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文化祭 その3
暁人と和真のクラスのお化け屋敷は教室では狭すぎるし、部屋を暗く出来て音響も視覚効果も使えるという理由で視聴覚室の使用許可が降りたらしく、文化祭レベルにしてはなかなか本格的だと聞いてる。
どうも和真たちの担任がホラー好きでやたら張り切ってるらしい。
コスプレ喫茶の交代時間に高嶺たちと視聴覚室へ向かっていると、お化け姿の暁人と女の子が話しているのが見えた。
「あれ暁人じゃね?」
「あの子って前に和真が言ってた暁人と一緒に歩いてたって子かな?仲良さそうだな」
「……」
確かに楽しそうだ。
彼女と少し話した後、
「俺出番だから行くね」
と手を振って暁人は視聴覚室へと走って行った。
実際目の当たりにするとガツンと頭を叩かれたような衝撃だった。
不意に肩にのしっと力が加わり、
「あの子一年生なんだって」
とその力の主が答える。
「おう、和真。今お前らのお化け屋敷行くところなんだよ」
「どーぞどーぞ、ご案内いたします」
とエスコートする和真。




