表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2474/2987

メイフェア編 他責思考

社会の一般的な感覚として<暴力>が否定されるようになったばかりの頃、


『最近の若い奴は厳しくされなくなったから腑抜けになった!』


『最近の若い奴は厳しくされなくなったから礼儀を知らない!』


的なことがしきりに言われてたりしたそうだが、そして、


『最近の若い奴らは扱いにくい』


みたいなことも言われたそうだが、それも所詮は、


<他責思考>


というものだよな。だってそうだろう?


『状況の変化に対応できない自身を省みず、自分以外に責任があると言ってる』


以外の何ものでもないからな。この考え方は実は今でも根強く残ってるんだが、俺個人としては忸怩たる思いもあるよ。


『大人として情けなくないか?』


ってな。なにより、


『状況の変化に対応できない』


というのは多くの場合、


『淘汰される側になる』


ということだし。しかも愚痴ばかり口にする人間は、自分が淘汰される側になると途端に被害者面をするようにもなる。


うん、典型的な他責思考だな。暴力を肯定する人間にこそ実際には他責思考が蔓延してるそうだ。だからこそ暴力で手っ取り早く解決しようとするわけで。


もちろん、<暴力を否定してる人間>にも、


『悪いのはいつだって自分以外』


的な考え方をしてるのはいるさ。自身の行いが原因で注意を受けてるというのに、


『こんなことで怒る方が悪い』


みたいに考える奴がな。だが、


<自身を顧みられないタイプ>


というのはどこにでもいて、そういうタイプももちろん人間だからそれぞれに考え方や信条はある。だから暴力を肯定する側にも否定する側にもなり得る。


それだけの話だろうさ。人間(地球人)は他者をカテゴリで一括りにして『こういう奴だ』と決めつけてしまう悪癖があるが、それもまた多くの問題を生み出す原因の一つになってたよな。


俺はそれも気を付けなきゃと思ってる。


(ほまれ)達はそこまで複雑に物事を考えてるわけじゃないだろうが、自分の思い通りにいかなければ相手が悪いと考えてしまっているだろうが、だからといってただ自分の感情のままに仲間を虐げたりはしない。<喧嘩>はあっても、立場が下の者が<下剋上>を狙って挑んでくることはあっても、他の群れでは普通に見られる、


『弱い者を一方的に虐げる』


ようなことはあまりなかった。そういう形でストレスを発散しなきゃならない環境じゃないからだろう。なにしろ群れの中でトラブルがあれば(ほまれ)が積極的に出張ってきてくれるし。


(とどろき)(ほまれ)ほどはその辺り上手くできてない印象もありつつ、そこはメイフェアが補ってくれている。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ