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第九話 巨像、絶命





巨像、絶命!

―前回より・玄白VSリージョン―


異様な変形を繰り返すリージョンの攻撃を避けながら、玄白は柔軟に立ち回る。

しかしながら、『細胞』による変身と、『融合』によって作り出した上記を逸した武器では、リージョンに有効なダメージを与えることは出来なかった。

よって玄白は仕方なく、秘めた第三の能力(・・・・・)を発動する。



玄白はリージョンと距離を取り、蠢くリージョンにその両目を向け眼鏡を外す。


そして彼の頭部は、両目を中心として大幅に変化。

その両目は膨れ上がり、巨大な水晶玉を思わせるかのような形となった。目以外は消失している。

それは嘗て第三部において、愛弟子・逆夜のクローンを迎え撃った時にその片鱗を見せた能力『梟雄』の一部であった。


未だ燻って蠢き続けるリージョンに、玄白は両目からレーザーを放つ。

リージョンは甲高い悲鳴を上げながらレーザーに焼かれるが、傷口はすぐさま再生してしまう。


「(…火力不足か?)」

そう考えた玄白は、続いて二つあった水晶玉のような目玉を一つに統合。

一回り程大きな目玉一つが出来上がった。

更にその目玉からもレーザーが放たれそうになったが、目玉は内側から光るばかりでなかなかレーザーを放とうとしない。

その間にも傷の癒えたリージョンは奇声を上げながら玄白へと襲い掛かる。

そして鋭い爪の生えた両腕が玄白に振り下ろされそうになった、その時。


玄白の単眼から眩いばかりの光と共に極太のレーザーが放たれ、リージョンの頭を中心にその上半身へと襲い掛かった。




一瞬の閃光の後、地面には上半身を焼き尽くされたリージョンの身体が転がっていた。

マントは焼き尽くされ、その不気味な本体があらわになっていた。

玄白は頭を元に戻し眼鏡をかけながら、動かなくなった義理の我が子に言う。


「…すまない、リージョン…。

あの仕事を君に任せるべきではなかった…これは僕の判断ミスだ…。


本当にすまない…」


そういい残し、玄白は立ち去ろうとする。

しかしながら、そうやすやすと事が進むはずも無い。




「wwwwwwwwwwwWWWWWWWWWWWWAAAAAAAAAAAAAAAAH!!」



「!?」



上半身をそれなりに再構成したリージョンが、玄白の眼前に現れる。

あれだけ負傷していながら、未だ生き永らえて居たのである。



「…あぁ、たびたびすまないな、リージョン…。

僕はつくづく親失格だよ…。

我が子に対する親の罪の中でも、得に重い罪を犯す打なんてね…。

『我が子を過大評価するな』は守っていたのだが、その余り『我が子を過小評価するな』という罪を破ってしまっていたようだ…」


つぶやきながら、玄白は再びリージョンに戦いを挑む。


そもそも、古藤玄白がリージョンを生み出したのは単なる好奇心等の感情からだけではない。

彼はリージョンという存在を以て、自らが抱えるある"謎"を解こうとしていたのである。

その謎とはつまり、『一個体でありながら、四の能力と化身を持つ』という謎であった。

彼は考えられない程長い時間を生きる余り二十余りの大学を卒業した先天性の異形であり、また生まれながらに能力と化身とを四つずつ持っていたのだ。

便利だと思いながらもその謎を解明できずに居た玄白は、ある時自らの遺伝子を細かく調べた結果、そのパターンが4つある事を知る。

そうして彼は、異形の能力が『個体につき一つ』ではなく『個体が持つ遺伝情報につき一つ』であるという仮説を打ち立て、更にふと思いついたデヴィル・フィンガー技術を以てその謎を解けるのではないかと考えた。

そして彼は、その余波が嘗ての仲間に及ばない様に組織を去り、昔馴染み(・・・・)であった不二子と再会。

彼女に協力する=人類殲滅計画に協力する代価として、軍隊の戦力増強という目的で研究時間と研究費を得た玄白は、早速自分のペットを擬似霊長に仕立て上げる。

更にそれだけでは飽き足らず、世界中を旅して高い資質を持った獣を探し出し、それらをも議事霊長に仕立て上げて支配下に置き、道中見つけた稀有な特性を持つ古生物異形をも篭絡。

現在の益獣部隊を作り上げたのである。


その中で玄白は、シンバラ時代に遺伝子操作実験の為自らのペットを改造して作り出した一匹のキメラをも人為的に異形化。

人格と能力の形成を観察した結果、複数の能力を獲得していることが判明。

こうして産まれたのが『超常』の異形・リージョンである。

自らの謎を解くことに成功し、また自らの仮説も実証出来た玄白は、そのまま適度に動き回り今に至るのである。


―同時刻・東京都―


崩壊した建物の中。

Y.M.A.ジャーナル編集長・竹本晴彦は、瓦礫の中で目覚めた

「……ん…あぁ…何があったんだ………?」


晴彦は自分の身に起こった事を思い出す。


「そうだ…記事を作っている最中にあの変な演説が聞こえてきて、それからロボットの軍隊が皆を殺して行きやがったんだ…そんでどうにか逃げ延びて生き残れたのは俺だけって訳だが………」


晴彦は自分だけ生き残った罪悪感に苛まれながらも、瓦礫の山を脱出する。

そして彼は目の当たりにした。

自分が見たくて見たくて仕方が無く、自分が報じたくて報じたくて仕方が無かった存在を。



「こ…こいつが……このデカブツが……『巨像』って…奴なのか……?」


そう。


『白い巨像』を。


それも、限界レベルの至近距離で。



「こいつが…漁船を握り潰したのか…。

こいつが…海賊船を沈めたのか…。


こいつが……こいつが……こいつが……俺の求めていた…最高のUMAか…。





ィやったぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおお!

遂に、遂に…遂に遂に遂に出会えたんだぁぁぁぁぁっ!

俺の夢!最高のUMA!

デカくて、怖くて、意味不明!

どんな生き物よりも大きくて、どんな生き物よりも怖くて、どんな生き物にも似ていない!

これこそまさに、未確認動物!

つーか、UME!未確認『存在』!

最早動物って枠で通用するかどうかも不明!

ザ・ワケわかんねぇ奴!

ザ・とんでもねー奴!

ザ・サイコーな奴!

MVP…MVPだよ、お前!

今年のMVPだ!

どんな奴にだって負けねぇさ、お前は!

どんな奴だって勝てねぇさ、お前には!


軍隊だって、世界だって、神だって、お前には敵わねぇよ!

何も勝てねぇんだよ、お前には!


だからよ、俺と天下を取ろうz―――




その一瞬で、晴彦は音も無く巨像に潰されてしまった。

無論、物理的な意味で。

頭から。



それこそが彼の、純粋な思いでUMAを追い続けた男の、最期だった。



―同時刻・空母内―


自軍の戦力はほぼ全滅。

残るは精々自分以外に一人か二人という所で、不二子は最期の希望を巨像に託していた。


「…|手塚松葉(あの男)は私にとって最大の脅威……故に奴が生きている限り、私は奴に殺されるかも知れない…。

…何故なら奴こそが、唯一私を完全に殺せる存在だから…。

でも巨像が奴を殺してくれれば…私は奴に怯えること無くあの作戦を実行に移せる……。

人禍はもはや壊滅寸前で、私達が率いる世界の完成図は再起不能…だったら、あの作戦を実行に移す他に、この計画を成功させる手立ては無い!


だからこそ今は待つわ……待つのよ私…。

きっと『白い巨像』が、私にとっての最大の脅威を取り払ってくれるに違いないわ。

もし巨像が負けたとしたら……考えたくもないけど、その時は…作戦を実行に移しつつ、奴と直に戦うしかないわ。

それで作戦完了まで凌ぐことが出切れば、私の勝ち。

どんな奴も私の邪魔は出来なくなる…例えあの手塚松葉―――いえ、我が愚兄『禽獣』でもね…。


それまでの辛抱よ、私…」


―再び東京都―


融合により完成した巨大生物・テラルアトホテップ(雅子命名)と白い巨像との対決は、そこそこ佳境と呼ぶべき状況にあった。


そもそも、両腕の時点で不利である。

鉄治の能力『金属』によって多目的に変形する右腕と、薫の能力『剣術』により、あらゆる攻撃を見切り受け流す左腕。

更に両足―直美と大志の強靱な脚力―も合わさって、巨像は『相手に攻撃出来ず、また相手の攻撃を防御することも出来ない』という、ゲームの戦闘パートで最も陥りたくない状況の一つに、陥ってしまっていた。

そして一方的に殴られること二分間。

巨体をボロボロにされた巨像が、その顔面に渾身の一撃を叩き込む。


メギャリッ!


甲殻で覆われた頭部に、特大級の拳が叩き込まれる。

その瞬間、巨像は勝利を確信した。


―これで、こいつ(・・・)の脳味噌は粉々になった筈だ。

―どんな生き物でも、脳味噌を壊されて生きていられる奴など居ない。

―だから、こいつ(・・・)も死ぬ。



―どいつもこいつも、僕を散々馬鹿にしやがって。


―僕は誰よりも強いんだ。


―だから誰も、僕に逆らっちゃいけないんだ。


―それなのに、どいつもこいつも僕を"使う"だの"滅ぼす"だの、下にばかり見やがって。


―とくにあいつだけは…あの変なことばかり言う男だけは許さないぞ…。


―あいつの所為だ…何もかもあいつの所為だ…。


―あいつが、悪いん――!?




憎しみの侭に拳を振り抜こうとした巨像だったが、その拳が何故か、一瞬にして、無くなった(・・・・・)



―な、何でだ?あいつ(・・・)の頭に、僕の手は刺さったはずだ。あいつ(・・・)の脳味噌に!確かに!



しかし、巨像の予想は見事に外れていた。

何故ならこの融合に於いて頭部全体を担当したのは、この形態の名付け親でもある楠木雅子。


彼女の能力は、『変化』である。

二年前の大学時代、北海道で遭遇した怪物ライアーから受け継いだこの力は、二年間で凄まじい進化を遂げ、無敵に等しいまでの変身能力として存在していた。

攻撃を受けたように見せながらも、その一方で頭を変形させ、巨像の拳を細切れにしていたのである。

更に金属の右腕が巨像の胴体にその鋭い爪を突き刺し、海へと放り投げる。


大波を立てて海に叩き込まれる巨像。

しかし、彼が体勢を立て直そうとするより前に、テラルアトホテップはその翼で空高く飛び上がり、両足でその巨体を踏みつぶしてから、刀の左腕を叩き込むと、巨像の上半身が刺さったままの左腕を掲げ、右腕で首をもぎ取り、叩き付けるようにして海に投げ捨てた。





嘗て災害として恐れられた『白い巨像』が、絶命した瞬間であった。



―同時刻・空母内―

テラルアトホテップが消滅するようにしてエヴァを除く元の10人に戻っていく最中の事。


「……まさか…そんな……巨像が…あんな即席合体技に負けるなんて…」


放心状態になりかけていた不二子は、どうにか精神を安定させると、秘めに秘めていたプランBへの移行を決意する。

しかし、その時。



ドォォォン!



響き渡る爆発音、揺れる船内。


「な、何!?どうしたの!?

る、ルルイエ!応答しなさい、ルルイエ!

……反応が無い…?

まさか…そんな馬鹿な……ルルイエはこの船の管理者という性質上、生きている状態でこの船にくっついていれば、船内の何処からでも認識出来るはず……彼が離れるという事はまず有り得ない……という事はまさか…





…殺された?」


不二子の顔から血の気が引いた。

この存在そのものが出鱈目の空母は、ルルイエの能力あってこそ成り立つ事が許されている。

つまり、彼が船の管理権を放棄したり、或いは絶命したりすると、何が起こるのかは正直予想が付かないのである。



不二子はひとまず総統室を脱出し、ひたすら外を目指した。

そして彼女が外に飛び出た直後、船が破裂音と共に巨大な空気の波動を放ち、海面へ無数の鉄屑となって散らばった。


波動に上手く身体を乗せ、どうにか板状の鉄屑へと飛び乗る不二子。

不思議なことに、鉄板は海に浮いたまま一向に沈む様子を見せない。


「…一体どういう事なのよ…何が起こっているの…?」


鉄屑の上に立ち尽くし、考え込む不二子。

そんな彼女の背後から、声がした。


「どうしました?総統」


不二子はその声を聞いた覚えがあった。


「―ッ!?その声、まさか貴女…天野翔?」

「ご名答ですぜ、総統。

この天野、古藤教授の助力もあって、暴力地獄のフチんトコから帰ってきましたとも」

「てっきりイタリアで死んだとばかり思っていたけど…貴女と博士が居れば百人力よ」

「あぁ、総統。その件でちと話がありましてね」

「話?」

「そ。話なんですよ」

オリジナルの小型円盤に立って浮遊する天野は、急に不二子に背を向けて、言った。




「俺ねェ、人禍辞めますわ」





「………………………は?」



思わず硬直してしまった不二子には、そんな腑抜けた声しか出せなかった。

対する天野は、そんなことなど気にも留めずに喋り通す。


「総統…いや、不二子・コガラシ…あんたの思想は中々のモンだった。

選び抜いた人間を異形化させ、弱者にも強者と渡り合うだけの力を与えることによる平等社会の実現…。

個性が失われることも、成長が抑制される事も無い、適度に住み易い平等社会の構築。


それがアンタのやり方だった。

そして俺は、そんなアンタに惚れてたんだよ。

だがよくよく考えてみるとそんなモンで平和って程、世の中単純じゃねぇ気がしてさぁ…教授に治療されてからはもう考え決まってたわ。


人禍なんぞに従ってたら、間違いなく早死にする。

俺ァこのチチとケツ初恋の野郎に捧げるまでは死なねーって決めててよ。


だからまぁ、アンタにゃ悪いが…人禍辞めるわ。

一人じゃ死ぬまで辞めなかっただろうがよ、今は教授が居るからな。

あの人はマジで頼りになるよな。

アンタなんかより、ずっと頼りになる。

辞表とかは、まぁ無くていいか。


そもそもアンタ―つか、テメェは元々―――ぉっ!?」


ドン!


不二子が右手を振り上げると、天野は不可視の波動によって吹き飛ばされてしまった。

天野が海面から顔を出すと同時に、不二子は叫んだ。


「皆嫌い!皆憎い!皆恨んでやる!皆殺してやる!皆、地獄に叩き込んでやる!


……WWWWUAAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaa!!」


天に向かって甲高い悲鳴のような声で吼える不二子。

彼女の全身からは白く粘り気のある濁った液体が漏れ出すと共に、その身体が徐々に形を変えていく。

その白い肌は黒い鱗に変わり、両腕は蝙蝠と爬虫類を併合したかのような翼手へと変化し、腰からは尾が生え、不二子は最終的に全長5m程の真っ黒なワイヴァーンへと姿を変えた。

その口からは炎が漏れ出しており、漆黒の外皮は所々がひび割れ、光り輝くオレンジ色の筋が毛細血管のように走っており、鋭く凶悪な目線と共に、ボディラインが女性的であるにも関わらず、美しさや艶やかさより、とてつもない凶暴性と攻撃性が感じ取れる。


―同時刻・東京都―


「…遂に本性表しやがったな…『飛竜』めが…」

「『飛竜』…?」

「そうだ。奴の能力は『飛竜』…その名の通り、『ドラゴン』に変身する能力だ…。

俺の『禽獣』は地球上に存在するあらゆる動物のデータが七系統に分かれて入ってるが、奴の場合はそれが『属性』に変わる…つまり言えば俺が自然界の象徴である一方、奴は知性の象徴って訳さ…」

「…確かにそうだな…漫画とかじゃ最強の代名詞なドラゴンだが、本来は人間の思考が生み出したブツだったわけだしな…って、兄貴?」

「手塚さん?」


気付けば松葉は、雅子と鉄治の傍らから姿を消していた。

見れば遠くの空には、あの白い獣の姿があった。


―同時刻・不二子―


「…コードネーム【HORD(ホールド)】発動!」


不二子はそう叫びながら翼を広げ、両腕を空高く掲げた。



するとどうであろうか。

日本国外の、それも遠く離れた地球上に存在する七つの大州にそれぞれ存在する標高の高い山々―俗に『七大陸最高峰』と呼ばれる山々の頂上を突き破り、巨大な竜の頭を模した機械らしきものが現れた。


その情報は各国異形連盟の情報網で世界中の連盟関係者に伝わった。

情報によれば、竜の頭七つは全て赤く塗られ、それぞれデザインが異なっているとの事であった。



「…これで、あとは私が持ち応えれば―――「持ち応えれば、何だって?」――き、『禽獣』!?」


黒い竜となった不二子の背後に浮かぶ、白い獣となった松葉。


「…で、持ち応えれば何なんだよ、『飛竜』?」

「……貴方に関係有るの?

まぁ良いわ。教えてあげる…。


七大陸最高峰に現れた七つの装置は、貴方が地球に逃げてから(・・・・・・・・)開発された、ゲヘナ革新派(・・・・・・)が保有する最強の対地球兵器『HORD』…指定条件下にある生命体を全て、一瞬にして、無差別に死滅させる力…。


作動まで37分…それまでこの装置の作動権限を持つ私が生き残れば、地球上に存在するあらゆる知的生命体は、この私を除いて何もかも全て死滅する!」


「ほぉ…つまりアレか。三十七分以内にテメェをぶっ殺しゃあ良いって訳だな?」




何だかとんでもない因縁がありそうな二人の、最終決戦が始まった。

次回「決戦:天使不在の黙示録」

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