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第二話 異世界へようこそ

やっと異世界らしくなってきましたね。

導入がだらだらと長引いてしまって申し訳ございません...

もっと短絡的に書くコツなどあったりするのでしょうか...?

えー引き続きどうも。運命の神なんですけどもね。

ワシが起こした奇跡の力で異世界の共通言語の日本語化と

運命操作の力によるめぐり合わせで、まぁ青年も生きていけるんとちゃうかな?


ということでね、まぁワシも他の仕事に集中できそうやわな。ほな!


っていうても君が死んでもうたらまた会うかもやけどな...


♢-------------------------------------------------------------------------♢


「っていうかあの...あなたは誰なんですか?」

ギルドとかいう場所に向かいつつ、今更な質問をする。


「そういうのはそっちが先に名乗るものよ。」

彼女は前を向いたまま答える。


(いきなり声をかけたのはそっちなんだけどな...)

「あ、ぼ、僕はカイトって言います...」

少しだけムッとなったが、この人以外頼れそうな人も見当たらないので言葉をのんで答える。


「ふーん。私はディアブラ=ノメドよ。ディアブラって呼んで。」


(俺には興味なさげだな...)


「あの、ディアブラさん。なぜ僕を...?」

質問攻めで悪いが、状況は把握したい。


「あんたにしたのはなんとなく。別に誰でもよかったわ。」


「へ?」

(誰でもいいってどういうことだ?)


「いちいち全部説明しないとわっかんないの?はぁ...」

ディアブラは立ち止まり、振り返るとあからさまな溜息をついた。


溜息つきたいのはこっちだと言いたい。

いきなり知らない場所で知らないやつにさらに知らないところへ行かされてんだぞ!?


「そうとう常識知らずね。ま、いいわ。長くなるけどよく聞いておくのよ?」


彼女に教えられたことを簡単にまとめるとこうだ

・ここは「フレンスペリー公国」という国。

・「ギルド」とはざっくり言って仕事を紹介してくれる場所。

・彼女は魔法使いで、魔物退治で生計をたてたい。

・しかし、魔物退治の仕事の受注には「パーティー登録」が必要。

・そしてパーティー登録には二名以上のメンバーが必要。

・彼女は腕が立つらしく、一人でも仕事はこなせるので、メンバーは誰でもよかった。


さて、ツッコミどころの嵐だ。魔法っておま...魔物っておま...

ディアブラも見たところ同い年くらいだと思うのだが、ゲーマー脳が過ぎるだろ...


あと、地理はあまり詳しくないが、フレンスペリー公国なんてあったか?

しかも周囲の人が話す言葉からして公用語は日本語だ。あるかそんな国!?


(夢でも見てんのかな...)


しかし現実だ。やはりこの女の頭がおかしいんだろう。


その後は終始無言だった。



ギルドについたようだ。雰囲気のある大きな建物だな...


中に入り、手続きを行う。


職業を聞かれたがなんと答えたものかわからず、彼女に委ねた。


俺の職業は『遊び人』だそうだ。


...まぁ、お似合いか。



今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

評価、ご感想をお書きいただけると光栄です。

次回からやっとお話が動きます。

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