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れみりゃとふらん、群れを作る。  作者: えねちるの
2/2

まりささん

遅れてすいません。

れみりゃ目線…


「まりささん、早く教えてくださいなんだどー♪」

「ふらんにも〜♪」

ま「わかったのぜ。まずは、おうちの作り方なのぜ。あの大きいダンボールの中に、小さいダンボールや、タオル、木の枝、大きい葉っぱとかが入っているのぜ。小さいダンボールは2個で、それ以外のものは1個ずつ持ってくるのぜ。」

「わかったんだどー♪」

「ふらんも〜♪」

走って材料を取りにいく。

この距離なら一瞬で済んだ。

「とってきたんだどー♪」

「ふらんも~♪」

ま「そうしたら、ダンボールを重ねるのぜ。そうした方があまり寒くないのぜ。」

「わかったどー♪」

「ふらんも~♪」

ま「次は、タオルを隅に置くのぜ。」

「わかったどー♪」

「ふらんも~♪」

ま「次は、………」


***


「ふぅ、ふぅ、終わったどー♪つ、疲れた…どー………」

「ふ、ふらんも~…」

終わったころには、日が暮れていた。

ま「ふたゆんとも、よく頑張ったのぜ。入居祝いにまりさがごはんを狩りに行ってくるから、休んでていいのぜ。」

「ふぅ、わかったどー♪」

「ふらんも~♪ゆぅ…」


***


ま「帰ったのぜー」

「まってたどー♪」

「ふらんも~♪」

ま「ふふっ、もう元気なのぜ?」

「そんなことないどー♪」

「ふらんも~♪」




こうして、まりささんとれみりゃとふらんは、楽しい夜を過ごした。

楽しくて、気付いたらいつの間にか寝ていた。

朝起きたら、まりささんは居なくなっていた。

受付の仕事をしに戻ったらしい。

今日も、まりささんはれみりゃとふらんに生活の基本を教えに来るらしい。

?「来たのぜー!」

すらっとした体、人間のような手足、さらさらの金髪の髪…。

まりささんだ。

「うー☆待ってたんだどー♪」

「ふらんも~♪」

ま「それはごめんなのぜ。じゃあ、最初は…体洗いについて説明するのぜ。」

「体洗い…?どうやってやるんだどー?」

「ふ、ふらんも~わかんない…」

ま「簡単なのぜ。家にある葉っぱを、体に擦り付けるだけなのぜ。」

「うー…なるほどーわかったんだどー♪」

「ふらんもー♪」

ま「ふたゆんとも飲み込みが早くて助かるのぜ。次は、料理の作り方なのぜ。これは実践してみるのぜ。」

「が、がんばるどー…」

「ふらんもー♪」

ま「まずは、木の実やキノコ…あ、れみりゃ達ならそこの水槽の野良ゆも狩れるのぜ。」

群れの敷地内に水槽があり、そこにはゆっくりが入っている。防音水槽のため、ゆっくりが騒いでも全く聞こえない。入っているゆっくりは全てここで産まれたゲスだ。

なぜそんなものがあるかというと、群れに住む捕食種が「狩る」という本能を忘れないようにするためだ。ちなみに、れみりゃとふらんは「ゲスは食べてもいい」と躾されている。

「わかったどー♪」

「ふらんも~♪」

***

「取ってきたんだどー♪」

「ふらんも~♪」

ま「そうしたら、火をつけるのぜ。大きいダンボールの中の新聞紙と木の棒を置いて、このライターで火をつけたらできるのぜ。危ないから、気を付けてやるのぜ。」

「やってみるんだどー♪」

「ふらんも~♪」

ボォッ…

見事に、火がついた。

ま「次は、このお皿さんに、木の実やキノコを入れるのぜ。」

「できたどー♪」

「ふらんも~♪」

ま「そうしたら、具材が焼けるまで待つのぜ。待っている間に、野良ゆの料理なのぜ。このボオルにゆっくりを入れてすりつぶすのぜ。その後、丸めてお団子にするのぜ。」

***

「できたどー♪」

「ふらんも~♪」

ま「よし、そろそろ具材が焼けたようなのぜ。お皿に具材を乗せて、火を消したら、完成なのぜ。火は、池の水をバケツですくって火にかけて消すのぜ。」

「やってみるどー♪」

「ふらんも~♪」

***

全「かーんせーい!!」

料理が完成した。

ま「さ、食べてみるのぜ。」

パクッ

「………ゴックン…しあわせぇー!!」

「……ゴックン…ふらんもぉ~!!」

ま「料理もちゃんとできたし、もう教えることはないのぜ。」

まりささんはそういうと、立ち上がった。

「また来るのぜー!!」

「まりささん、また来てほしいんだどー♪いろいろとありがとうなんだどー♪」

「ふーらーんーもぉ~♪」


れみりゃ目線終わり






ま「このふたゆんは、すごいのぜ。」


まりさは、そう呟いて小屋に帰った。仕事を再開しなくては…

ま「あの群れは、きっと有名な群れになるのぜ。」


約1700字!結構書きましたぁ…

次も多分遅れます!ゆっくり待っててね。

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