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ゼウス様のお話 2



「神の血・・ですか?」

ロイが恐る恐るゼウス様に問う


「ロイよ。そちは孤児であったな」

ゼウス様は静かにロイに問う


「…はい」




「そちは、我が子だ」

ゼウス様はそう言い放った


「…えっ…?」

ロイはゼウス様の顔を呆けて見つめる


「ふっ…親が急に神だったとなれば驚きよな」

ゼウス様は朗らかな笑顔で笑う


ロイは放心して笑っているゼウス様を眺める


「そちが生まれた時に、ジンが申し出たのでジンの世界に任せてみたのだ。そちの育ての親の・・ナナシだったか?…あやつはジンの配下よ」


ロイは明かされる真実にただただ呆然とする


「ジンの世界以外、他の世界でも神達にそちの行動は観察させてもらっておった」





しばらくロイは衝撃の事実に思考を停止させた





「おぉ…そうじゃった、こやつをそちに与えねば…」

ゼウス様は指を空中で軽く振るう




白い雲が徐々に集まって小さな形を創って

小さな形は白い龍になった


白い龍は手のひらにのるサイズで小さなツノを生やしてお腹の辺りは薄いクリーム色で前脚は小さく後脚は少し太い東洋の龍




「…この子は?」

ロイとリオは白い龍をまじまじとみる


「キュー!」

白い龍は楽しそうにする


「こやつは神龍じゃ。生まれたばかりでな、そち達にこやつを育ててもらいたい」

ゼウス様は優しく白い龍をみる


「自分たちでいいのですか?」


「うむ。こやつにいろいろ世界を見せてやってくれ」


「あの…名前は…ありますか?」

リオがおずおずと質問する


「名前は決めておらん。そち達が名前を決めてよい」


「…名前・・んー・・名前…」

ロイとリオはどのような名前にするか悩む



白い龍は我関せずでロイを楽しそうに見つめる



「…ミタ…ラ、シ……ミタラシ…みたらし。みたらしにします」

ロイは白い龍を見ながら決めた



神龍、みたらしは名前を気に入ったのか嬉しそうにする



「…みたらしとは…何故その名前に?」

ゼウス様はロイのネームセンスに頭をひねる


「特に深い意味はないです」

ロイはきっぱりと告げる


「まぁ、みたらしが名前を気に入っておるからよいか」

ゼウス様はみたらしの様子を見ながら呟く





「…次の世界はここへ行ってくれ」

ゼウス様は告げた


「どこですか?」


「…シールド」

重々しくゼウス様は答える


「…シールド?どんなところなんですか?」

重要なとこなのか不安になりながらロイはゼウス様に問う





「…ばか者が管理している世界だ」

ゼウス様は溜め息混じりに答える





どうでしたか?楽しんで頂けていますか?

この小説の方向性がよくわからなくなってきた気がしないでもない。そんな作者です。。


6つ目の世界チラッと出しました。

考えた経緯は・・とりあえず金がゴールドで6がシスって数えるらしくてシールドになりました!

特に深い意味はない!!!


誤字などご指摘ありましたらよろしくお願いします!

テンポよく書きたいなぁ。。。

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