閃光P
↑閃光Pのチャンネルアイコン(自作)
〈概要〉
6年前から動画共有プラットフォームである、「イロイロ動画」を拠点に活動している合成音声歌唱動画の投稿者であり、いわゆる合成音声プロデューサーである。
ユーザー名は「Lightning_spark」であり、P名もここからきている。初期の頃は「稲妻P」とも呼ばれていたが、現在は閃光Pに落ち着いた。本名および年齢は非公開である。
主に合成音声ソフトの「天音ソラ」を使用し、時折「稲妻イナ」を使用する。曲調は悲嘆的でゆったりとしたバラード曲やエレキギターと和太鼓を中心とした激しい和ロック曲を中心にしているが、『勇者様!いくらなんでも魔王相手に相撲はいけません』など、完全にネタに振り切った楽曲も存在し、作風は幅広い。
歌詞は中世期日本語と現代日本語が混在した文体で、日常を歌ったものから、壮大な冒険を歌ったものまで様々である。動画の概要欄によると日常を歌ったものは実話をもとにしたものが多い。特に『雷の日にサイフ落とした 』は財布を落としたその日に3時間で作ったものである。現在は完全にネタ化しており、この曲が200万再生を達成した際には「200万回も再生されたのなら、財布を落とした甲斐があります。」とコメントし、『避雷針』の初動の再生回数が伸び悩んだ際は「くそッ!もうこうなったらまた財布を落とすしか……ッ!」と落ち込みながら床を叩く自身のイラストを投稿した。
たびたび自身の楽曲をセルフカバーした、「歌ってみた」動画も投稿している。その重低音と特徴的なエッジボイスはコアな人気を博しており、常に歌ってみたランキングにランクインしている。歌ってみた動画ではタイトルに【】を多用することが有名であり、一部のファンからは「墨カッコ依存症」と呼ばれている。
PVのイラストも手がけており、一部の動画ではアナログで描いている。アナログ作画の場合は概要欄でその旨が書かれることが多い。概要欄によると『疾風迅雷』のPVに使用された水墨画風のイラストは本当に墨で描かれたものであり、ガチの水墨画であったことが判明している。
基本的に顔出しは行なっていないが、イベントなどにたびたび参加しており、「第6回イロイロ大評定」では音声のみで参加し、生歌を披露した。だが、近年では「本業」が多忙であるとの理由でイベントへの参加は減少している。
〈疑惑〉
現在、一部のネットユーザーにより、彼と物浮島の実質的な首長の1人である「タケミカヅチ」との類似性が指摘されており、同一人物説が浮上している。
この同一人物説は物浮島の外部公開文書になされている「タケミカヅチ」の署名と閃光Pのユーザーアイコンに書かれているサインの筆跡が酷似していること、また、「第6回イロイロ大評定」時の閃光Pの地声と「タケミカヅチ」の声質が酷似していることなどが根拠として挙げられているが、現在のところ、比較可能な資料の少なさから同一人物説は推測の域を出ない。また、閃光Pは声質などから20代であると考えられるが、「タケミカヅチ」を研究する研究者の間では「タケミカヅチ」が1200年以上前から生存しているという説を唱える者もおり、その場合、年齢的な齟齬が生じる。そのため、同一人物説である可能性は低下する。
だが、これは閃光Pおよび「タケミカヅチ」が人間であるという仮説に基づいたものであり、ほかの種族や付喪神であった場合はあまり矛盾は生じず、同一人物である可能性も十分に考えられるが、仮にそうであるとした場合、現世で受肉し、生物として形をなしているものが1200年以上にわたって生存(存続)している事例は稀であり、その時点でかなり人物の特定がされるはずであるが、いまだに人物の特定に至っていない。
現在のところ、同一人物説について閃光Pのコメントはない。
〈投稿曲〉
以下、閃光Pの投稿楽曲を列記する。カッコ内は現在(11/10)までの再生回数である。
『雨の日にサイフ落とした』(256万回)
『落雷保険』(204万回)
『落雷保険金が下りない』(132万回)
『避雷針』(220万回)
『疾風迅雷』(301万回)
『電光石火ヱクスプロージョン』(250万回)
『勇者様!いくらなんでも魔王相手に相撲はいけません』(145万回)
『でんせつのつるぎ』(227万回)
『とある付喪神へ送る鎮魂唄』(300万回)
『静電気体質』(245万回)
『メガネコワレタ』(221万回)
〈セルフカバー〉
『【哀愁たっぷりに】雷の日に財布落とした【歌ってみた 】』(147万回)
『【作った張本人が】落雷保険【歌ってみた】』(124万回)
『【喉をつぶしながら】避雷針【歌ってみた】』(94万回)
『【重低音強化コラボ】電光石火ヱクスプロージョン【歌ってない】』(337万回)
『【悲しいかな実話】メガネコワレタ【歌ってみた】』(150万回)
『【わが片割れ、わが右腕、わが命よ】とある付喪神へ送る鎮魂唄【この歌を捧げん】』(現在非公開)
〈参加したコンピレーションアルバム〉]
2/11発売『ジュウニントイロ vol.7』(『雨の日にサイフ落とした』収録)
7/3発売 『自作自演〜自分の歌を歌ってみてもいいじゃない〜』(『雨の日にサイフ落とした』収録)
12/5発売 『気象庁によりますと!』(『落雷保険』収録)
参考文献
「閃光Pって何者だ!?」『合成音声ってなぁに?』空島社、12月号、pp.21-23
『雨の日にサイフ落とした』の歌詞が出来ました→https://fictional-world.hateblo.jp/entry/2025/03/29/004834