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愛の春夏秋冬  作者: 綾咲 彩希
3/9

休日の春夏秋冬

冬の休日


 海色は毎日私の家に来る。これは覆ることのない事実で、これからも覆ることのない事実だ。海色は、基本なんでもしてくれる。朝食、洗濯、掃除、セックス。私が何もしなくていいぐらいに完璧にこなしてくれる。私の退屈を紛らわしてくれる。

「ねぇ、海色」

「なに?」

「キスして」

「……」

「キス」

 海色はそっと唇を重ねる。優しい、優しすぎるソフトなキスだった。でも、それじゃ駄目。

「ディープ。」

「……」

 海色の舌が口の中に入ってくる。

(舌の裏って意外に気持ちいい。)

 海色は全てが優しい。ハグもキスもセックスも。その優しさはまるで他人のようで。恋人に接する優しさとはかけ離れていた。接し方はどこかぎこちなく、私に向ける笑顔は固く、眼は私を見ているようで見ていない。

 ただ、海色の温もりだけは確かに感じられた。

 海色の手は温かい。まるで火の様だ。海色の手の温もりは私を癒してくれる。私を満たしてくれる。

 海色が触れた場所が、「私」という存在を確かに実感させてくれる。定期的に調べないと、すぐに「私」という存在を見失ってしまう。自分が本当に生きているか分からなくなる。

 「死人」の様に冷たく動かない熱を感じられない真っ白な「死人」。

 ただ、死にたくない。○○の様にだけはなりたくない。



 眼を醒ますと、横で海色が裸で眠っている。その寝顔は王子そのものだった。身体にはまだ海色の熱が残っている。

 ふと、体中に寒気が走った。布団を自分の体に巻き付けた。裸で居ることによる寒気ではない。これは恐怖。

 私はこの熱を失うことが何より怖かった。私が私という存在を失ってしまう。孤独になってしまう。一人は寂しい。

(生きてる。私は生きてる。)

 私は自分に言い聞かせる。心の中で何度も何度も叫ぶ。お願いどうか収まって。

 私は、布団を捨てて海色の腹に股がる。少し冷たい空気が全身を舐めるよう駆け回る。肌の冷たさなんてどうでも良かった。ただ、この寒さをどうにか出来れば。私は手を伸ばし、そして。

 ゆっくりと海色の首を締めた。




秋の休日


「ねぇ~。ねぇ~。紅葉~」

 何故ウチは朝から××(もぶ)に付き合わないといけないのだろうか。雪ちゃんは今何をしてるんだろう。海色といちゃいちゃしてたら嫌だな。

「速く来てよ~。私ぃ~怖いんだけど~」

 時間を遡るのすら面倒なので、簡単に説明すると橋の下で骨を見つけたらしい。それを××(もぶ)は踏んづけてしまい、呪われてしまうのではないかと朝から駆り出された。アホか。

「普通に動物の死骸とかじゃないの?ほら、犬とか猫とか」

「でもぉ~」

 あぁ、雪ちゃんとデートがしたい。

「紅葉~。将来医療系でしょ?なら、なんとかしてよぉ~」

 残念ながら医療系でも霊能には携わって居ない。少し、考えれば分かることだ。こんな事でウチの雪ちゃんとのデート(妄想)を邪魔されたと思うと、怒りを通り越して殺意に変わる。死んでくれないかな?この××(もぶ)。

「あ、着いた。あれあれ!」

 ××(もぶ)が指を指した所を見ると確かに白い何かがある。ウチは近づき、それを手に取ってみる。確かに骨だ。人間で言うなら三才~四才くらいだろうか?余りにも細い。恐らく、栄養を充分に摂って、もしくは摂らされて居なかったのだろう。

 ウチは辺りを見回し他にないか探す。これが人間の部位かどうかまだ分からない。骨盤か頭蓋骨があれば一発だ。だが、ない。なら。ウチは骨が落ちていた地面を掘り返す。

「なにしてるの?紅葉」

 ××(もぶ)は恐る恐る聞いてくる。ごめん、今××(もぶ)に構ってる暇なんてない。

 ウチは無言で地面を素手で掘る。爪の間には土が入り、土の冷たさで指が痛い。だけど。

「あった」

 そこにあったのは骨。関節という関節は全て折られている。 周りに肉が残ってない所を見ると、長い時間ここに放置去れていたのだろう。

「きゃあああああああああああああああッ!!」

 ××(もぶ)の悲鳴が鼓膜を揺らした。五月蝿い。

「きゅ、救急車。いや、け、け、け、警察!?」

「死んでるんだから警察だけでいいよ」

「なんで落ち着いてんのよッ!!」

 いや、叫んでも始まらないし。それに。

「顔が砕けてるんだよ?!」

 顔が碎けてるだけだから。



 警察から根掘り葉掘り聞かれようやく釈放された。太陽がオレンジ色に輝いている。雪ちゃんは今頃何をしてるんだろう。

「それにしても酷い親も居るな」

 ウチは呟いた。なんでも、あの骨はウチの高校の奇人先輩の妹さんらしい。盗み聞きの情報だから誰にも言えないけど。確か、奇人先輩は友人先輩に学校に呼び戻された一人だとウチの記憶の中にはあった。奇人先輩は優しすぎる人だ。だからこそ、おかしい。何故、奇人先輩は妹さんを地面に埋めた?いやいや、それはあり得ない。世界がひっくり返ってもあり得ない。奇人先輩は、他人を疑うことすら知らないだろう。そのくらい優しい人だ。あの人が殺人。ましてや、妹を殺すとは考えられない。

「自殺?」

 私は頭を振った。考えてみれば自分の顔面を自分で砕けるはずがない。

「そうだね、人には自分を守ろうとす。まぁ、馬鹿に分かりやすく言うと自傷の抑制だね」

「人間は何かの力を使って自傷をするから。ん?」

 ウチ。今、誰と話してた?首を声がする方向に向けてみる。そこには、パーカーを被った人がブランコに座ってた。


「なぁああああにぁあぁあああ」


 ヤバいッ!!聞かれたッ!!一人言を聞かれたッ!!恥ずかしいッ!!超恥ずかしいッ!!本気で恥ずかしいッ!!てか、ここどこ?!ウチはウチッ!!

「一人言をぶつぶつと言いながら歩いてきたよ?」

 パーカーはにっこり笑顔(見えないけど雰囲気)で伝えた。辛いッ!!その笑顔が辛いッ!!

「よく、ここに来るまでに警察に捕まらなかったね?」

 きっと、このパーカーはドSなのだろう。きっとドSだ。あぁ、雪ちゃん。せめて、雪ちゃんがSならきっとウチはこの女性のSを受け止められるだろうけど。…雪ちゃんのS。…鼻血が。

「君は博識だね」

「はい?」

「自傷のことだよ」

「あぁ…」

 膝から崩れ落ちた。全部聞かれた。変な人だと思われてる。

「人は抑制されるからこそ道具を使う」

 パーカーは近くの木の棒を握ると、話を続けながら地面に絵を描いていく。

 例えば、飛び下りによる圧迫死。

 例えば、練炭による中毒死。

 例えば、打撃による撲殺。

 例えば、刃物による斬殺。

 例えば、薬による薬物死。

 例えば、水による溺死。

 例えば、縄による絞殺。

「他にもあるけど描ける場所がないね。この公園小さいから」

 公園の地面には、飛び下りる若い男。煙に包まれている淑やかな女。幼女を撲っている女。鎌で斬り合う若い男女。薬に手を伸ばす窶れた男。水に溺れる痩せ細った女。苦しそうな顔をした苦しそうな金持ちの男。

 ウチは息を飲んだ。これは本当に絵なのか?

 どれもこれも吐き気を覚えるほど忠実に再現されている。再現処か、今この場で本当に起こっている出来事のように感じる。

 キャンパスは地面。色は土色。道具は木の棒。

 たったこれだけで人の死は再現出来るものなのだろうか?絵に描いてある人物達は苦悶の表情を浮かべている。だが、幼女を撲っている女と鎌で斬り合っている女は笑っていた。

 胃がきゅっとなり、口から胃液を吐き出した。苦い味が口の中に広がった。

「狂ってる」

 もし、奇人先輩の妹を殺したのが女。いや、母親と考えるとこれ以上胸糞悪い話この上無い。ウチの勝手な想像だけど、頭の中にイメージが広がってしまった。

「大丈夫かい?」

 パーカーは、手をこちらに差しのべる。

「えぇ、すみません」

 パーカーの手を握ると恐ろしく冷たかった。冷え性なのだろうか?もしくは、外の寒さで手が冷えてしまったのだろう。

「これは、君達高校生に見せるのはまだ早かったね」

 パーカーは、足で絵を消していく。まるで、最初から無かったかのように。事実を、真実を、消してしまう様に。

「あなたは画家か何かですか?」

「いや、違うよ?どうしてだい?」

「いえ、勿体ないと思いました。あそこまでの画力があるなら画家にでもなれば」

「まぁ、将来的に画家になるのも…いや、ないね。」

 やれやれという風に首を振る。何がないのだろう。もし、画家になれば、あっという間に有名になり一気に大金持ちになれるはずだ。それほどウチはあの絵に価値があると思う。

「失礼ですが、歳は?」

「ん?約四十九億歳」

「…」

 まぁ、確かに見知らぬ女にいきなり歳を聞かれたら嘘を付きたくなるだろう。でも、ここまで露骨な嘘を言われるとは思わなかった。

「いや、冗談ではないよ?」

「…」

 いや、四十九億年生きれるなんて人間には無理だ。人間は頑張って百二十歳が限界なのだ。それにパーカーさんは声がどことなく若く感じる。顔が見えないから男か女かすら分からない。

「声からして、二十歳前半と見ます」

「まぁ、信じてもらえないなら仕方がない。高校生だよ」

 私は、目を見開いた。高校生。つまり十五年から十八年間しか生きてない人間に何故あんな作品をかけるのだろうか?

 絵は想像力というが、何かに影響されることが多い。

 何かを見て、聞いて、感じて、味わって、嗅いで、五感の全てを使って描く。

 このパーカーは何を見た?聞いた?感じた?味わった?嗅いだ?あれを想像で描くことを、ましてや創造で描けるわけがない。あの絵は…

 地獄を見なければ描けるはずがない。

 悲鳴を聞かなければ描けるはずがない。

 恐怖を感じかければ描けるわけがない。

 痛みを味わってなければ描けるわけがない。

 血の臭いを嗅がなければ描けるわけがない。

「すみません。失礼だと思います。不審者と間違えられてもおかしくありません。でも、教えてください。あなたの名を」

 あなたの名前はなんですか?

 ここまで芸術的で狂った絵を描けるあなたの名をウチは知りたい。

「季節さんだよ?」

 パーカーで顔は見てないが、季節さんは嗤っている様に感じた。

「季節さん」

 私の一人言は冷たい風に乗せられパーカーさんに届くことはなかった。




春の休日


 私は冬が嫌いです。寒いし、肌は荒れるし、良いことがまったくありません。

 私は冬月雪子が大嫌いです。汚いし、汚れてるし、不浄で不毛で穢れの塊です。なにより、傷物です。私はふと疑問に思います。

 何故、彼女は生きているのだろうと。

 何故、傷物で生きていようと思えるのだろうと。

 何故、貴女がロミオと対等の立場に居るのかと。

 考えただけでもイライラします。私は手に持っていた本を想わず壁に叩きつけてしまいました。


 私は夏が好きです。暑いし、日焼けはするけれど、夏場の汗だくセックスはたまりません。

 私は夏川海色が好きです。綺麗で、美しく、女顔負けです。まさしく、ロミオです。ですが、この感情はきっと「偽物」。私は夏川海色を好きではありません。でも、彼を愛でたいのは本当です。綺麗な彼を汚したいのです。私の手で汚したいのです。汚したいのです。身体中にキスマークを付けたい。彼を慰めてあげたい。私に依存させて、最後は捨てたい。傷つけたい。その泣き顔が見たい。想像しただけで股が疼きます。


「ロミオとジュリエット」


 私の読んでた本は彼らの題材となった本です。

 私はこの本を読んでて思いました。

「ざまぁみろ。」

 思わず、口に出てしまいました。でも、本当にそう思ってしまいます。恋が叶わず、最期は勘違いにより死を迎える。これが笑わずに居られますか?私には無理です。でも、この物語の登場人物にはなりたいと思います。だって、生きている内に二人を引き裂いたらそれこそ楽しいことはありません。もし、ロミオを寝取ってその現場をジュリエットに見せたら、きっと素晴らしい顔をしてくれるに違いありません。その後、笑える最期を迎えてくれるのならもっと素晴らしい。

 ロミオもロミオで罪悪感で押し潰されそうになり、私に依存をしてくれたら、きっと、きっと、きっときっときっと、私は彼を裏切り、見捨て、捨てるでしょう。その時、私は本当に初めての快楽に浸れる。


「あのぉ」

 部屋の中に××(もぶ)が入ってきました。折角、良いところでしたのに。

「おや?××(もぶ)さん。頼んだものは持ってきましたか?」

「はい…雪子と」

 雪子?

「××(もぶ)さん」

「はぃッ!!」

 ××(もぶ)の話を打ち切りました。

「雪子と何故私の前で言ったの?」

 私は××(もぶ)の前に立ちました。そばかすだらけの汚い顔。ヘドが出ます。

「すみません、すみません、すみません」

「良いんですよ?全部バラして?」

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」

 ××(もぶ)は頭を付いて謝ります。

「良いですよ?私は、寛大です。許します」

 私は××(もぶ)の頭を踏みつけます。踏み心地の悪い頭です。

「報告の続きを」

「はい。ゆ」

「…」

「すみません、すみませんッ!!」

「××(もぶ)は、私をわざと怒らせようとしてるんですか?」

 私は頭を力強く踏みつけます。何度も何度も何度も何度も何度も。

「ずみまぜん、ずみまぜん。ロミオは両親は既に他界し、今は父方に援助して貰い、独り暮らしをしています。傷物きずものの両親は、旅行中とのことです。どうが、お許し下さい。」

「旅行中?」

 私は足を止めます。

「それは、いつから?」

「二ヶ月前くらいです」

「旅行にしては長すぎるような気がしますね。」

「ロミオは現在傷物の家に毎朝迎えに行き、朝食などを作っています」

「傷物には勿体ないわね。他に情報はないの?」

 武器は多いに越したことはないですね。情報は武器です。あって損するような情報なんて存在しません。

「今はこれだけしか」

「まぁ、いいわ。次もよろしくね?」

「はい…」

「忘れないでね?私はいつでもバラしていいんですよ?」

「はい…」

 ××(もぶ)は部屋から逃げるようにして出ていきます。誰も食べなどしないというのに。

 

 部屋には静けさが残りました。無音というのはここまで切なくなるものなのでしょうか?

「あぁ、ロミオ。何故、貴方はロミオなの。父との縁を切り、家名までお捨てになって!それが嫌だと言うのなら、私をどうか愛して!愛すると誓って。そうすれば、私もこの場でキャピュレットの名を捨てましょう。」

 私は、切なさを無くすために演じます。演じて居なければ、心がどこにあるのか分からなくなります。

「私にとって敵は、貴方の名前。例え、モンタギュー家の人間だとしてもロミオ!貴方はロミオなのです!モンタギュー。それがどうしたのですか?手もなければ足もない、腕もなければ顔もない、他のどんな部位でもないわ。あぁ、名前にどんな意味があるの?花に名前をつけようとも、美しさと香りは同じ。ロミオだって同じこと。ロミオという名がなくてもロミオであることに違いない。ロミオ。どうか、その名を捨てて。ロミオは血肉なにもない。どうか、名前の代わりに、私の全てを心も体も全てを受け取ってッ!!」

「ロミオとジュリエット」

 それが本当に貴方に必要な名前。

 あぁ、ロミオ。もうすぐ、貴方を手に入れます。それまで、どうか、どうかお待ちください。ジュリエットが迎えに行きます。




夏の休日


 腹に圧迫感を感じた。分厚い毛布から、わずかだが雪子の温もりが伝わってきた。その温もりは、どこか安心と安らぎが感じられた。

 雪子は腕を伸ばし、手を首にゆっくりと絞める。ようやくか、と思いながらも、俺は寝たふりを続けた。

 首に徐々に圧迫感を感じる。不思議と恐怖は生まれなかった。これで、ようやく、ようやく解放ころされる。

「うっ、んっっつ」

 雪子は泣いていた。

「ど、…して」

 首を絞められて上手く発音出来ない。どうして泣いてるの?俺は、君に殺される程のことをした。なのに、どうして?嬉し涙ならそれでいい。涙と鼻水で顔が凄いことになっている。もし、人を殺す事が怖いのであれば手を貸してあげる。

「ッ!!起きて?!」

 雪子の手の上に自分の手を重ね、更に首を絞める。首の圧迫感は強くなり、もう既に息は出来ない。意識がどこかにイッてしまいそうになる。脳が、心臓が酸素を寄越せと言ってくる。だが、それは却下だ。確かに、自分の手を離したくなるし、今すぐにでも雪子を退けたいとすら思った。だが、ここで逃げてはいけない。罪を償うチャンスを自ら逃すは愚か者のすることだ。

「ッ……やだッ!!離してッ!!」

 雪子は体を捻り、無理やり俺の手から逃れ首から手を離す。空気が一気に体の中に入ってくるのが分かる。酸素が肺に入っていく感触。全身に酸素が回っていくのが感じ取れた。嬉しさと共に悲しみが溢れ出した。

「もう…少しだった」

 もう少しで償えた。

「海色」

 名前を呼ばれ、雪子を見ると涙と鼻水が溢れ出している。

「馬鹿」

 頬に衝撃が走った。衝撃が走った所を撫でると殴られたのだと認識する。何故、殴られたのだろう。検討も付かなかった。

「あんたの償いは、私が決める。勝手に死のうとしないで。」

 そう言うと、雪子はおもむろに抱きつき大声で泣いた。

 あぁ、そうだ。それも「契約」だったんだ。いつの間にか、逃げようとしてたんだ。

「――――――――――」

 二ヶ月前に雪子に言われた事を思い出す。

 二ヶ月前から俺は雪子に憎まれている。怨まれている。それほどのことを俺はしてしまっている。俺の愛が、愛故に俺は雪子の大事な者を全て奪った。全部、一から無限まで。全てを。

「ごめん、ごめん」

 雪子の体は傷だらけだった。かさぶたや傷跡が体中にある。俺がしたことは間違いだったのか。それは、雪子が教えてくれる。

 やっぱり間違いだったのだ。と。


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