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6つ目の世界【シールド】 終



「…ちょいとそこのお二人さん」


ロイとリオはどこから声がするのか周りを見渡す

そこへ黒白模様の猫が寄ってきた


「…返事ぐらいしなさいよ」

猫がロイとリオに向かって人語でしゃべる


「………」

ロイとリオは猫を見つめて固まる


「………」

猫は2人を交互に見て毛づくろいを始める



数分無言の時間が過ぎた頃



「…いい加減なんかリアクションしなさいよ」

猫が後ろ脚で耳をカリカリしながらいう


「…えっと……誰ですか…?」

ロイは恐る恐るたずねる


「…誰って……あー…この姿だからか…」

猫は前脚を舌でぺろぺろと毛づくろいしながら考える



「…信じなくてもいいけど、あたし…フューリーよ」

フューリーは木を地面から生やして爪とぎしながら告げる


「………はっ?…」

ロイはあまりの展開に固まる


フューリーは爪とぎを続ける



やっと思考が動きだしたロイは

「フューリーって、さっき戦ってたあのフューリー!?」


「…えぇ、そうよ」

フューリーは爪とぎをしながら答える


「なんで、猫なの!?」

ロイは動揺しすぎて口調が定まらずに質問する


「…神は不死身なのよ?」

フューリーは爪とぎを辞めて前脚をぺろぺろしながら答える


「答えになってない!!」

ロイは徐々にヒートアップしてくる


「…仕方ないじゃない、猫に転生したんだから」

フューリーは後ろ脚で耳をカリカリしながら答える


「転生って・・不死身なんでしょ!?」

ロイはフューリーに詰め寄る勢いで質問する


「…まぁ、あのドラゴンに肉体ボロボロで復活出来るわけないからねぇ…そういう処置もあるのよ…」

フューリーはあくびしながら、グーッとカラダを伸ばす


「神ってすげぇな!?」

ロイは興奮しすぎてよくわからない状態になる


「…さて…ゼウスのトコに行くわよ…」

フューリーはロイの肩に乗る


「…なんで、ゼウス様のとこへ?」

ロイは冷静になってきた


「…いいから…さっさと行くわよ…」

フューリーは右前脚を前に突き出すと肉球型の門が出現する



「…ゼウスのトコに繋げたから…ちゃっちゃと歩きなさい…」

フューリーはロイの頭の上に移動して香箱座りする





ロイは頭が重いと思いながら門をくぐる






ど、どうでしょうか。。楽しんで頂けているといいのですが。。。

ロイの口調どうすればいいかわからなかったです。。。。反省しております。


超個人的な話になります

来週、iPhoneXS出るらしいんですが。自分はXRのREDがいいのでちょっと待ちなのが悲しいです。


誤字などご指摘ありましたらよろしくお願いします!!!

テンポよく書きたいなぁ。。。

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