表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/21

プロローグ

この国ははっきりとした階級社会だ。

最も尊い王族・貴族・平民・貧民・最下層の順番にどんどん階級が下がる。




王族に仕えることを許されるのは貴族のみ。

貴族に仕えられるは貴族か平民。

平民のもとで働けるのは平民か貧民。

貧民とはもともと犯罪者や浮浪者に与えられた地位とも呼べないただの符合。

今ではその貧民の子孫や親のいない子どもに与えられ、搾取されるばかりの存在。

最下層は重罪を犯した犯罪者に押される烙印「罪」の印を押されたものをさす。生活の場は日も指さない地下。「強制労働」という名の仕事からは決して逃げることは許されない。たとえ罪を償い終わり強制労働から抜けたところで、印を持つものにはまともな生活など望めない。



それがこの国の仕組み。

それがこの国の澱。


体制を変える権力は全て貴族のもの




だから決して変わらない




虐げられる者たちは虐げられ続ける







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ