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4 ダンジョン

テンポよく書きたいので細かい設定は省いてます。。


とりあえず修正完了(2018/10/30)

不備などあったら随時修正します


螺旋階段を下へ降っていく…


螺旋階段を下へ降っていく……


螺旋階段を下へ降っていく………


(…螺旋階段……長くない…か……?)


ロイは螺旋階段を2時間近く、道中何も起こらずに延々と降りていた。いいかげん階段を降りていくのがうんざりとしてきた時………


ようやく螺旋階段の終わりがみえてきた

徐々に視界が明るくなってくる。螺旋階段から出たそこは……


大きなドーム状の広ーい何もない空間だった………


(ダ…ダンジョン………??)

ロイはサラからダンジョンだと聞かされて、初ダンジョンに冒険が出来るとワクワクと楽しみにしていた……

しかし、ロイの期待は見事に裏切られてしまった………


拍子抜けしたロイはため息をつき広いドーム状の空間を見渡した


(……よくみたら…アレ……なんだろ……?)

ロイはドーム状の空間の中央に存在する不思議な物体に気づいて近寄ってみる


ドーム状の空間の中央には透明な水晶で出来た3メートル程あるかと思われる大きな水晶が威圧感を放っていた


透明な水晶をよくみると水晶には文字が彫ってあり、彫ってある文字を読んでみると………


[やあ…よくきたね、ダンジョンへようこそ。

螺旋階段……とても長かったでしょ? このダンジョンはね…錬金術の技術を身につけたり、上達させて向上させる為に創ったんだ……螺旋階段についてはもうわかっていると思うけど…体力強化の為だよ……何事も体力は非常に重要だからね……生死を分けたりするし、死んだら元も子もないよ?……あー…もしかして……ここまで頑張ってきたのにこの部屋に何もなくてがっかりしてるのかな? がっかりしてないなら誰かから仕掛け、教えてもらったかな? 本はちゃんと持ってきてる? 本がないとここでは訓練出来ないよ?


前置きはここまでにしておこう……ここの空間には錬金術に反応する仕掛けを施してある。 本が仕掛けを発動する鍵となっている


長文に付き合ってくれてありがとう

本はこの文章の反対にはめてみてくれ。そして、本へ色々な錬成をしてみるといい……きっと面白いコトが起きるよ


訓練には腐らず頑張ってくれたまえ。 キミの成長を期待している


                ジン…]


非常に長い文章だった………

螺旋階段は体力をつける為か……


ロイは水晶の裏へ回りこんでみると、ぽっかりと穴があいているとこを見つけた。その穴へ本をはめてみると本はぴったりと穴にハマった……


(錬成って………本に火を使うと…本…燃えるけど……大丈夫なのかな………?)


本が燃えてしまっていいのか、ロイは疑問に思ったが水晶に書いてあった通りにロイは火の錬成を本へ試してみる


水晶にはめた本は燃えず水晶が光、輝いた……



―ゴゴゴッ……!


(床が……揺れた………!?)


―ガコンッ……!


ドーム状の空間に新たに道が出現した


(………!?)

ロイはドーム状だった空間に新たな道が出現した事に驚いて少しの間出現した道を見つめた



「……まてよ?……()()()錬成…って書いてあったけど………もしかして……?」


ロイは本に向かって水の錬成を発動!

しかし本は濡れる事なく水晶が光輝く


―ゴゴゴッ……!


―ガコンッ……!


火の錬成で出現した道とは違うまた別な方向に道が出現した


「…おぉ…っ……!」

サラが言った通りに何事も挑戦だった……


とりあえず火の錬金術で出現した道へ進んでみることにした


火の錬金術で現れた道を進んだ先には色々な罠があった……

槍が床や天井や壁から飛び出してきたり、剣や斧が頭や手や足を狙いすましたかのように攻撃してきたり、矢が無数に発射されて飛んできたり、急に床に穴があいて穴の先には針が無数に待ち構えていたり…………


火が至るところから吹き荒れたり…溶岩がどろどろと壁から流れてたり…溶岩の壁で出来た迷路があったり……


「溶岩が流れてきた時はやばかった………」

ロイはコレのどこが訓練になるのだろうか…と、ジンの考えに頭を悩ます


火の錬金術だよ?………火の錬金術?……火の………溶岩……?溶岩も操れる………ってことか……?


ロイは頭の中に、新たなひらめきが浮かんできて実験してみたいコトが泉のようにいろいろと湧き上がってくる


ロイはうずうずしながら道を進んでいったが行き止まりに突き当たる


「行き止まり……か………?」

行き止まりは溶岩が、壁のように上から下へと流れている


「……試してみるか!」

ロイは溶岩に対して錬成!


溶岩は真ん中から綺麗に左右へ分かれていく

溶岩で塞がれて行き止まりだった道に、新たな道がひらけた。道の先にはあったのは壁が溶岩で囲まれた部屋だった



部屋の室温は、溶岩の熱で体が焼けるように物凄く暑い

部屋の中央には溶岩の熱によって熱せられ、赤々と高熱を発している真っ赤な宝箱がそこに鎮座していた


あまりの熱さで宝箱に、手を近づけることさえ出来なかった。ロイはダメ元で宝箱へと錬成を発動してみた


―カチャッ……


錬成が成功したからか鍵が外れ宝箱の熱は徐々に冷めていった


宝箱が冷めて触れるようになって、ロイが宝箱を開けてみると紅い龍の模様が入った籠手が中に入っていた。ロイは籠手を手に取ると観察して、籠手を右手に装着してみた


(……思ったよりも…ぴったり………?)

籠手の綺麗な龍の模様をロイはしばらく眺めた


少ししてロイの体に訪れた、変化の違和感にやっと気づく

(そういえば………()()()()……?)


火溶の籠手の装備者には耐熱が付与される


「……この籠手…凄いなぁ………」

ロイは()()()()手を軽く振るう


溶岩がロイの手の動きに反応して動いた


「…えぇ……!?」

ロイはあまり事態に困惑して驚く


火溶の籠手の装備者は熱の操作を可能とする


錬成発動してないのにな…?と、ロイは考えた

もしかして…ジンって人が書いてた面白いコトって……コレのことかな…?

と、ロイは正解にたどり着く


溶岩の部屋には宝箱以外溶岩しかなく、周りの溶岩を操作して確認しても何もなかった

ロイは通ってきた道を戻り、道中の罠を解除しながらドーム状の空間へと戻った


(疲れたけど……水の方も行ってみるか………)

ロイは水の錬金術で出現した道へ進んでいった


水の錬金術で出現した道の道中は、火の道中とほぼ同じような罠が存在した


火の道中と違う点は……

水が弾丸のように噴射されて飛び出してきたり、水で刃物のようなスパッとした切れ味を出してきたり

氷で出来た矢が無数に飛び出してきたり、氷の壁で出来た迷路があったり、氷で出来た道があって氷の脆い部分でロイは落ちそうになったり……

火の道中と違う点を挙げるなら……すごく寒いっ!



(やっと行き止まりか………)

水の錬金術の方の行き止まりは大きな水溜りだけだった


(もしかして……コレを潜って行けってコトかな……?潜水とか全然自信ないけどなぁ……)

ロイは水溜りの前に座り込んで水面を見ながら考える……せめて水の中で、呼吸さえ出来ればと……


当たって砕けろ…かな……まぁ…水だし危険はないか。危険だったら、すぐ出ればいいし………

ロイは水へ飛び込むと水中へ潜って中の様子を確認してみる


…思ってたよりも…深い……!……水の中…思ってたより、ちょっと温かいかも……!


ロイは水から上がると周りの気温の寒さで体が震え始める。震えながら必死にロイは対策を考える


「さっ…さぶぃ!さぶぃ!」

ガチガチと歯を震わせながらロイは火を錬成する。火で暖を取りながら服を乾かして、ロイはしばらく休憩する



「水に溶岩でも流してみようかな……水が沸騰したりして水、減らないかな………?」


悩み悩んでロイは仰向けになると視界に一面に氷が目につく……


「…こ、氷だ!!…氷で階段作ろう!」

ロイは瞬時にひらめいてすぐに考えを実行に移す


水を氷へと錬成していって、綺麗で見事な氷の階段をロイは作る。氷で作った階段を降りて氷の底へと無事に降り立つ


氷の底には、冷たく青い宝箱が存在した。ロイは溶岩の時と同じ要領で青い宝箱を錬成して鍵を開ける


宝箱の中には蒼い龍の綺麗な模様が入った腕輪があった。ロイは腕輪を観察しながら左腕へ腕輪をはめてみる


水凍の腕輪の装備者は耐寒が付与される


「寒く…なくなった……!」


ロイはしばらく腕輪を眺めて、落ち着いた頃に氷の階段をゆっくりと上がって、通ってきた道を戻ってドーム状の空間へと戻っていった………


次話も更新程よく頑張ります!

年齢とか容姿とか王国の名前とか街の名前とかめんどくさいんで読者の方の想像にお任せ!

ご指摘あれば随時修正します!!

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