表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2598/2986

ルイーゼ編 好みの問題

ちなみにアリスシリーズはメイトギアが蓄積した<人間の心理についてのノウハウ>の多くを受け継いでいるから、と言うか、必要なら順次コーネリアス号のAIや光莉(ひかり)号のAIやエレクシア達から提供してもらえるから、ノウハウ面では実質<安価なメイトギア>程度のものは備えてる形になる。


『コーネリアス号や光莉(ひかり)号のAIやエレクシアから提供してもらって安価なメイトギア程度?』


と思うかもしれないが、<人間の心理についてのノウハウ>はあまりに膨大すぎて一つのAIの記憶領域には収まらないからネットワーク上に保存されていて、必要な時に随時取り出す形になってるんだよな。しかも、今のアリスシリーズだと機能的に十分とは言えないのもあって完全には再現できないんだ。だからまあ、精々が安価なメイトギア程度になってしまうと。


それでも今の時点では十分だし。そもそもルイーゼは化粧を拒んでるから関係ないわけで。


ちなみにシモーヌもビアンカもシオも、化粧は自分でしている。ここじゃそこまで拘る人間がいないのもあって、本当に簡単なのでいいんだよ。で、(ひかり)も同じように最低限のものしかしないし、(あかり)に至ってはそれこそ化粧そのものに興味がないから、ビアンカに肌ケアだけをしてもらってる状態だったり。


地球人社会のように医学的に容姿をコントロールまではできないから、きっとそれが行えなかった当時の状態になってしまうだろうが、<容姿>に関しては<獣人>の形質を受け継いだ者達も増えてくるだろうし、地球人社会以上に多種多様になってしまうだろうなあ。となれば<美醜>もより一層<好みの問題>になるだろうなという予感がある。


例えば<クモが苦手な人間>であればビアンカの見た目は苦手になるだろうし、<ヘビが苦手な人間>であればルコアの見た目は苦手になる可能性が高いわけで。さらにメイガスに至っては完全にクロコディアで、斗真(とうま)はルプシアンだ。苦手だと感じるのが出てきてもなにも不思議はないんじゃないか?


だから俺は、<苦手と感じること>自体を規制するつもりは毛頭ないんだよ。そんなことまで干渉すれば定型的な<ディストピア>になってしまう気もするしそれでなくてもAIに社会の管理の大部分を任せることになるわけで、その時点で『ディストピアだ』と感じる人間もいるだろうさ。


まあ、ここに生まれてくる人間の場合は最初からそういう仕組みが出来上がっていることになるから、意識することさえないかもしれないが。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ