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いつもの光景

【 人物紹介 】


間宮圭吾まみや けいご

・高2

・高嶺、理玖と同じクラス


佐野暁人さの あきと

・高2

・和真と同じクラス


高嶺佑たかみね ゆう

・高2

・圭吾、理玖と同じクラス


成田理玖なりた りく

・高2

・圭吾、高嶺と同じクラス


藤崎和真ふじさき かずま

・高2

・暁人と同じクラス


京士きょうじ

・大学2年

・圭吾のバイト先の先輩で兄のように慕っている


千花ちはな

・大学2年

・京士と同期


皆川ゆり(みながわ ゆり)

・高1

「ねーねー(けい)ちゃーん、好きー」

また来た。

「はいはい、俺も好き(棒)」

「なんだよ、その言い方は!もっと気持ち込めて言ってよ、はい、もう一度言ってみて!」

「うるせーな、何回このやり取り繰り返すんだよ」


「また佐野(さの)が告ってる、もはや挨拶」

とクスクス笑ってるのが聞こえる。

暁人(あきと)とは1年の時同じクラスになって、なんとなく仲良くなった。

普通に友達だ。

いつの頃からか暁人が俺に好き好き言うようになったことに気づいた時には、既に周知の事実として黙認されるようになっていた。

暁人の人懐っこい性格もあってか男同士で好きとか気持ち悪いなんて言われてないし、むしろ、

「佐野、まだOKもらえねーのか?」

「なんで付き合ってないの?」

「おっ今日もいつものやつやってんな!」

とか言われちゃうし、

間宮(まみや)、ちゃんと返事してやれよ。人間誠実が一番だぞ」

と先生たちにまで揶揄われるし、暁人に対する声援すら聞こえる始末。

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