表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2513/2986

メイフェア編 有益な才能

『人間が人間として生きていくための努力の一環としてロボットを作った』


これも事実だとは思う。と言うか、人間が作るものの多くは本質的にそれだと思うんだよ。『人間として生きていくのに必要だから』それを作ろうとしてきたんだろうしな。


ただその一方で<人間(地球人)>って奴は、


<人間として生きていくために必要と考えて作り出したもの>


に頼りすぎてしまう傾向があるのもまた事実だと思う。<便利な道具>は本来、


『省ける手間を省くことで時間的精神的に余裕を生み出し、その分だけ人間としての精神活動に力を注ぐ』


ためのもののはずなのに、ついつい『楽をすること』にばかり傾注してしまって<人間としての精神活動を疎かにしてしまうという悪癖>が表に出てしまったり。


これも<人間(地球人)という種の特徴>なんだろう。そんな人間(地球人)をルーツの一つに持つ<朋群(ほうむ)人>も同じ悪癖まで受け継いでしまう可能性は十分に考えられるからこそ、その事実と向き合って対処していかなきゃいけないだろうさ。そこを怠れば、


<ただただリソースを無駄に消費するだけの存在>


になってしまいかねない。もっとも、


『対処を怠ったがゆえに<ただただリソースを無駄に消費するだけの存在>を生み出してしまった』


のであればそれ自体が<人間自身の責任>なんじゃないのか?とも思う。自分が怠けた結果がそうなんだから。なのに人間(地球人)は、


<そうやって自分が怠けたことで招いた結果すら向き合おうとしない悪癖>


も持ってるからなあ。困ったもんだ。


しかしそれを嘆いているばかりじゃそのこと自体が<怠惰>なわけで、よろしくないと俺は思ってる。これは、シモーヌもビアンカも久利生(くりう)もシオもレックスも同じだ。ルイーゼはそういうところに思考を割くことを良しとしない面があるから考えてないかもしれないが、まあそこはアリニやドラニにフォローしてもらって、彼女には得意分野で力を発揮してもらえればそれでいいだろうと俺達は考えてる。そのためのロボットだしな。


人間(地球人)社会でも昔からそういう部分はあっただろう?


『飛び抜けた才能を持つ者が多少やらかしてもそれを周りの者達がフォローすることで大目に見る』


というのが。だからこそ別にその<飛び抜けた才能>を持ってるわけでもない者がやらかすことについては厳しかったりもするんだろうが。


とは言え、<飛び抜けた才能>ってもの自体、それを有益に感じる者とそうでない者がいるのも事実なんだよなあ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ