ホーム×アバター
作者は情弱です。悪しからず。
「で、『クロス』の世界観はどんな感じなんだ?」
そう俺は桧央の家で『クロス』が入ったVRギアを受け取りながら桧央に訊いた。
「うーん。そうだね~」
世界観のベースとしては魔法アリのファンタジー。プレイヤーは先住民(NPC)からは冒険者等と呼ばれおり神などから与えられたスキルやステータスを使い、この世界の地で戦うRPGゲームである。
「で、このゲームの特徴は?」
「無数にあるスキルを使って作るクロススキルだね。」
「ふーん、スキルを作るのか」
既存のプレイスタイルではなく、自分だけのプレイスタイルの確立も目指せるのか
「ん?聞かないの?」
と、桧央はさも当然の様に質問した。
「ああ……その方が」
「「おもしろい」」
イタズラが成功した少年の様に桧央は笑い、又こうも聞いてきた。
「やっぱり?」
「ああ、やっぱりだ」
「それじゃあ、又、明日ね。正式スタートは十時からだからね。」
「ログインしたら何処に行けば良い?」
「ん~中央広場の噴水前でね。」
と、ログイン後の話をし、桧央の家を出た。
◇
「VRギアのセットは完了と、次はアバター制作と」
玄はVRギアを頭に被る様に着けた。
初期型のVRギアではVRつまりヴィジョンリアリティーを成功させる為に大型の機械設備が要るが今のVRギアでは小型化、軽量化に成功した事により家庭でく使えるようになっていった。まあ、大人気で飛ぶように売れ今では生産待ちになっているのだが……とりあえず桧央に感謝だな。
『VRアバターが有りません。制作しますか?』
『Yes/No?』
迷う必要も無いのでYesを選択する。
『アバター素体とのリンク完了』
『アバター設定を変更しますか?』
『Yes/No』
うーん別にいたって普通の黒目黒髪だしなー黒色が好きだから変える気もないしこのままいいか
『アバターの制作が完了しました。』
電源をオフにしてと……よし明日の十時からからかもう良い時間帯だし寝るかおやすみ~
作者「桧央くんは何が好きなんですか?」
クロ「アイツは味音痴だから何でも食うぞ。」
作者「ん~例えば?」
クロ「産業廃棄物」
作者「味音痴のレベルじゃない!?」