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暁人のバイト

そんな日々が続いて表面的には変わらない俺たちももうすぐ夏休みってことで少し浮き足立っていた。

バイトは入ってるけど遊べる日もある。

できればみんなで遊びに行きたいよななんて話をしてたら暁人が、

「俺さ、バイト始めたからあんまり遊べないかも」

と言い出した。


「マジか。いつバイトなんて始めたんだよ、何のバイトやってんの?」

と理玖が捲し立てる。

「家の近くのコンビニ。結構忙しくてさ、夏休みは主婦パートさんがなかなかシフト入れなくなるから代わることも多くって」

「そっか、でも遊べる日もあるんだろ?

空いてる日あったら教えといてよ、都合合わせるから」

と高嶺と和真が早速調整を始める。

「うん、後でシフト確認してLINEするよ」


バイト始めたんだ、全然知らなかった。前の暁人なら、

「圭ちゃん!聞いて聞いて!俺バイト始めてさー、コンビニなんだけどねー」

って聞いてもないのに報告してたはず。

なんかちょっと寂しく感じる。


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