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已矣哉 睦月詩帖  作者: alIsa


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一重瞼の彼女


 手鏡を見る 一重瞼(ひとえまぶた)の彼女

 小さな(まなこ)を 大きく見開いて

「鏡の私は とってもかわいいのに」

 とでも言いたげに じっと見入っているけど


 手鏡を持って座る 一重の彼女

 前髪をしきりに いじくりまわして

「鏡の私は とってもオシャレなのに」

 とでも言いたげに くしけずっているけど


 手鏡をのぞきこむ 一重の彼女

 口づけするほど 鏡に顔寄せて

「鏡の私は とっても素敵なのに」

 とでも言いたげに ため息をつくけど


 あなたは手鏡を 放そうとしない

 鏡の中の もう一人の自分に

 その美しさに 驚いているのか。

 彼女に寄せようと 頑張っているけど


 僕が惚れたのは 一目ぼれしたのは

 鏡の外のあなた あなたなんです

 細い目、くせ毛の髪、薄い唇

 僕が好きなのは そちらのあなたです


 鏡とにらめっこするあなたも好きだけど


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