魔王と少年
初投稿作品です。
書こうの機能に、
慣れようと練習した結果・・・、
小説なのか詩なのか
よくわからないものになってしまった。orz
魔王は召喚した
自身を完全に滅してくれる存在を
勇者は何度も現れ、自身を滅した
その度に、完全な消滅が訪れる事を切に願った。
だが、死が訪れる事は無かった。
形を、姿を、時代を、時間を、次元を、世界を変えて倒され続けた
その度に心に死への、苦しみが、痛みが、恐怖が、怒りが、憎しみが、絶望が降り積もった。
魔王は、その負の感情を力に自らを完全に消滅しうる存在を召喚した。
目の前に現れたのは、少年だった。
魔王は少年に滅びを願った。
しかし、その少年は魔王を倒さなかった。
少年は、勇者では無く旅人だった。
旅人は魔王に言った。
「世界は一つでは無い」
「共に世界を旅しよう」
旅人は魔王を受け入れた。
魔王は少年の内で初めて眠りについた。
魔王は微睡を観た。
少年の夢を、世界に拒絶される夢を観た。
その絶望の中で少年も旅人に出逢い共に旅をした。
旅人は世界を巡る。
傷付いた魂に出会う為。