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京士さんの気持ち
「その子さ、俺の大学の同期なんだけど、ずっと仲良くてずっと好きなんだよね。友達止まりでなかなか進めなくて…気持ち伝えて友達関係まで壊れちゃったら嫌だなってずっと言えずにいたんだけど、言わなきゃ何も変えられないから、ちょうど誕生日が近いしプレゼント渡して気持ちちゃんと伝えようと思って…」
京士さん、その人のことそんなに好きなんだ。なんだろう、胸が苦しくて息がしにくい。
「だったらアクセサリーとかそういう物の方が良くないですか?女の子はそっちの方が喜ぶと思うんですけど。京士さん、相手の情報ちゃんと言ってくださいよ!」
「うん、ごめんね。なんか照れくさくてつい…でもいろいろ選んでくれてありがとう。もし良かったらアクセサリーとかも一緒に選んでくれるかな?」
「いいっすよ!じゃあ行きましょうか」
照れる京士さんを連れてアクセサリーショップへ。
さっきよりもっと真剣に更に悩む京士さん見てて座り込みたくなってきた。
なんでこんなにショック受けてんの?
俺、京士さんのこと好きなのか?
いや、京士さん男だぞ、俺は女の子が好きなんだ。好きなんてそんなはずないだろ?