大家族(いや、これはホントにもはや戦場だ)
取り敢えず、俺の群れ、いや、<家族>に加わった面子を紹介することにしよう。
誉。密が産んだ男の子。母親そっくりで元気なやんちゃ坊主。
光。密が産んだ女の子。髪色が母親の体毛の元の色と同じという以外は、完全に人間。その為か母親に育ててもらえず、俺とエレクシアとセシリアとで育ててる。非常に大人しい性格で、どうやらエレクシアを母親と認識してる模様。
明。刃が産んだ女の子。母親によく似て普段はじっと周囲の様子を窺ってるだけだが、突然飛び掛かってきたりもする。どうやら狩りの練習を始めたようだ。
走。伏が産んだ男の子。誉を上回るやんちゃ坊主でいつもケンカをしている。
深。伏が産んだ女の子。走や凱よりはマシだが、結構なお転婆。仕草が非常に猫っぽい。
凱。伏が産んだ男の子。走と同じく非常にやんちゃ坊主。伏の三人の子の中では一番体が大きく力も強い。家を破壊する回数も一番多い。が、実は本番に弱い小心な一面有り。
翔。鷹が産んだ女の子。体は小さいがなかなかに気の強いところがあり、身体能力も高く、もしかすると子供達の中では一番強いかもしれない。また、見た目は鳥っぽいのにこの子も仕草が猫っぽい。
來。力と悠の子。なので当然、俺とは血の繋がりはない。しかし俺の子供達ともよく一緒に遊び、一番早くに生まれたこともあり、まだ二歳になる直前だが既に姉としての貫録あり。
第三子の出産を控えた密と、もう第二子がいつ生まれてもおかしくない状態の刃はまあ大人しくしているようだ。伏はひょっとしたら第四子を妊娠したかもしれない状態で、鷹は娘にご執心らしくご無沙汰で、次子はもう少し後になるかもしれない。
エレクシアとセシリアは子供達のフォローに毎日八面六臂の活躍を見せてくれている。勝手に遊びに行こうとするのを連れ戻し、ケンカして怪我をしたのを手当てして、子供達が暴れて壊した家の修理をして、俺の食事の用意をしてと、いやはや、本当に二人が居なかったら今頃どうなっていたかという感じだよ。
もっとも、エレクシアが居なければそもそも俺もここまで生きていられたかも分からないし、この家族というか群れというかを実質回しているのはエレクシアで、セシリアがそのサポートをしてくれてるんだっていうのが、よ~~~~~~く、分かるよ。
俺もそれなりにやってるつもりなんだが、まあ、相手をするのは一度に二人までが限界だな。




