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アードルフと僕

作者: 宮岡莞爾

 九月のはじまり、季節外れに乾いた風が、フランスの小さな町にあるコレージュの中庭を吹き抜けていた。敷石が肩を組む校庭の中央には、白い石灰で引かれた整列用の線があり、その上に生徒たちがまっすぐ並んでいる。背後には背の高いプラタナスが葉を揺らし、古い校舎の淡い黄土色の壁が、くすんだ朝の光を受けとめていた。

 壇上では校長が、今年度の抱負を声高く宣言している。「互いを思いやり、支え合い、より良い一年を築こう」――そんな趣旨の言葉が、乾いた鈴の音のように繰り返される。生徒たちは無表情に、それを聞き流す。誰もがこの挨拶が年々同じような趣旨をなぞっていることくらい知っているのだろう。その中で僕は、列の後方に立ち、軽く目を伏せながら小さく鼻で笑う。結局、この手の美辞麗句は、並んでいる誰の心にも深くは根付いていないに違いない。普段から少しの意見違いや、わずかな行動の差で陰口を叩き合い、小さな不満を抱えたまま過ごしている連中が、なぜ今このときだけ結束を称えられるというのか。

 拍手が起こる。形ばかりの音が中庭に広がり、その一瞬だけ、この校舎と生徒たちは立派な調和を装っている。だが「僕」は知っている。こうした建前が、教室や廊下の日常のなかで、どれほど実際に息づいているかといえば、せいぜい飾り物程度のものだと。もちろん、それをいちいち指摘する気もない。わざわざ声を張り上げて嘲笑したところで、何も変わるまい。周囲の誰もが、内心では同じことを感じているかもしれないが、口に出すことなく、ただ儀礼として受け流している。ならば僕もあえて騒ぎ立てない。静かに見過ごせばいい話だ。

 列を崩し、教室へ戻る生徒たちの流れに混ざるとき、僕は軽く肩をすくめる。プラタナスの葉擦れが、静かな囁きのように耳をかすめて通り過ぎる。こうして学校生活が始まる。表面に飾られた理想を背負い、内心ではその空洞を感じながら、生徒たちはまた一年を過ごしていくのだ。

 その始まりの朝、僕は声にならない嘲笑を唇の裏側に隠しこんで、中世の町並みを遠くに滲ませる窓辺を思い浮かべた。なにも行動しないまま、ただ息をつくように、影をのぞくような(まなざし)を日課として携えながら。


 翌日、昼下がりの図書室は奇妙に静まり返っていた。図書室には、窓から入り込む淡い光が埃を浮かせ、蔵書の古びた背表紙が淡い羊皮紙色に沈んでいる。廊下を行き交う足音はここまで届かない。時折、司書がカウンターで本を整理する微かな物音だけがある。

 僕は窓際に立って、背の高い書架を眺めていた。特に読みたいものもない。ただ、喧噪から離れ、昨日の始業式に巻かれた上っ面の言葉を思い返している。すると、いつのまにかアードルフが隣に立っていた。彼は同じクラスの男子で、いつも穏やかな顔つきを崩さない不思議な存在だ。なぜか僕に声をかけてくる。

「こういうところに来るんだね、君」

 アードルフは、本棚に指をかけながら何気なく言う。その口調は柔らかく、追及する気配もなければ、機嫌を取るような調子でもない。

「うん、たまに」と僕は応じる。外へ出れば、あの表面上の美談やら友愛やらで飾られた校舎と生徒たちがいる。どこを向いても、言葉と行いの食い違いばかり。

「皆、欠点だらけなくせに、偉そうに良いことばっかり言うだろ」と僕は小声で毒づく。

 アードルフはほんの一瞬、眉を上げたように見えたが、すぐに気の抜けた声で答えた。

「そんなこと、誰だって知ってるさ」

 僕は思わず目を細める。「じゃあ、君も分かってるってわけだ。皆がたいそうなこと言いながら、実際はたいして崇高でもないって。だから僕は、それを嘲笑するんだよ。滑稽だろ? よくもまあ、あんな実態のない綺麗事を毎年繰り返せるもんだ」

 一息にそうまくし立てると、アードルフはまるで何でもないことのように、書架から古い哲学書を一冊抜き取って、その表紙を軽く撫でながら言った。

「へえ、嘲笑ね。つまり君は、その誰でも知っている当たり前のことを、わざわざ常日頃から唱え続けているんだ?」

 「唱え続ける」という言い回しに、少し引っかかりを感じる。僕は言い返そうとしたが、うまく言葉が見つからない。実際、僕は毎日のように心の中で、皆の見せかけの連帯感をあざ笑っていた。それは確かに、繰り返し続けた行為といえるかもしれない。

 アードルフは、その微かな沈黙を見逃さなかった。「願掛けでもしてるみたいで、ちょっと気味が悪いよね。だってそんなの、特別な発見でもなんでもない当たり前のことじゃないか。わざわざ毎日心に刻む必要なんてないだろ?」

 言葉を持っているはずの僕は、その一瞬だけ舌を噛んだようになり、何も返せなかった。彼の言い分は冷淡なほど淡々としていて、反論する隙を与えない。荒立てるでもなく、挑発するでもなく、ただ事実を告げられているような感触がした。

 アードルフは哲学書を棚に戻し、軽く首を振ると、「じゃあ、またね」と言って図書室を出て行った。

 風が窓辺でささやき、遠くの廊下で誰かが笑う声がする。僕は一本釘を打ち込まれたような心地で、その場に立ち尽くした。批判的な視線を隠し武器のように携えていたはずなのに、今、その鋭さが空回りしている感じがした。

 この小さな会話は、僕が常に握っていた優越感に、わずかな罅を刻んだようだった。


 翌週の朝、青みがかった薄明かりがコレージュの廊下を満たしていたころ、クラス内で一つの「出来事」が持ち上がった。遠足代として全員から集めた封筒が、担任が保管するはずのロッカーから消えてしまったのだ。

 始業前、わずかに騒ぎが起きる。「もしかして盗まれた?」と目を見合わせる生徒もいれば、「いや、先生が別の場所に入れたんじゃないかな」と首をひねる者もいる。担任が駆けつけ、薄く険のある笑みを浮かべながら「きっと何かの勘違いだろう」と言い、教室全体に「もう一度みんなで探してみましょう」と呼びかける。

 表面は慌てない振る舞いが続いている。生徒たちは机やロッカーの隙間、部活で使った道具箱の中まで、形ばかりに探し回る。それはあたかも、皆が率先して協力し合っているかのような演出だった。けれど僕は、そんな光景を机の端に頬杖をついて眺めながら、内心でまた冷たい笑いを浮かべていた。

 「ほら、見たことか」と心の中で呟く。誰も本気で他人を疑わず、同時に真剣に助け合いもしない。この曖昧な対応は、団結を鼓舞する清々しい場面とは程遠い。結局は、表向きの穏やかさを保ちながら、問題をうやむやにして過ぎ去ろうとしているだけじゃないか。もし本当に盗難なら、犯人を追求するのが筋だが、誰も本腰を入れようとはしない。「ミスかもね」「落としたんじゃない?」と微笑みながらごまかしている。

 ちょうどその時、アードルフが廊下から戻ってきた。彼も探していたというポーズをとったのか、肩を軽くすくめて教室へ入ってくる。そこで僕は彼に目で合図する。

「見ろよ、この調子だ」と視線で訴えるが、アードルフは相変わらずだ。微かな笑みか、あるいは無表情にも見えるその表情は、動揺も憤りも示さない。まるで朝、いつものクロワッサンとカフェ・オ・レが当然用意されているかのような風情で、再び自分の席に腰かけてしまう。

 僕はやや苛立つ。せっかく「皆が欠点だらけで、建前ばかり」ということを証明する材料が眼前にあるのに、アードルフは何も反応しない。空気が膠着したまま、クラスは他愛もない言い訳に包まれ、時が過ぎていく。遠足代は見つからないままだが、誰一人事態を深く穿りもせず、声を荒らげることもない。

 こうして「事件」と呼べるほどでもない騒ぎが、かすかな波紋を残してクラスに滲む。その波紋の底で、僕はまたも静かに嘲笑するが、その嘲笑は、いつかアードルフに「願掛けみたい」と揶揄されたことを思い出し、わずかに苦みを帯びていた。


 昼下がり、町外れから吹いてくる風が、中庭のバラ棚をかすかに揺らしていた。プラタナスの葉が淡く揺れる木陰で、僕はアードルフに声をかけた。遠足代の集金が消え、皆が「誤解かも」「もう少し探そう」と飾り物のような対応をする様子は、先刻まで教室で繰り広げられた。その様子を思い返すと、僕は不思議な喜びを覚えていた。やはり人間は高尚な建前を語りたがるくせに、実際には一向に踏み込もうとしない。欠点だらけだ、と。

「やっぱりさ、人間なんて所詮こんなもんだろう?」

 僕は軽やかに肩をすくめて言う。力を誇示するつもりも、馬鹿にするつもりもない、と自分では思っている。ただ、その当たり前の歪みを再確認するたびに、小さな勝利感を覚えていた。

 ところがアードルフは、相変わらず淡々としたまなざしで僕を見てくる。

「誰にだってわかることを、そんなふうに毎日引っぱり出して、いったい何が楽しいわけ?」

 僕は息を呑む。ここで否定すれば、まるで自分が異常なこだわりを持っているかのようだ。事実を指摘しているだけだよとかろうじて言い返すが、アードルフは微かに首を傾げる。

「事実? 確かに皆が完璧なわけじゃない。でも、そんな当たり前のことを日常的に反すうして、さも特別な見解のように振る舞うなんて、不思議だね。君は、もう少し違った形で物を見られないのかな?」

 その物言いは激しくはないが、鋭く僕の胸を突いた。まるで、腐った部分ばかり集めて味わっているように見える、とでも言わんばかりだ。僕は喉元に乾いた棘がひっかかったような不快さを覚える。好き好んでこんなことを言っているわけではないのに、なぜか正面から茶化されたような気分だった。

 やがて、その日の放課後、遠足代を入れた封筒が見つかったという知らせが走った。クラスで評判の「模範生徒」――いつも助け合いを唱え、皆を導こうとするAが教室で封筒を取り出したのだ。Aはしどろもどろに言い訳をした。「隠そうとしたわけじゃないけれど、クラスの本当の結束を確かめたくて……」と。

 あれほど正論を並べ、協調を重んじていたAが、わざと騒ぎを起こし、最後に自分が解決役を買って出ることで、仲間意識を演出しようと企んでいたらしい。

 教室に薄いざわめきが広がり、Aは顔を赤らめて下を向く。担任は困惑し、数人の生徒が困ったように目を見交わす。皆、Aがやったことに呆れているようで、だが激しく責め立てる者はいなかった。「まあ、次から気をつけてよ」と、あいまいな収束を求める声が上がる。こうして封筒は戻り、「事件」は表面上きれいに片づいた。

 その一部始終を、アードルフは窓際で見ていた。僕はその横顔を盗み見る。Aの行動は、表向きの理想を強引に維持しようとする奇妙な試みだったと言えるだろう。だが、アードルフはこの展開に驚いた様子もない。

 僕は心中複雑だった。人の欠点を面白がる自分がいる一方で、Aのように理想を常に見せつけようとする人間もいる。どちらも日々繰り返される行為に縛られているようで、両者ともになにか奇妙な固執を感じる。あの時、アードルフが言った「誰にでもわかることを、毎日噛みしめるなんて」という一言が胸の奥で燻っていた。欠点を指摘する自分、理想を押しつけるA、手口は違えど、毎日同じ方向へ踏み込む姿が、きっと不自然に映るのだろう。

 再びアードルフと視線が合う。僕は舌を噛むようにして黙り込む。嫌悪感と苛立ちが消えない。しかし同時に、自分がずっと見下し続けてきた光景が、あまりにも単純すぎる「反復」だったのではないか、という疑念が湧いてくる。

 こうして封筒事件は解決された。だが、その際に露わになったAの焦燥と、アードルフの静かなまなざしが、僕の中に小さなさざ波を立てていた。何が当たり前で、何がわざわざ反復するほどの価値を持たないのか――考えるまでもないことを、改めて問いかけられるような空気が残った。――「ちょっと話があるんだけどいいかい?」


 黄昏が石畳を淡い橙色に染める中で、校舎裏の小さなポーチに僕とアードルフは向かい合っていた。収束したかに見えた事件は、奇妙な後味を残している。Aが強引な手段で理想を押しつけようとしたことを知り、僕は思わず苛立ちをぶつけずにいられなかった。

「お前は、Aみたいな理想ばかり追いかける奴も、僕みたいに欠点ばかり気にする奴も、同じ穴の狢だって言いたいわけ?」

 僕は唇を歪め、胸のうちに積もっていた不満を吐き捨てるように言う。中庭の木々は風に身を浸し、誰もいない廊下からは遠い教室のざわめきがぼんやり漂ってくる。

 アードルフは校舎の壁に背を預け、少し首を傾げた。その眼差しはかすかに厳しく、僕を見据えている。

「君は、いつだって人の不出来な面ばかり注視しているよね。皆が理想と現実をすり合わせきれないなんて、誰でも最初からわかってる。それを毎日、さも新鮮な発見みたいにさらし続ける必要があるの?」

 声は静かだが、その響きには乾いた冷たさがあった。

「…何が言いたいんだよ」

 僕は防御的に問い返す。けれどアードルフは、飾り気のない口調で言い切る。

「そんなこと、日常的に蒸し返すなんて、ただ突っかかっているだけじゃないか。新しいものでもなければ、誰も気づいていない秘密でもない。なのに君はずっと同じことを繰り返して、そこのところで踏みとどまってるように見える」

 その言葉は、まるで脇腹にじわりと刺しこむ棘のようだった。僕は焦燥を覚える。

「僕は…特別なことを見抜いてると思ってたんだよ!」

 声がやや上擦る。「皆が言うこととやることは食い違ってる。その歪さを理解している自分は、一段高いところから世界を見下ろせているはずだと思っていた。それなのに、そんなふうにしか映らないのか?」

 アードルフは目を伏せ、息を吐くように言う。

「僕から見れば、Aが理想を塗り込めようとしていたのと、君が欠点を嘗め回しているのは、どっちも日常をこねくり回している点で似たようなもんだ。誰にでもわかるものを、わざわざ反復して強調しているだけさ」

 光が薄れ、外壁に這うツタの影が長く伸びている。言い返したいのに、言葉が出ない。僕は初めて気づいた。自分が特別な観察者を気取るために、毎日のように他人の不整合さを拾い上げ、その行為に頼り切っていたことに。そして、そんな態度がアードルフの目にはただの軋みとして映っていることに。

 僕は唇を引き結んだまま立ち尽くす。かつて感じていた優越感は揺らぎ、今や不格好な足場の上に立たされている気分だった。通り過ぎる風が微かに湿り気を孕み、薄闇へと溶けていく。なにも返せないまま、僕は自分の視点が思いのほか狭い囲いの中で堂々巡りをしていたことに、ようやく向き合わざるを得なくなっていた。


 週明けのホームルーム、遠足代の「事件」は過ぎ去ったことになっていた。

 普通と呼べるその流れは、最初からそうなると決まっていたかのようだった。誰もが、暮らしや関係に入り込む細かな不協和音を特別視しないまま、また次の日常へと足を進める。

 僕は机に肘をついて、その光景を眺めていた。今までなら、こうした曖昧な回収劇を「相変わらず薄っぺらな対応だ」と心の中で嘲笑したはずだ。だが、先週のアードルフとのやり取りが、まだ胸の奥に棘を残している。

 世界は初めから、輝きと濁りの両方を含んでいて、そんなことは誰だって感じ取っている。特別な発見でもなければ、指摘するまでもない――彼はそう告げた。確かに、僕は毎日のように人のかげりに目を凝らし、それをいちいち言い当てることで独自性を確保しようとしていた。それが、実は新鮮さも深みも伴わない、単なる習慣的な行為だったのではないか。アードルフの冷淡な言葉が、今さら脳裏で反響する。

 欠点を掘り起こして悦に入る態度が、しなびた果実の甘みを舐め続けるような行為に思えてくる。誰も止めなかったからこそ、僕はその役割を一人で引き受けていたのかもしれない。「僕は特別に透徹してる」と思い込むことで、実は逃げ場のない小さな円環を回り続けていただけではないか。そんな疑問が頭をもたげ、嫌な汗が指先ににじむ。

 Aの企みも、僕の嘲笑も、形は違えど、どこか同じような繰り返しに囚われていたのかもしれない。そう考えると、わずかな恥ずかしさと自己嫌悪がこみ上げてくる。

 クラスメイトたちはもう、別のくだらない話題で盛り上がっている。窓の外では、先週よりも冷えた朝風が細かい落ち葉を教室脇の花壇へ吹き寄せている。僕はそれを見遣り、何とも言えない苦い気持ちを抱えたまま視線を落とした。

 いつもと同じ朝の光が、壁にほんのりと色を落としている。その当たり前の景色が、今はやけに薄暗い底を持っているように思えた。


 放課後、廊下に差し込む西日が、壁の白い漆喰に薄赤い影を落としている。僕は窓辺に立ち、外を眺めていた。校庭では、集団でバスケットボールをする男子たちが、笑い声と叫び声を交錯させている。グラウンドの端には赤く染まった葉を抱える落葉樹があり、その下には、雑談に興じる生徒たちが小さな群れをつくっていた。

 アードルフはすぐ横の柱に凭れ、窓ガラスに映る景色を静かに見つめている。彼が今、何を考えているかはわからない。

 僕はわずかに肩を緩め、視線を窓外へ戻した。グラウンドには、騒いでいる友人たちがいる。飾り立てた言葉を並べていたAも、今は群れの中でうつむき加減に笑っている。そこには、行き当たりばったりの会話と、形ばかりの協力関係が漂っているだろう。そしてそれは大抵の場合、ありふれた日常の陰影に過ぎない。いちいち舌打ちするほどの価値があるのか――少し考えるべき時が来たのかもしれない。


 通り過ぎる風がアイビーの蔓を微かに揺らし、階下で誰かが呼びかける声がする。

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