セバト旅行 ⅩⅩⅦ
ロイは仮面に差し込むデータチップをいろいろ試した
背後に控える武人がデータチップを替える度に変わった
武人は、筋肉隆々の男や鞭も持った綺麗な女性など様々な武人がいた
ロイは草原に岩石を出現させて
岩石に向かって格闘家の武人による攻撃をさせてみた
岩石は武人の一撃の拳で粉々に粉砕した
「おぉ…すげぇパワー…」
ロイは武人の力に驚く
ロイは今度は50メートルほど離れたところに的を出現させる
その的に向かって弓を構えた武人に当てさせてみると的の中心に誤差なく刺さった
ロイは武人の力をいろいろな実験で武人の個性を確認していった
「…満足してくれたかね?」
トードーは楽しそうなロイへ声をかける
「ええ。いろいろな可能性が見えてきて楽しい」
ロイは楽しそうに返事をする
「…私に用があれば現実の方へ声をかけてくれ」
トードーはそう告げるとポンッ…と音を立てて消えた
それからロイは仮想現実で錬金術や魔法、仮面によるいろいろな実験を繰り返した
現実に戻った時のロイは本棚にある本を読み漁った
食事に関してはトードーがいつのまにか用意していてそれを食べていた
リオはロイが仮想現実に潜っている時はただ隣にいて、現実にいる時で本を読んでいる時は静かに見守っていた
そして数年をトードーの部屋で過ごした
ど、どうでしたでしょうか。。。楽しんで頂けているいいのですが。。。
次話どうしようかなぁ。。完結かなぁ。
拳闘士の続き書こうかなぁ。。。
誤字などご指摘ありましたらよろしくお願いします!!!