表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/25

第2話「影の追跡者」

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。


物語は少しずつ動き出しますが、まだまだ拙い部分も多く、試行錯誤の中で書いております。

第2話では、主人公レンの心の揺れや、彼を取り巻く状況が少しずつ明らかになります。


読んでくださる皆さまに、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

夕闇が街を包み込むころ、神城レンのもとに一通の暗号化されたメッセージが届いた。

画面に浮かび上がるのは、国家治安局の特殊部隊「ゼロオーダー」の存在を知らせる警告だった。


『対象:クロウ。最重要懸賞対象。即時拘束、排除指令。』


レンは静かに息を吐き、フードを深く被った。彼が“クロウ”として立ち上がったことは、すでに国家の最重要事項となっていた。


翌日、学校。幼馴染のシオンは何かを隠すようにレンを避け、どこか落ち着かない様子だった。

「レン、大丈夫か?」そう声をかけるレンに、シオンは笑顔で誤魔化す。


だが、その裏ではシオンのスマホが不穏な通信を受信していた。

彼は、国家側と秘密裏に接触していたのだ。


レンはそんなシオンの不自然な動きを察しつつも、信じたい気持ちを捨てきれなかった。


放課後、レンは妹アカリのために必要な物資を手に入れるため、闇市に潜入する。

だが、そこにはゼロオーダーの刺客が待ち伏せていた。


激しい銃撃戦。レンは持ち前の冷静さと運動神経で辛くも逃げ切るが、傷を負う。

その場に駆けつけたのはシオンだった。


「逃げるんだ、レン!俺が食い止める!」


シオンの言葉に、レンは複雑な想いを抱く。彼は本当に仲間なのか、それとも――。


夜、レンの部屋で、彼は改めて決意を固める。


「俺は、正義のために殺されるかもしれない。だが、妹の笑顔を守るためなら、どんな運命も受け入れる。」


そんな中、AIセラフの画面に謎のアクセスログが残されていた。

「シオン…」


レンは静かに呟いた。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


今回はレンの過去や、彼が抱えている「正義」というものへの疑問に少しだけ触れる回になりました。

テンポや表現など、まだまだ未熟ではありますが、少しずつ物語を丁寧に進めていければと思っています。


これから先、彼の選ぶ道が皆さんの心にも何か残せたら嬉しいです。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ