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こんな私を好きなんて、頭おかしい

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

今もなお、思い出しては願うんですよ。


いや、今日夢を見たんだ。元彼と会う話。だから此処で一つ、問い掛けをしたんだ。

――私と別れて良かったって思ってる? って。

そうして互いに微笑み会った。私は酷く安心して、夢から覚めた。


滅茶苦茶いい子だったよ。女性的な感性を持つ、繊細で優しい子だった。記念日とか大事にしていて、その日になると私に問い掛けるんだ。『今日は何の日?』って。

まぁ、空中分解して爆散したけど。

あんまり恋愛経験ないからさぁ、告白されて有頂天になって、そのまま付き合ったんだ。好きかどうかも分からなかった。それから連絡取り合ったり、デートしたり、贈物交換したり、まぁ、らしい事沢山したよ。

ただ、なんで私を好きになったのかは言ってくれなかった。聞くとはぐらかされた。

私は男性不信だからね。優しくされるとその裏に、何か利己的な欲があるんじゃないかって、何時も勘ぐってしまうんだ。今回もその悪い癖が出た。それが最初のきっかけ。

その後にあの子の複雑な家庭環境とか聞かされた。家を出ていきたいとか、結構頻繁に聞くようになった。……あの場所から逃がすつもりだったけど出来なかった。

……最終的に、この子はあの家から逃げる為に私に優しくするんだって思う様になった。こんな私を好きになる理由なんてないって思う様になった。

うちの親からのプレッシャーも、まぁ、あったね。何時デートするの? どうだった? 卒業したらこっちに来るの? 籍は何時入れるの? って。

だから二人の期待に応える為に、応えなきゃいけないから、それで……そう、限界を迎えた。

こんなにも沢山の事をしてくれるのに、返せない、信用出来ない、なのにまだ愛を囁いてくれるのはおかしい。絶対に裏があるに違いない。

そう思ったらもう、壊れちゃった。

最後は酷いものだった。『私のことを好きでも何でもない癖に』、『もう連絡して来ないで』、これ以上に酷いこと沢山言った。最後は私から別れを切り出した。『別れて。貴方といるのが辛い』って。

思い返して見れば、恋人として好きじゃなかったね。首を触られて、気持ち悪くて、シャワーで洗いながら何度も掻きむしったんだ。……本当に最低……。

だから夢だけが救いなんだ。私と別れられて良かったって笑顔で言ってくれた事が。願わくば、私に会わなかった世界線に行かせてあげたいけどね。

以下、作者のメンヘラぶりが炸裂しますよ〜。

何でも許せる方向け。


貴方と付き合わなければ良かった。

その一言があれば最上級だったのですが。


恋愛する上で、自己肯定感って凄く大切なんですよ。

自分が筋金入りの人間不信だと言うことを忘れていました。

人間不信って、優しくされれば裏があると勘ぐるし、根底から相手の行為を受け入れてあげられない。

そうなると、もう悪循環でしかないんですよ。

くれた分の愛情は欠片も返せないし、何一つ信じられない。

そうなるともう破壊しかないんです。


だからもう、誰がなんと言おうと一人が一番なんです。

結婚しろだの、子供産めだの。

自分の事もろくすっぽ愛せない輩に、愛し方も分からない人間に、出来るわけないでしょーが。

という返答です。


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