたら、首領がこの世界に留まる理由の1つかもしれない。

新たなキャラクターの登場!

さて、これからどうなりますか・・・

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[良い点] 結婚相手! 闇も若いですね! 光がいよいよ!? 悪魔VS光 闇の3首領VS光の勇者カイ ま、負けないぞ!(笑)
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