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作者より
作者です。このたびは『爆ぜた金魚鉢と幾許かの奇人』を読んで頂きありがとうございました。
ですが、私の実力不足のせいで、私の意図した物が読者の皆様に伝わりにくいと思いましたので。ここで幾つかのヒントを挙げることにしました。まことに申し訳ありません。
・金魚鉢が割れたのは、一体何曜日だったのか?
・元刈谷明人は、何故あそこまで北高田義文の行動に拒否反応を示したのか?
・入来院鏡子の言う『事件』とは一体なんだったのか?
・魚前友則はなぜ鮎澤又三郎を警察署に連れて行かなければならなかったのか、そして鮎澤又三郎は一体何を見たのか?
・茜ヶ久保薫は、一体どこで『発見』されたのか。
以上を頭の片隅に置きながら、もう一度『爆ぜた金魚鉢と幾許かの奇人』を読んでいただけると登場人物に対する印象が、代わるのでは無いかと思います。
それでは、失礼します。